ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

ワインの裏技?

2016年02月24日 01時46分02秒 | サービス
どこの世界にも「裏技」といわれるものがありますね。

ワインの場合もあるようです。

例えばブショネを生き返らせる方法

とか

冷えていないワインを急速に冷やす方法

とか

サーベルでシャンパンを空ける「サーベラージュ」をグラスの底でする

とか・・・・・


他にはボトルに落としたコルクを抜き出す方法なんていうのもあります。

先日来、FBでその動画が出ていましてFBフレンドが反応しておりまして、そこに私も乗っかって「こんなやり方もあるよ」と・・・・

FB動画ではビニール袋を使っていましたが・・

例えば薄いナプキンをこよりの様に細くしてボトル深くに捻じり込み、浮いているコルクを布に絡ませて抜く。

或いは二本のタコ糸の端と端を手に持ち輪のある方をボトルにたらし、上記の布と同じ原理で抜く。

いずれもコツさえ覚えれば難しいことではありません。

このうち布でやると崩れた「厄介な」コルクカスが布に吸着されやすくて便利かもしれません。


しかし、この方法は知っていても殆ど使うことはありませんでした。

というのも、少なくても数分以上の時間がかかりますし、布がワインに触れるのは例え綺麗な布でも気になるものです。

まして抜くときに圧力がかかりますので「コルクを絞っている感じ」は尚更避けたいですものね。



では・・・

デキャンタ(空き瓶でも可)に移せばいいだけのことです。

コルクカスが気になるほどあるならポートワイン用のストレーナー(漉し器)やそれに類するもの、例えば目の細かい茶漉しで越せばいいのです。
この方がつぶれたコルクがワインに浸っている時間が短くて済みます。

またコルクが中に落ちるボトルは「コルクが弱っている古いヴィンテージ」という可能性が高いのですから、いずれにせよデキャンタしたほうがいいわけです。

少なくてもビニール袋、ナプキン、タコ糸などで引き抜こうとしていると「せっかく沈んていた澱」が舞い上がってしまいます。

ということで「裏技」は「表に出ない」ほうがいい、ということかもしれません。


「いやいや、表で使える裏技知ってるで‼‼」って方、いらっしゃいましたら教えてくださいませ。





さて昨日ご案内した「ミニワインメーカースディナー」

昨日中に募集8名のうち5名のご予約を頂きました。

残り3席です。
お早目にどうぞ‼‼


           樋口誠