肘の関節が痛いので、先日MRI検査をしてもらった。
自分は閉所恐怖症の気があるので結構怖かった。
台に寝転がると、台がせりあがり、奥に入っていく。
目の前10センチくらいの所に天井があり、耳にはヘッドフォンがあてがわれていてイージーリスニングが流れているが、外部から結構大きな音がガーガー聞こえてくる。
米国のグアンタナモ湾収容所でイスラム教徒を極々狭い箱の中に押し込める拷問が行われているらしいが、それを疑似体験した気がした。
確かにこれは怖い。
大きな音が鳴りますよ、何かあったらスイッチを押してくださいね、と緊急スイッチを持たせてもらったが、怖くなる人がそれなりの数いるのだろう。
30分くらいだったが、最初狭いところに押し込められたときはパニックになりそうで、いざとなれば足元は開いているので、機器の端をつかんで体を脚側に滑らせれば自力で出られるんだ、と考えているとややおちついた。そのあとは目を閉じて俺は狭いところにいるのではない、眠ろう、眠ろうと努めてたらだんだん楽になり、最後はやや眠るような状態となりやり過ごせた。
もしもっと狭いところでいつ解放されるかも分からない状況にたたされたら、くやしいが泣きをいれるのは間違いないと思った。
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