なにしろ22日、28日と「たった6日間隔」でワイン会をするものですから、お客様も右往左往されているとおっしゃられています。
申し訳ありません。
今日は、先に開催する「まあまあええワインの会」で使用する「ウニコ」←(赤字はリンク)について少し解説させていただきます。
正式には「ボデガス イ ヴィニェドス ヴェガシシリア社」の「 ウニコ」です。
シシリアと名前に入るものですから「イタリアか?」と勘違いされる方もいらっしゃいます。
スペインの至宝。
リベラ デル デュエロというエリアで「テンプラニーリョ種(現地ではティントフィノ種という)」に少しの「カベルネソーヴィニヨン」を合わせ木樽発酵、木樽熟成(͡小樽、大樽、新樽、古樽すべて使用)。
特筆すべきはその熟成期間で、樽で6年、瓶熟4年を経て出荷されます。
結局10年の待機時間があるわけです。
以前は10年の樽熟でしたが、短縮しても6年。
長く木樽に入れることはリスクと経済的な事を考えるとなかなか出来ることではありませんし、高価なボルドーワイン等でも「長くて3年まで」です。
余程の自信ですね。
ご当主アルヴァレスさんとお食事をした時に「以前の10年樽熟は長すぎた」と茶目っ気たっぷりにおっしゃっていました。
今回使用するのは2008年のマグナムボトル。

15年の時を経て良い感じ、の筈。
「力強さ」「優美さ」「複雑さ」「芳香」etc、グランヴァンの要素をお楽しみ頂けるものと確信しています。
当日は14名様で分け合っていただきます。
(上の行はリンク)
この機会にどうぞお試しください。
樋口誠