一昨年の11月だったでしょうか?
フランス南西部はマディラン地区の名門「アランブリュモン」のワインメーカーズディナーを致しました。
タナ種(アランブリュモンさんはタナートゥと発音)を使った不滅の寿命を持つワインでした。
今月は彼が畑を取得した時から30年記念の2009年産のワインを使っています。
シャトーモンテュスが彼の自慢のシャトーであり区画ですが、その中心部にある小さな部分は「ドメーヌラランヌ」と呼ばれています。
タナートゥが彼の生命ともいえる品種ですが、ここでは珍しくカベルネフランを使っており40%の比率です。
よって筋肉質なこの生産者のワインの中では飛びぬけてエレガントです。
しかし2009年というビッグヴィンテージですからボリュームは抜群。
丸く、強く、大きく、しなやか、です。
ボトルからボトルにデカンタをして時間を置くと華やかさも出てきます。
トムクルーズが自家用ジェットで度々訪れるシャトーでは大俳優でも従業員用の食堂でワイワイと食事をするそうです。
アランブリュモンさんの渾身のワイン。
でも、入荷量が無いそうなので困るんですよねえ・・・・