そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

楽器フェア。青柳さんにとってのベストプレイは、Chihanaちゃんと打田十紀夫さん。

2009-11-08 03:10:19 | 日々の泡立ち。


楽器フェアで、もう一つよいと思うのは、プロフェッショナル
のプレイヤーの演奏をごく身近で見れる事。
 ライブハウスの演奏も「身近」と言えるけれど、それよりも
さらに近くで見る事ができる。

 PAやアンプから出る前の生音が聴こえる事もある。リハ
もほどほどに演奏をする事から、「プロのトラブルの回避術」
がわかったり、そういう場合の表情に人柄が濃厚に出たり。

 後、CD、そして、DVDでもなかなかわからない色々な事
がわかる。その人が普段、楽器を弾く時、どの位の力加減
で弾いているのか、とか、とても勉強になる。「ガリ」っとし
たタッチの音しているけれど、ほとんど手首の返しだけで、
あの音を出しているんだな、とかわかったり。

 伝わるかな? やっぱり、照明もない身近な所で見るプロ
のプレイは、本当に勉強になる。

 今日も、わずか6時間のうちに、何人ものプロの演奏を見た
けれど、よいなぁと思ったのは2人。1人は、前から知っている
写真上のスライド・ブルースのChihanaちゃん。
 そして、リットー・ミュージックからたくさんのブルース系の教
則DVDを出している打田十紀夫さん(下)。

 お2人とも言葉が多い方ではないけれど、楽器に誠実に向
かう姿勢が感じられてよかった。照明ではなく、音響でもない。
ハートの熱さが試奏者も多くざわついた会場の空気を別のも
のに変えていた。今度、ゆっくりライブで演奏を聴いてみたい
と思った。

         路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
                 http://pub.ne.jp/solo_solo/

追記1・楽器フェアでは、必ずと言ってよいほど私のアイドル、
ギターリストの小川銀次さんに会う。今回は、演奏に触れる機
会に恵まれなかった。見たかったな。

追記2・今日は、志木駅前でキング・フィッシャー・ジョンとセッ
ション。10年前に吉祥寺の曼荼羅で歌っていた頃の歌を中心
に演奏したのだ。

追記3・打田さんに興味をお持ちの方へ。内田さんは、よくDVD
で話している「楊枝」はもう使っていませんでした。別の道具を
開発したようです。