シャンパンの代名詞「ドンペリニヨン」
その名声の高さにやっかみ的な評価を下す人もいます。
が、やはりドンペリニヨンは高品質だからこそ、その名声があるのです。
しかも量も沢山造られています。
このドンペリニヨンを完成形に持っていくリーダーシップをとるのがリシャール.ジョフロワです。
彼は毎年の様に日本を訪れます。
日本料理が事のほか、大好きで「UMAMI=旨味」という言葉を世界中で使い広めたのも彼の功績、と言って過言ではありません。
昨日の昼は一緒にランチをしました。新しく出荷される「ドンペリニヨン.エノテーク96」の紹介が彼の来日の目的でした。
15年を経て、なお若い、しかし深い、複雑。
最近人気のシャンパンは樽熟成によって複雑味をだしたり、糖分無添加を売りにしたりしていますが、ドンペリニヨンはシャンパンの王道である、地域と葡萄のブレンドによって、それらを成し遂げます。彼の例えによるとオーストラリアの赤「グランジ」に同じ哲学を感じる、と言います。
リシャール.ジョフロワ。哲学の人です。
最近、そむりえ亭ではドンペリニヨンの在庫がありませんでしたが、近い内に使いたいな、と反省することになりました。