樽

前にも書いたことがあったような気がします


樽を使った主にシャルドネなどを敬遠するむきがあることに対して「そんなことはない」「樽も大事な要素だよ～」と・・・


私の経験では20年から30年の周期で色々な部門での流行り廃れがあるわけでして、ワインに於ける「樽」もそうだと思うのです。


勿論、「樽風味」が必要なのではなく「樽という容器での柔らかな熟成」は様々なワインのタイプの中で「それなりの位置」にあるのです。


な～～んて言いながら、そむりえ亭での樽熟シャルドネの売れようは限られています。

しかし10数種開けている白ワインの中で、着実に必要とされる料理があるわけです。


ま、いずれまた「樽熟シャルドネ礼賛」の時流がやってくるのでしょう。


私としては「どのワインも仲良く付き合って」と言いたいだけなのですが・・・


どうぞ「樽なんて」などと言わず、美味しくいただく方法を模索してみてください。


　　　　　　　　　　　　樋口誠