ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

クーラーも・・・・

2012年09月20日 02時18分12秒 | ちょっと休憩

いつも自転車で帰るのですが、最近は涼しくなっている、と実感していました。

しかし、家に帰りつくと、自転車での運動が効いてきて、汗が噴き出てきたのですね。

当然、クーラーに手が行きます。

 

が、今日は全くその気になりませんでした。

秋到来の印でしょうか?

気温も、瞬間的に30度を超えますが、ほぼ20度台で、湿度も低めです。

気持ちいい季節になった、という事ですね。

キノコも香るし、ジビエも美味しいし、です。

そむりえ亭では、予定では今日から白トリュフが入ります。

例年より、やや高めですが、ま、季節のご挨拶ですので、清水の舞台から飛び降りるつもりで仕入れる予定です。

今日夕刻のFBで入荷の有無を報告いたしますので、楽しみにお待ちください。

トロトロのスクランブルエッグが、何と言ってもお勧めです。

言っときますが、まず香りを楽しむのは従業員なんです。

お楽しみに!!!


昨日は・・・・

2012年09月19日 02時09分46秒 | ちょっと休憩

古くからのソムリエ仲間で、少し前まで神戸で「ヴァカンツァ」というレストランを経営されていた島田靖子さん

その頃は弟さんがシェフで彼女がソムリエという微笑ましく美味しいレストランをやっておられたのです。

が、弟さんが結婚をしてお嫁さんがサービスに入ることになり、心機一転ワインショップを始められました。

JR神戸線住吉駅をおりて2、3分でしょうか?

Enoteca la Sirena」(エノテカ.ラ.シレーナ)というこじんまりしたワインショップ。

イタリアンで長年ソムリエをして、また、イタリアでも勉強をした彼女らしくイタリアワインが中心。

しかし、他の国のものもチャンと置いています。

まだ、沢山の品揃えではありませんが、試飲カウンターで彼女の道案内でワインを選べるのは楽しいと思います。

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乗馬や波乗りもこなすヤンチャな人ですが、「納得のいく自分が置きたいワイン」を標榜して、商売っ気より、楽しさを売りたい、という事です。

レストランを長年経営してきたわけですから、利益を出すのは大変、と判っていながらの開業。

神戸からお越しの方々には是非、立ち寄って頂きたいお店です。

(リンクはFBのページです)


やっぱり・・・・・

2012年09月18日 03時39分55秒 | ちょっと休憩

昨日のブログネタは、珍しくも私が服を買う、という不謹慎?なものでした。

勿論、お洒落着を買う、と言う話ではなく、着るものがなくなったので、やむなくユニクロの通販で買う、というみみっちい話なんですが・・・・・・

それでも、「樋口よ、お前はぼろ布でも着ていろ!!」という神様の思し召しか、今日は帰りにえらい目にあいました。

そうです。店を出るまで止んでいた雨が、いきなり豪雨です。アッという間に前進ズブヌレ、メガネは見えない、ズボンは足にまとわりつく、という事態でした。

やっぱり、私は「服を買う」なんてことを書いちゃダメですね。

よーく判りました・・・・・

さて、今日は第3火曜日につき定休日です。

特別な用事はありませんが、チョコッと銀行の用事を済ませ、知り合いの店のお祝いをしようと思います。

という事で明日以降にお目にかかりましょう!!


服屋さんが苦手です。

2012年09月17日 02時19分35秒 | ちょっと休憩

お恥ずかしい話ですが・・・・・

私、樋口は服屋さんで服を買うのが苦手です。

どうも、オシャレのセンスが無いので、店員さんに尋ねられたり、要望を言うのが恥ずかしいのですね。

ですから同じ服を何年も着ている、という事になります。ま、お金が無い、と言うのもありますが・・・・

それと、別に雨風を凌げれば何でもいい人なんですね。

しかし、そんなことばかり言っていると着るものが、ホントに無くなってきました。

で、勇気を出してユニクロのウェブで買い物をすることにしました。

先ずはカッターシャツです。

それが先日到着したのですが、サイズも着心地も充分満足です。

これは良いな!!とばかりに昨日はズボンや上着も発注してしまいました。

イケるもんですね。

一日のほとんどが制服で過ごしますから、私服を皆様にお目にかけることは、ま、ありませんが、「いつも同じ服を着ている樋口が少しだけ、新しいのを着てるな」と軽く流してください。

という事で、新たな気分で今日も仕事に頑張りたいと思います!!

お待ちしています!!!!


夕立

2012年09月16日 02時27分41秒 | ちょっと休憩

昔は「夕立」と言ったものなんですが、最近は「ゲリラ豪雨」と言っていますね。

暑い季節の宿命ですね。

しかし、今年は「豪雨度」というのか、なんて言うのか、凄いものがあります。

さ~~っと降ってピタッと止む、と言うのではなく結構な時間降り続きますし、「たらいをひっくり返したような」水量で降るものですから傘が役に立ちません。

「たらいをひっくり返したような」という言葉は昔からある訳ですから、今に始まったことではない、とも言えるのですけれど・・・・・

お蔭でご予約のお客様も到着できない、と言う状況です。

しかし天災には勝てませんし、勝とうと思うとえらいことになりますよね。

どうぞ、そういう時は遅れて頂いて何の問題もありません。(ただし一報くださいね。)

無理をしてびしょ濡れで、衣服が気持ち悪い状態では美味しく頂けませんしね。

ま、ゲリラ豪雨は、あくまでもゲリラです。

何時間も続くという事はありません。

そむりえ亭は待ちますよ!!

今後の温暖化の続く気象状況は、以前とは違ったものになっていくのでしょうし、我々も覚悟をもってお客様をお迎えする必要があります。

どうぞ、同業者の皆様、寛容に受け入れて、明日に備えましょうね!!

そして、お客様は「命を張って」まで急ぐ必要はありません。「確実にゆっくりと」お越しくださいませ!!

お待ちしています!!


ワインの重さって?

2012年09月15日 02時18分42秒 | ワインの事

よく言われることです。

「重~~いワインが好きやねん!!」「フルボディのワイン!!」と・・・・

しかし、お話を伺っていると「そのワインはそんなに重ないんやけどなあ」ということが有ります。

たいていの場合、それは渋いワインの事を指しています。

確かに渋いワインで重いワインはありますが、渋い=重いワインではないんですね。

仮にそうだとしたら白に重いワインは無い事になります。

例えばモンラッシェやコルトンシャルルマーニュは「非常に重いワイン」ですし、ニューワールドのシャルドネは大概重いですね。

それらの白に関しては赤より後にサーブしたほうが良い事も度々あります。

 

重さを構成する要因は

1:アルコール

2:酸:

3:タンニン

4:ミネラル

5:樽からの溶出物

などです。

いい例がローヌのシラーやボルドーの左岸のワイン。

例えば欧米の専門誌を見てもボルドーは大概の場合「ミディアムからミディアムフル」です。

タンニン以外の要素は、カッコよく言うと「ジェントル」ですね。だからボルドーは女性的と言われるのです。

若いうちか判りにくい人でも熟成すると判ります。タンニンという毛皮のコートを脱ぎさったあとは「エレガント」な女性像が浮かびます。

逆に良いブルゴーニュは熟成しても酸、アルコール、ミネラルはボルドーより豊富に感じます。

という事で、お店で何か一本注文するときに「重いワイン」というとイメージと違うワインが出てくることになりますから、「渋いワイン」とか「歯茎に浸みるワイン」などの言い方がいい、という事なのです。

或いは実際に重いワインをこれまでと違うワインで体験されて、新しい世界を体験するのも良いですね。

 

なんて言いながら、そむりえ亭では、一本でお出しすることもないですし、重いからお出しする、という事もありません。

料理に合わせて丁度いいものをお勧めする、というスタイルですので順に重さを体験頂けると思いますよ!!

さて、どんどん気温が秋に向かうこの頃、美味しい食材とワインを重い軽いに縛られずお楽しみくださいね!

お待ちしています!!!!


さあ、今日から〇〇の登場です。

2012年09月14日 02時00分20秒 | お勧めメニュー

ま、わざわざ〇〇と書く必要もないんですけどね・・・・

今日からジビエの登場です。

既に使われている店もあるかと思いますが、そむりえ亭は今日からなんです。

スコットランドのもの。

私のこだわりで雷鳥からの登場です。

当たり前の話ですが日本の富山.立山の雷鳥は天然記念物ですから、使えませんが、スコットランドでは「フェイマス.グラウス」というスコッチウィスキーが有る位に雷鳥は有名です。

何しろ、見事な赤身です。「鉄~~~~~ッ」て感じが滲みでる、綺麗な赤。それでいて堅くなく、臭みもありません。

シンプルにローストします。

ワインはシラーにしたいな、と思います。若いのが良いですね。

雷鳥の鉄分をシラーのスパイシーさが相乗しますよ!!

                                                                                            今の所、なるべく切らさないように、とは考えていますが、沢山同時には在庫出来ませんので、売り切れ御免でお願いします。

ある程度の期間を経て、別のジビエに切り替えたいと思います。

 

でもって、ジビエ以外のお肉もちゃんとありますので苦手な方は、牛、仔羊、鴨などでお楽しみくださいね!!

お待ちしています。


料理の色と温度

2012年09月13日 02時41分00秒 | 食・レシピ

よく言われること。

肉に赤ワイン、魚に白ワイン。

これはまんざら間違いではありません。

高級フレンチに限らず、洋食では魚と言えば白身を指すことが多く、シンプルなグリルやムニエルの様な料理が目立ち、白が合うという事になります。

肉はと言えば赤身の牛や仔羊、鴨などをコショウなどをして焼きます。

赤が合うのです。

しかし、実際の所は違います。

例えば、日本で使われる魚は青魚が多く、生でも焼きでも赤に合うのですね。

逆に肉はしゃぶしゃぶの様に、或いはフライドチキンの様に、爽やかな柑橘の酸味で頂く料理が多く、白に合う、という事が多い。豚料理なんてその典型です。

つまり色の濃い素材の色の部分=青魚の血合い風味やワタの香りを生かす料理は、同じ様に色の濃い赤で合わせることで、欠点をカバーし、円やかさにつなげます。

肉でも白身の鳥、豚、或いは牛でも焼き色のつかないしゃぶしゃぶは白い仕上がりですね。サッパリと食べたい方向性ですから、白なんです。

 

温度も同じことが言えます。

冷たく頂く場合は赤身でもサッパリ食べようとします。ローストビーフでもサラダの時は酸味のドレッシングで頂きますから、白の相性に近づきますね。

逆に白身の魚でも醤油で煮つけてアツアツで頂く場合は酸味はいらない=白の出番なし=赤が美味しい、という事になります。

 

お家でワインを頂く時の目安にしてください。

色の濃いものは赤、薄いものは白。

冷たく頂く場合は白に近づくことが多いし、熱く頂く場合は赤に合う料理法になっている事が多い。

ま、何事にも例外はありますから、それは聞きに来てくださいね。

家で飲むワインが美味しくなければ、ワイン文化は広がりませんね。

今日書いた事は、非常に簡略化して書いていますので、判りにくいかも知れません。

何時でもそむりえ亭で実験してください。

お待ちしています!!!


2点あります!!

2012年09月12日 02時24分38秒 | ニュース

9月も中盤に差し掛かりましたね。

1:さて、12日(水)は久しぶり、でもないかな、東京での会議です。

よって私、樋口は18時のオープンには間に合いません。18時半から19時の間に戻れれば、と言う所です。

実は早い時間にもご予約を頂いております。「あ、私や!!」とお気づきの方は、どうぞ、ゆっくりと始めて頂ければ、と思います。直ぐに追いつくと思います。

2:金曜に本年最初のジビエがスタートいたします。既に入っているお店もあるようですが、今の時期はスコットランド産です。

そむりえ亭ではグルーズ=雷鳥からのスタートです。綺麗な赤身の美味しいお肉です。季節の味わいをお楽しみください。

13日からですのでお間違いなく!!

シッカリした赤で合わせましょうね!!

という事で、連絡事項2点、宜しくお願い致します!!


若いワインでも・・・・・

2012年09月11日 02時38分40秒 | ワインの事

デキャンタをしないが良い事が有ります。

大概の若いワインはデキャンタをすることで堅さがほぐれて、タンニンが丸くなり、香りも開いてきますが、場合によってはデキャンタせずに、抜栓後、じっくりと時間を置いて「ひたすら待つ」に徹する必要があったりします。

例えばスペインのリオハのグランリゼルヴァの様に「樽熟3年以上、瓶熟も含め5年以上」と言うような規定の場合、樽からボトルに詰めて、かなりの時間が経過しているワインはデキャンタしても大丈夫です。

しかし多くのワインは樽から瓶詰して、あまり時間を置かずに出荷されるのですね。

そうしたワインを直ぐに飲もうという場合、最後に添加したSO?がデキャンタによって暴れだし、嫌な香りを漂わすことになります。中身が落ち着いていないのです。

「どれくらい待つのが良いの?」と聞かれますが、ま、最低半年は待ちたいですね。

高級なワインの話です。高くなればなるほど、待ちたい、と言っていいと思います。

折角、高い料金を払って買ったのですから、真価が発揮できないし状態では勿体ないですね。

 

といっても、これは1000円、2000円のワインの場合、気にすることは無いかな、とも思います。つまりデキャンタが必要な堅さが無いからです。

例えば、10000円以上するようなボルドーやローヌ、スーパートスカン、と言われるようなワインの2009年より若い場合は是非待った上げてくださいね。