ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

風物も・・・・・・

2015年09月23日 02時06分47秒 | 日記
いろいろとあります。

正月の初詣

桜シーズンの花見

夏休みのプール

秋の栗ご飯

クリスマスの長靴のプレゼント・・・・・etc


まだまだ沢山ありますね


しかし、こういう「風物」も時の移ろいとともに変わっていきます。

例えばクリスマスは24日のイブと25日の本番、というのが昭和の定番でしたが天皇誕生日が23日になった平成は23日と24日のコンビで本来の25日は忘れ去られています


シルバーウィークもなかった習慣ですね。

2月14日のバレンタインはドキドキした「風物」でしたが、今では間もなく訪れるハロウィーンに人気の座を奪われています。
アメ村では凄いことになる「一大イベント」です。

或いは1月の成人式、10月の体育の日も「今年は何日だったかな?」となっているんですね。


夏休みも小中学生は8月下旬で終わるなんて・・・・・



いや、昔が良かった、と言いたいわけではありません。


「諸行無常」ということを確認しやすい事象かなと思うんです。


ちなみに今年のシルバーウィークは「忙しいけれど爆発的ではなかった」という感じでした。

今日もまだシルバーウィークですが、お休みを頂きます。

で、SNS等を見ていると「23日はお休みします」というのが多いのなんの・・・・・

最初から判っていれば休みにしなかったのになあ、と今更思うのですが「後の祭り」です。

来年以降の参考にしよう!!!!って思いながらも「まだ風物として根付いていないしなあ」とも思います。



いずれにせよ、歳を重ねるにつれて「そういう変化」を体験する有難みを感じます。


休み明けの24日や25日は予約が少なめ。

ゆっくり「風物と変化」について考えてみたいものです(笑)


           樋口誠

地産地消

2015年09月22日 02時27分49秒 | ちょっと休憩
どれくらい前からでしょうか?

「地産地消」という言葉が語られ始めたのは・・・・


昔のフレンチの店では「フランス産の○○が手に入った」というのが自慢だったかもしれません。


しかし、今では特に野菜に関してはそうでなくなっていて、そむりえ亭でも野菜は近郊のものが多くなっています。

これからの季節の主役ジビエも国産率が上がっていますね。

「ノルウェー産のサーモンが・・・」とも言わなくなったような気がしますが違うでしょうか?

ワインも国産を使う店も増えていますし、クラフトビールも国産でいいものが多いですものね。



いやいや、まだまだ輸入物に頼る部分もあるでしょう。

トリュフやフォワグラ、力強い家禽類はそうです。




ただ・・・・・


果たして何でもかんでも「地産地消」でいいのか?と問うと「そうではないのでは」という声も聞こえてきます。


「本場の見本」なしでは文化の伝導ではありませんし、海外の有名産地は「大きな産業ゆえの安定した低価格」であったりするわけです。

イタリア料理屋では伝統的なイタリアワイン、フランス料理屋ではその文化の香りがするワインがあっていい。

そむりえ亭では国に拘らず「世界で造られているワインを伝導したい」と思っていますので多くは輸入物です。

そこを無視していると「努力しなくても買ってくれる」という甘えも出てきますし、多くの人の所得が下がっている中で「あえて高いものに手を出すことはできない」という店の理由も正当なんですね。

そう、昔は「有名な産地のものは高いが凄い」と買っていたのが、今は「海外のもののほうが安いことがある」から買っていたりするのです。

現在TPPの論議が決着していませんが、これが進めば価格破壊は一層進むのでしょう。
そうすれば輸入品の価格が更に下がります。


そこで負けない国産品を構築する政策はどういうものか?

私には答えられませんが、いい形で「地産地消」が進めばいいな、と思っています。


             樋口誠

飲食業の大きな悩み、です。

2015年09月21日 02時26分34秒 | スタッフ
な~~~んて、私が飲食業を代表しているわけでは勿論ありませんが、おそらくこの数年の間の悩みは「人集め」ではないか?と思います。


そむりえ亭も坂本君と一緒にキッチンに立つ人を募集して長い間決まりません。

年齢が彼より若い25歳まで、という条件もあるのでしょうが・・・・・


しかし私の知人の店でも「ずっと」それが課題。



じゃあ、「規模を小さくすればよい」という考えもあるでしょうが、小さければ小さいほど「一人が抜けた穴」の大きさが大変です。
「規模を大きくすれば」となれば一人の病欠は耐えられますが、大きな売り上げを続けなければなりませんし、サーブのクオリティを保つのも大変。

大きくても小さくても人の問題は圧し掛かります。


理由はいろいろ考えられますが、人口構成が若年層の弱い構成ですから、若者を探すのも難しいわけです。


私の知人の店の一つも間もなく料理人がやめろことになり、困っています。


そむりえ亭の募集と同時にそのお店へのご紹介もできればと思います。

一つ言えることは「飲食店は面白いんです!!!」
どなたか如何ですか?


            樋口誠

麻倉未稀 ヒーロー

2015年09月20日 02時31分49秒 | サービス
昨日からラグビーのワールドカップが始まりました。

私が高校生の頃は所属するサッカー部とグラウンドを半分ずつ使ってラグビー部が練習しておりましたし
ホテルに勤め始めたころの先輩が生粋のラガーマン。
そむりえ亭にシェフ坂本君もそうです。
お客様にも実はラグビー経験者が多く2019年の日本大会を楽しみにしているようです。

ということで応援歌はコレですよね!!

山下真司さんの「泣き虫先生」が浮かんできます。


麻倉未稀 ヒーロー

昨日の仕事終わりから・・・・

2015年09月19日 02時04分47秒 | ちょっと休憩
いわゆるシルバーウィークでバカンスに突入、って方もいるんでしょうね。

この「シルバーウィーク」

馴染んできたような気もしますが、果たしてどうなんでしょう?


私の周りを見る限りではゴールデンウィークほどに遠出をされる方は多くないようです。

予約状況も普段と大きくは変わらないのです。

期間もGWのように長くありませんし、連休になっているがゆえに「固定期間」でもあります。

以前のように普通の祭日や祝日で飛び石部分を有給休暇を取る、というような時代の方が皆さんの動きがダイナミックだったように感じるんですが・・・・・


体育の日然り、成人の日然り・・・・

ハッピーマンデー制度はむしろ画一的な日程で出かけにくいのかな、と思ったりします。



な~~~んてことを言っても既にスタートしたシルバーウィーク。

予定を立てられた方は今日からの5日間を満喫してください。

期間中のそむりえ亭は最終日23日のみ休ませていただきます

お席の具合はどの日も6,7割平均で埋まっていますのでお電話を頂けると幸いです。


                樋口誠

野球とか・・・・・

2015年09月18日 02時30分44秒 | ちょっと休憩
昨日にはソフトバンクホークスがパリーグでの優勝を決めたようですね。

セリーグは?

或いはJリーグではどうなっているのでしょう?


大昔=子供のころから高校生くらいまでは日本サッカーリーグでヤンマーディーゼルが勝つと大喜びし、プロ野球では阪神が勝つと嬉しかったもんです。

江夏は大阪の誇り、とも思っていましたし、釜本さんや故ネルソン吉村さんは憧れでした。




しかし、ここ数年はそういうことに感動しなくなりました。

でも寂しさはないんですね。

例えば夏の世界水泳えのシンクロの日本代表には感激しましたし、陸上でのボルトの復活も感慨深く見ていました。

「どこを応援する?」と聞かれれば「地元かなあ」と答えますが、「頑張っている人を応援したい」というのが本音です。



テレビや映画、小説も確かにいいものですが、身近な実生活の中にある「小さなこと」の方が身に沁みますし、感激を覚えます。

歳なんでしょうか?

ま、しかし、そうであっても昔から「真実は小説より奇なり」というように実生活の方が面白いし興味深いのです。


まさに今、国会周辺で起こっている出来事はここ暫くの間は経験しなかったドラマ、大阪都構想の投票も然り。


いやいや、そんな大きなことでなくても身近なことに大事なこと、感動できることが一杯なんです。


スポーツも好きですが、それはそれ、です。

私の仲間に言わせると「お前に結婚とかの事件が起こればおもろいのに」ですが、残念ながらそれは無いんです(涙)


今日もいつもと同じ店の中で、或いはメンバーで、何か少し違うことが起こるのです。



楽しみでもあり、戦々恐々でもあり・・・・


             樋口誠


お知らせ

2015年09月17日 03時07分17秒 | ニュース
実は昨日からサービスの応援に一人駆けつけてくれています。

決して忙しい店ではありませんが、まあまあ広い店ですので私と鹿子木君だと追われるときもあり・・・・


そんな時に北新地の「シェール」というご夫婦で営むフレンチのマダム竹内景子さんの手が空いたのです。


ご主人であるシェフが怪我をなさって暫く営業出来ないんだということ。


竹内さんは「救いの手を差し伸べてくれた」と言っていますが、実は助けてもらうのはコチラなんですね。


昨日を含め6日間だけの出勤ですが、男では出せない女性のサーブを私も鹿子木君も吸収しなければなりません。


わずか5日間ですから「全能力を出す」には至らないはずです。当たり前ですね。

真面目で責任感の強い彼女は「不本意」と感じるかもしれません。


しかし短期間でそれが出来る人などいません。

そこはオーナーである私が「どこまで引き出せるか?」に尽きます。



彼女は0歳児も抱えるお母さんですから長時間の拘束はできません。

営業前の17時から21時までの4時間(営業時間内では3時間のみ)の勤務ですのでファンの皆さまはお早めにお電話いただけるとありがたいな、と思います。

今日17日、明日18日、次週24日(木)、25日(金)、26日(土)が出勤日。

今のところ24日と25日にお席の余裕があります。


ちなみにご主人の怪我の具合からすると10月初旬に営業を再開できそうですので、北新地「シェール」さんも頭の中に置いておいていただけると幸いです。


        樋口誠

勉強会を催す、ということ・・・・

2015年09月16日 03時12分24秒 | ワインの事
昨日はあるワイン産出国のワインを並べての勉強会、という名の食事会でした。

というか、私も「よく知らない」ワインの会。


よく言われるのは「ブラインドで」「先入観なしで」と言われます。

無料の試飲会ならそれがいいのだろうと思います。

しかし今回は有料で、食事時間に重なる=食事会の性格を帯びていましたので、そうも言ってられません。


前日にテイスティングをして順序を決め、数かぎりあるグラスを有効に使うために順番と配置を「おおよそ」決めて、各自が持ってくる食材を段取りよく出す順序を相談。

ただし皆「ほぼ業界」の人ですから、同じ料理に違うワインの相性を比べたほうがいいわけですから、その辺は曖昧に・・・・


およそのワインの出所以外はなにもわからないワインですが、地図も飛び出し特徴的な葡萄名を「連呼」して覚えるなど楽しいワイン会。

主催が私ですから、「どんなワインでもマリアージュで価値が決まる」的な方向に行きましたが、おおむね楽しく勉強出来たかな、と思います。


いずれにせよ、参加された方のスキルが高く「ワインに優劣をつけない」という姿勢が嬉しかった一日。



「流行り」とか「古代の」とか「重い」とか「軽やか」とかに踊らされないで「それぞれのワインの居所を探す」というのは楽しいものです。


              樋口誠

9月も半ば・・・・

2015年09月15日 03時02分31秒 | 日記
ちょっと前まで夏休み。

今年は暑かった時期も短かったといえば短い夏でした。

が、さすがに9月も半ばを過ぎようとして半袖では不安な気候が続くと「夏が恋しいな」という人も少なくないはずです。


桜の春よりは長く感じたと思いますが、一年はこれの繰り返しです。


自転車での通勤は気持ちよく、店でのエアコンも「ほぼ要らない」のはこれから一か月くらいでしょうか?


良い秋を堪能できればいいな、と思います。


そむりえ亭は若干落ち着いた日が続く予感ですが、ま、それも「波」の一つ。

そのうちに「あちゃ~~」ってな忙しさがきますよね(汗)


さて今日15日は第三火曜日ですので休ませていただきます
私は久しぶりに仲間と勉強会をいう名の食事会です。

といってもレストラン料理でなく惣菜の持ち寄りで面白いマリアージュを発見できればな、という会。

若干は職種の違う仲間ですので、それぞれ違う感想をもって帰ればいいですね。


勉強会とは言え最低8種以上のワインが並びますので「ついつい」の飲みすぎに注意、です。


                 樋口誠

食後の至福

2015年09月14日 03時31分56秒 | ワインの事
食後でないとダメ、というわけではありませんが、甘いワインは実は結構な需要です。


フォワグラのお供に

ブルーチーズの相方に

タルトなどの恋人に

堅いビスケットなどを浸して

いやいや「それだけで良い」という人もいます。


「俺は甘いもんは喰わん」という人でも実は料理中に沢山の糖分を使ってますし必要なものは必要なんですね。


かくいう私も若いころは「甘いもんなんて・・・」派の先頭を走っていましたが(汗)



ちなみに今月は南アフリカ産の「ノーブル.レイトハーベスト」というのが入っています。

レイトハーベスト=遅摘はフランスではヴァンダンジュタルディヴ、ドイツではシュペートレーゼ。

ま、時折見かけますが、今月のは「ノーブル」が付く=貴腐の葡萄を使った極上の甘味です。

葡萄はリースリング。

つまり酸とミネラルを「ゆっくり」蓄える品種ですので、甘さだけではないバランスある味わいです。

タルトと合わせたいなとも思いますし、それだけでもしつこく感じない「単体のデザート」でもあります。


他にもポルト、マデイラなども数種開けていますが、今月の押しとしたいワインです。


                 樋口誠