御礼、そしてお詫び

昨日は天皇誕生日であります。

そして私の誕生日でもありました。

皆様には沢山のメッセージをFBなどで頂き、有難うございました。

その数200余り・・・・・・

私のような「男」にはバースデーメッセージは勿体ない限りです。ましてや54にもなるオッサンです。有難いやら勿体ないやら、こそばゆい一日でした。

お蔭でメッセージに対する返信も追いつかず、多くの方には「有難うございました」の繰り返ししか出来ませんでした。申し訳ありません。

もっと言わせてもらえるなら、私はFBでも、敢えて皆様にお祝いの言葉を差し上げていない不届きな男です。

お友達全員にメッセージを差し上げられるなら良いのですが、中にはお顔が浮かばない方もいらっしゃり、全員にメッセージ出来ないのなら、しないほうが公平かな、と思ってしないのです。

決して皆様が嫌いなわけじゃありませんよ!!!

大好きなゆえの決断だったのです。

そんな私なのに・・・・・

本当に有難うございます。

なんて言っているとクリスマスイヴです。

おそらく一年で一番忙しい一日です。

皆様のメッセージを胸に刻んで頑張りたいと思います!!

有難うございました!!!!!!!!!!!!!

普段は勧めませんが・・・・

そむりえ亭を開業した時に考えていたことに「アラカルトのみでいく」という事があります。

ホテル時代にコース中心でやっていて「なにか違うなあ？」「好きな料理を選ぶ方が楽しいに決まってる」と思ったからです。

勿論、周年の時はお勧めメニューを造りますし、接待する様なお客様にはゲストが遠慮しない様にとお任せいただくことも少なくありません。

また、マリアージュのバラエティを求めるお客様からも「自分で料理を選ぶと偏ってしまうから選んで!!」と言われることも多々あります。

ですからクリスマスコースをご用意しているのも、そういうご希望に沿うためなんです。

が、本来はご自身で選んでほしいのです。

といいながら、坂本君、良いクリスマスコースを造り出しました。

どれもバッチリお勧めできる出来栄えですね。

白子、フォワグラ、大きな海老、猪などなどアラカルトで分解してお勧めしても恥ずかしくありません。

しかし、グランメゾンやホテルで頂くコースに比べてもそん色ないのでは、と自画自賛したいお料理、是非お試しください!!

今日23日は遅い時間（21時半頃）には次のお席が１、2卓出来るかな、と思っています。

一度、ご確認のお電話を頂ければ、と思います。

葡萄品種

ワインには沢山の葡萄品種があります。

数えきれないでしょうね。

しかし、沢山と思っていたら、アレとコレとソレは同じ品種だったってことも少なくありません。

例えば、ネッビオーロ、スパンナ、キアヴェンナスカ等は同じ葡萄の異呼称。ゲヴルツトラミネールはサヴァニアンロゼとも言います。シラーはオーストラリアではシラーズ、なんて皆さん知ってますよね。

さて、では呼び方が違うだけで品種が同じなら、同じ様なワインが出来るかと言えば違います。

シラーとシラーズは明らかに違います。

酸、アルコール、樽風味などなど、大きく異なります。

何故か？

まずは気候が違いますし、土壌も違います。

生産者の目指すものも違います。栽培方法、収穫時期も違います。

第一同じ品種でもクローンが違ってるかもしれません。更には台木の個性も違いますね。

クローンや台木が同じでも気候や土壌が違うと逆の仕上がりになる事すらあります。

或いは発酵の時の酵母が違うと複雑性が全く異なります。

寝かせる樽のサイズでも、樽の新しさでも違いますね。

私は生産者ではありませんから、偉そうなことは言えませんが、一つの品種を育てるってことは大変な苦労なんですね。

どのクローンがどの台木にあって、もとよりそこの気候に即しているか？稙密度や剪定は？

収穫は酸を残すか、完熟させるか？酵母はどうする？

発酵温度は？

一年では答えは出ませんね。しかも、毎年気候は違う訳ですから２，３年掛かっても判りません。

造り手さんには哲学が有るでしょうから、そこに到達するまでには膨大な時間と資金が掛かりますよね。

さて、では私達はどうするか？いや私はどうするのか？

私は特定のワインのみを扱う仕事ではありません。料理に合わせて売る仕事です。

とするならば同じ造り手、同じ品種のワインであっても「この年のはアレに合わせよう」「この年のは冷やそう」「この年はもう少し待とう」と考えるだけです。

前にも書きましたが私にワインの優劣はありません。

今後共に生産者の皆さんには様々なワインの提供をお願いしたいものです。

シャンパンの季節!!

昨日位からクリスマスシーズンだなあ、という忙しさです。

お断りも発生して申し訳ない気持ちです。

一昨日などはヒマだったのにねえ、って感じです。

さて、もう最近はクリスマスだからシャンパン、ってことも無い位に普段からシャンパンを飲む方は増えていますね。

しかし、このシーズンはよりその傾向が強いように思います。

という事で、そむりえ亭では暫く4種位を開けるつもりです。

お料理の色々な場面で登場させられる様にスタンバイいたします。

冷たく冷やしたスタンダードなもの

綺麗なロゼ色の香りたかいもの

熟成して旨味と香ばしさのしっかりしたもの

長期熟成で別次元に達したもの

等を開けますね。

勿論、お出しする温度やグラスもそれなりに替えてお出しします。

それが可能なのはシャンパンだからですね。

葡萄由来の爽やかな酸、熟成途上で得た円やかな乳酸、ガスの軽やかさ、アミノ酸のコク、酵母由来の香ばしさ・・・・・・・・

つまりシャンパンは沢山の方向性を持っている訳です。

料理との相性の点でも両手両足をフルに使った相性を見いだせます。

他のワインに比べて平均価格は高いものの、それだけのことがあるのがシャンパンです。

「今日はシャンパンを大目にアレンジしてね!!」とお声を掛けて頂ければ、ご用意させて頂きますよ!!

お待ちしています。

2点あります。

１：昨日は爆睡してブログ更新を怠った、という「記念すべき？」日でした。

実は友人ソムリエ2人とあるワインバーで飲んでいたのですが、２軒目はそこのソムリエとお客様も一緒になってバーに行ったのですが、記憶が無いのです。

なんでも偉そうにコンクールの事やベネンシアドール（シェリーに関わる仕事）について語りまくっていたそうで、穴があったら入りたい気分です。

記憶をなくすのは5年ぶり位で、酒を飲むようになったからでも数えるほどしかないのですが、今の立場＝年が上で肩書きがある身＝で、そんなことは許されませんよね。

反省!!!!!!!!!

２：さて、フレンチの世界では幻に近い扱いの鳥であるベカス。ヤマシギ。

今日２羽入荷致しました。

そむりえ亭位の店では年に１羽入ればラッキーな鳥ですが、今回は２羽です。

貴重なだけにお安くありません。半羽で7,000円頂戴します。（フォワグラも使いますが・・・）

シッカリした身質で香りも野生的。長いくちばしが特徴の逸品です。

強い赤で楽しんで頂きたいですね。

といっても、今シーズンにまた入荷するかどうか判りません。

今回は予約優先でお出ししますので、ご要望の方はご一報ください。

ただし、クリスマス期間はお席が埋まっていますので、今日、明日が勝負かな、と思います。

既に御予約済みの方は「ベカスが食べたい」とお電話くださいね!

お待ちしています!!!!!

うかつにも・・・・

一昨日の睡眠不足を忘れて、昨日は実家に顔をだし、その後友人たちと一杯やっておりました。

で、いつの間にか日が替わらないうちにうちに爆睡してしまいまして、ついにこの時間までブログ更新を忘れておりました。

申し訳ありません。お恥ずかしい限りですね。

ということで、今日は睡眠充分。

気合を入れて頑張ります!!

昨日は・・・・・

昨日は東京での会議からの出勤で、穏やかな営業が始まりました。

が、後半に入って、坂本君が怪我をしまして、一時料理を中断するという事態になりました。

ところが天の救いか、お客様の中に専門家がおられまして、見事な応急処置をして頂き、どうにか復活。

有難いですねえ。

また心配をお掛けした方々には申し訳ありませんでした。

さて、今日は定休日です。

私は堺の実家に顔を見せて老いた両親を多少なりとも安心させたい。と思います。

その後は何か美味しい物でも頂こうかなと思っています。

昨日は2時間睡眠でしたので、今日はこれで床に入りたいと思います。

おやすみなさい!!

一喜一憂の一日でしたね・・・・

昨日は総選挙の開票に一喜一憂した方も多かったでしょうね。

私はコメントは控えますが、自民党が勝った以上、次の選挙までの間は国民の目に背かない様に頑張って頂く、という事に尽きます。

前回の選挙での反省があるのなら、同じ轍は踏まない、と期待します。

さて今日17日（月）は昨日書きました様に19時のオープンです。お間違いの無い様に宜しくお願い致します。

ところで以前に比べて「俺は赤しか飲まない」「私は白だ」という方は減ってきたように思います。

誠に願わしい傾向ですね、

色々なワインを楽しめるというのはワイン道としては王道、と私は思います。

しかし、赤だけで色々な料理を頂く。白でコースに合わせる、といことは不可能ではありません。

例えば肉料理は通常は赤で合わせる訳ですが、実は白でも違和感はありません。

むしろ魚で白の方が難しい場合すらあります。青魚や魚卵がそうですね。

白身の魚と肉料理なら白ワインは問題ない、と言っても良いと思います。

逆に青魚や魚卵系の「生臭系」と肉料理の組み合わせなら赤で通す方が良いかもしれません。

   
しかし、まあ、折角さまざまなワインが有るのですから、色々な食材で多彩に楽しんで頂ければなあ、なんて常々思う樋口です。

いやあ、疲れました!!!

いやあ、昨日は良く入りました。

早い時間はボチボチでしたが、時間とともに入客が溢れで、またもやお断りが発生しました。

お席によっては3回転したところもあり、食材は殆ど仕込み分を使い切り、明日の坂本君は大変です。

やはり12月ですね。そして土曜日ですね。

有難い話であって、バタバタして満足なサービスが行き渡らず恥ずかしくもあります。

さて、2点ほどご連絡です。

１：クリスマスメニューは8,000円と7,000円とこのブログでご報告いたしました。

が、ご住所を頂いている方々にお出ししたハガキでは9,500円と8,000円と案内しています。

ハガキの印刷の時点で、食材の納価とメニューが決まったおりませんでしたので昨年並みの価格をつけさせて頂いたのですが、仕上げてみると安く仕上がったものですから下げさせて頂きました。

御予約を頂いているお客様はお得になったクリスマスメニューをお勧めしたいですね。

お電話で指定頂ければスムースです。

と言いながら、お席そのものは、21日は少々残り、22日は残り1組、23日、24日は満席、25日は余裕あり、という状況ですね。

２：明日17日（月）は申し訳ありませんが19時のオープンとさせて頂きます。

私が東京での会議で帰着が遅くなるのと、沢山の仕込み時間も必要なことからの時間変更です。

どうぞ、御容赦くださいませ。

また、そのあとの休業は30日（日）です。大晦日、三が日は開けておりますので30日の御用邸の方は前後にご予定をずらせて頂くと有難く思います。

さあ、12月も後半です。気合いを入れて頑張りたいと思います。

たった今・・・・

テレビのテロップで「米東部の小学校で乱射事件。小学生含む20名以上が死傷か」と流れました。

いつも標的になるのは弱者である小学生などの子供や老人です。

勿論、元気な成人もターゲットになるのでしょうが、あまりにも痛々しすぎます。

後を絶たないこういった事件は地震や津波の被害とは違った腹立たしさを覚えます。

しかし、いつの世であっても、この種の事件を引き起こす人はいる訳ですね。

では、大人はどう対処すればいいのでしょうか？

独身で子供のいない私がいっても説得力が無いかもしれません。

が、そういった事件を起こす手立てを断ち切る＝銃を手に入れさせない、危険な刃物を販売しない、などからはじまり、危険な行動を誘発する薬物等を撲滅するなど、100を90にし、70にし、いずれは30にする、といった地味な努力なんでしょうね。

私には何が出来るのでしょうか？

昔、デカルトと言う人が残した「我思う故に我あり」

意味は違ってきますが「自分がしない」という所から始まるのだろうと思います。

他に出来る事、探してみたいと思います。

「偉そうにいうな!!」と叱られそうですね。

テレビに流れたテロップ。心に飛び込んだ「一つのニュース」でした。