
このお店、古い日本のギターの中級クラスは、
ほとんど7890円で売ってしまう(このクラスのギ
ターの査定は難しい。最初から、定価が高ければ
そういう扱いをすればよい。例えば、同じ型番なの
に、時代によって材質の違うものがある)。
こうしたものの中には、マニアが4万円前後で
売り買いするハカランダ(合板)のギターも含ま
れる。青柳さんは、あまりハカランダ材にこだわ
るタイプではない。それでも「カリッ」とくるあの
感じはいい。
日本全国のリサイクル店で、そうだ。店に並べ
られる「掘り出し物」に、ネックコンディションのま
ともなものは、なかなかない。それでも「お宝」は
ある。だから、「今日こそ」とか「もしや」と思いな
がら、通ってしまうのだ。何か、よいバイク旅用の
ギターに出会えないかな。
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/