そむりえ亭では現在の所、シャンパングラスを含め10種類のグラスをワイン用に使っています。数の少ないものもありますが、ワインの特性ごとに変えて使うのです。
温度を管理する方法として、或いは酸味や渋みの調整の為、そして酸素の供給の為。また、香りの立ちかたのコントロール。様々な理由でグラスの形は考案されています。
今月はオレゴン、ワシントンのワインをお勧めしていますが、オレゴンのピノノワール用のグラスがあります。決してオレゴン以外のワインに合わないということでもありませんが、少なくとも上質のオレゴンピノノワールは普通のピノノワールのグラスで試すより、数倍の感動を受けます。昨年より販売されているグラスですが未だお持ちではないお店も多いのではないでしょうか?
今お出ししているメニューの内、イベリコ豚のタンの煮込みには是非オレゴンピノノワールをこのグラスでお勧めしてみたいと思います。他、定番の鴨とのマッチング、山鳩との対決もよさそうです。
3種類あけているオレゴンピノノワールのうち、2種類にこのグラスを使っていますので是非お試しください。