昨日はサルデーニャ島の「セッラ エ モスカ社ワインメーカーズディナー」
ホテル時代から数えると3桁の回数のワイナリーのディナーをやっていますが、やはり田舎のワイナリーは趣きがありますね。
いや各国の有名産地ー言い換えれば高級産地も面白いのですが、そうでない産地にはそれなりの「珍しいやん」的なことがちりばめられます。
昨日の5アイテムのうち1点はカベルネソーヴィニヨンでしたから「インターナショナル」な部分も見せてきましたが、他はというと・・・
サルデーニャでそこでしか植えていないトルバート種の白、まさに地元感あふれるヴェルメンティーノ種やカンノウナウ種、カリニャーノ種などは他国でも作っている品種でも「あ、サルデーニャってちょっと違う」と思わせるもの。
地中海に浮かぶ島、というだけで暑そうに感じますが考えてみればシチリアの大分と北ですので「そんなに暑くないんだよ」とワインメーカーのジョバンニさんが言うのも肯けます。
日本に来る前の=1週間前の最高気温が25度位と言っていましたので「ああ、涼し気」と・・・
ですのでワインのアルコールも高すぎず、酸も落ち過ぎず、バランスのいいラインアップです。
何しろ安い。
そむりえ亭らしい価格でワインメーカーズディナーを組みましたので、社のワインノ上から準に5種選びましたガ、やっぱり安い。
キッチンも「いつもの品種でないワイン」でしたのでやりがいがあったようです。
昨日使った5種のワインは少なくても7月中はグラスで開けていますので、お試しいただければと思います。
20日にはアルザスの
「ジェラールメッツ ワインメーカーズディナー」です。
アルザスは有名産地の一角に名を連ねるかもしれませんが、社は小さなメーカーであまり聞かない品種もあり、楽しんで頂けると思います。
残り2席になりましたのでご検討をお急ぎください。
その次はいつになるのでしょうか?
楽しみです。
樋口誠