ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

僅かな事例ですが・・・

2022年03月20日 01時14分29秒 | ワインの事
大阪での桜の開花予想は23日、満開予想は29日。

いずれの日も休みですので、買い物ついでに近所の公園で愛でることにしたいと思います。

さて、ワイン業界にいて「あ、世の中捨てたもんじゃないやん」と思ったことがあります。

「ウクライナに出来ることは無いか?」と考えて、「ウクライナワインを使ってみたい」となるのは自然な事です。

が、残念というか、いやちょっと嬉しい、というか・・・・

という出来事が起こっています。

市場にあるウクライナワインがソールドアウト続出なのです。

もともと大量の輸入が為されている訳でもありませんので、仕方のない事と思います。

しかし、それでも多くの方が反応されている証左。

実はソムリエ協会でも全国の例会で使うことになっています。

ウクライナワインではなく鳥取県のワイナリーも「支援用ワイン」的なものを「青と黄」のラベルで販売しており、これも完売間近の様です。

輸入元さんにも鳥取のワイナリーにも、ウクライナ出身の女性がいらっしゃいます。

「この機に乗じて商売を」と言う姿勢では断じてありません。


私の周囲では「ワイン」ですが、他の範疇でも同様の支援の輪が広がっているのでしょうね。

「そんなもん買うたところで何もならない」的な声もあるでしょう。

ただ「何もしないよりはマシ」で良いのではないでしょうか?

私も次の手はないか?考えているところです。


         樋口誠