秋から春先の寒い季節は青魚のしっかりしたものが美味しい季節でした。
これから先は魚は白身や青魚でも左程に強くないものが増えますね。
血合いや脂がシッカリしているとシラーなどヤンチャな赤がバッチリと会うのです。
が、これからの季節の魚は濃くても紳士的な赤、例えばボルドーや円やかに熟したサンジョベーゼなどが出番の料理が多くなります。(勿論、そむりえ亭の話です)
ちなみにボルドーの赤を「重たい」と思ってらっしゃる方が多いようですが、アルコールも含め意外と重くない事が多いんです。
タンニンも余程の高級銘柄でない限り程よく酸も中程度。つまりバランスがいいのですね。
先述した「紳士的」と言う言葉が当たります。
色合いだけ見ると「渋くて濃い」イメージを持つようですが「人は外見で判断しない」と同じでエレガントな一面を発見してほしいな、と思います。
昔からボルドーは女王と言います。
お肉だけでなく、少し濃い味付けの、例えばカレイの煮付けなどにもうってつけです。
ボルドーに限らず、アルコールの高すぎず酸が円やかで少なすぎない、多少タンニンがあって色素も濃いワイン。
実は日本の食卓には重宝する、と言うのが私の認識です。
ご自宅でのお食事のお供にお試し頂けると面白いと思います。
え、怖い?
ならば、そむりえ亭でお試し頂いてから、が良いですね(笑)
お待ちしています!!!!