某スポーツ選手が「戦争や政治に関しては立場上あんまり言う権利はないというか、僕の一言で何かが変わるわけでもないと思うんですが・・」と言っています。
いやいや、権利のない人なんていないのです。
実際、各国のメダリストが多いに声を挙げています。
ただ、それは「上」とか「強者」とか「大きいもの」に向かっていなければなりません。
・下位にマウントを取る
・若者を馬鹿にする
・女子を低く見る
・権力者に媚びる
・大きなバックを盾に喋る
そういったことは問題外。
権力や体制に「小さな声」でも挙げ続けることは「いずれ何かを生み出す」ものです。
今では「Twitterのハッシュタグ運動」や「Change.org」などのネット署名サイトもあり、声のあげ方も多様化とともに身近にもなっています。
そう言えば昨日訃報が届いたミステリー作家西村京太郎さん。
近年は「戦争」を小説に盛り込んでいたそうです。
「正しくても正しくなくても戦争はダメ」と言っておられます。
私も蚊の鳴くような声ながら、何かを発信できるように心掛けたいと思います。
樋口誠