那須太社 錦輔 の日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

六三四の剣

2018-04-30 22:08:09 | 読書感想文

名作である。

多数の傑作を送り出されている村上先生の作品。

読み返して思ったこと。

最終巻で修羅に麻里さんが声をかけるシーン。

 

わたし、思うたんやけど・・・

阿修羅は、暴れまわり、天上の神々とさえ戦った末に・・・

ようやっと魂の救いをえたのやないかしら・・・

そうやとしたら、今あなたに必要な事は、惑い無く力いっぱい戦い抜くことなのかもしれへんん・・・

 

この場面でいえることではないかもしれないが、修羅には「負けること」が必要だったのではないだろうか。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京駅鍛治橋駐車場の夜行バ... | トップ | 没後20年 星野道夫の旅 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書感想文」カテゴリの最新記事