4月末のロイヤルウェディング。ウィリアム王子とケイト.ミドルトンさんの婚礼は暗い世相に一服の清涼剤のようでしたね。
午餐会のシャンパンにはポルロジェが使われた事はお伝えしましたし、たまたま、そむりえ亭でも4月のグラスシャンパンに使っていましたので皆様にもお楽しみいただけたものと思います。
ロイヤルウェディングには午餐会の後、晩餐会も当然ありまして、これに使われたシャンパンは遅れて発表されました。
その昔、ダイアナ妃の時は、いわゆるプレミアムというかプレスティジなワインが振る舞われました。が、今回は晩餐会とはいえ御時勢を反映して抑えたスタンダードなものを選んでいました。
シャンパンは2種。いずれもローランペリエ社のものです。乾杯にはブリュットLPというスタンダードの辛口、デザートにはブリュットロゼで、やはりノンヴィンテージのロゼです。
しかし、どなたが選んだのか、私は良いセレクションだな、と感心しました。
特にロゼは特筆すべき出来ばえです。
ノンヴィンテージとはいえ、お安いのものではありませんが、プレスティジのロゼの何万円に比べるとグッと手頃です。何より香りに多面性があります。
乾杯に使っても、料理に合わせても、デザートに持ってきても何処でも活躍します。
セニエという少数派の造り方をするロゼシャンパン。ケイトさん、もといキャサリン妃の笑顔のようなシャンパンを第2のシャンパンとして今日からグラスで開けます。一杯2,800円です。
何度も書きますがお安いものではありません。しかし充実した味わいは決して後悔することはない、と思います。
是非一度お試しください。お待ちしています。