

え、ナニ? 歩きながら考えて「3・11かな?」と納得したが、
日付の短い2月
それでもとんとんと出会いがあり、読書が進んだ
楽しい時間をすごしました
2月の読書メーター
読んだ本の数:25
読んだページ数:6780
ナイス数:146書店ガール 2 最強のふたり (PHP文芸文庫)の感想
滑るようにあっという間に読了 楽しかった 「子育てのために母親は家にいるべき」という伸光に理路整然とあるべき企業の姿を説いた理子が爽快だった 胸の空く思いがした 今回のフェアではたくさんの本な題名が並んだ まだ読んでいないものがあちこちに、、50年まだ時間はある、おいおい読んでいきたい 「ちびくろサンボ」私も虎がバターになるのが楽しかった記憶がある 抱っこちゃんもいたなと思い出した
読了日:02月28日 著者:碧野 圭オリンピックがやってきた 1964年北国の家族の物語の感想
表題にひかれて手に取ったが、エピローグ以外はストーリーの飾りのような感じで進み、表題はなんだ?と思いながら進んだ 内容は十分に楽しみました 東北弁の会話が耳に心地よかった エピローグを読んで、私も当時の空気を思い出した そうだったなんだかみんながこんな感じだった わけもわからず聖火リレーに日の丸の小旗を作って観に行ったけ…あの時間を思い起こさせてくれた 感謝
読了日:02月28日 著者:堀川 アサコてっぺんねこの感想
うちの猫も近所の地下フロアの明り取りスペース(高さ4メートル)を落ちたやつで、猫にあるまじき失敗をしたんだが、うっかり空を飛ぶつもりになったのかあ…なんか夢がある 怪我がないように願います
読了日:02月27日 著者:C.ロジャー メイダー図書館のお夜食 (一般書)の感想
何を目指して書かれた本なのかつかみ切れなかった 「夜の図書館」というとても魅力的な材料が、物語にどうしてもそれである必要を感じなかったからでしょうか?カフェで提供される「お夜食」もこの図書館に並んでいる本からではどうやらなさそうだし、厭世観に取りつかれていたような乙葉が何をきっかけにして名探偵さながらに答えを導き出しているのかも、少々引っ掛かった まとまりきれないまま話がはじまり途中で頬り投げられてしまったような……??しかし、それでも面白く読了したから この作家の筆力は魅力的です
読了日:02月25日 著者:原田 ひ香白樫の樹の下での感想
「本を売る日々」が印象がよかったので次をと選んだ ぎくしゃくという表現があっているとは言えないが、流れがすすすと進まない よどんだり、繰り返したり、その流れの悪さが話がやせていくように感じた 要素が多すぎてそれをつなぐことばかりで全体のふわっとしたものが不足しているようだ このまま最後までいくのかと思っていたら、最終場面、なんだか妙に良かった 実際に本に文字として書かれたもの以上の何か…そこが全体として少なかったんだろう ほかのものも読んでみようと思う
読了日:02月25日 著者:青山 文平クローディアの秘密 (岩波少年文庫 50)の感想
「貸し出し禁止の本を救え」のエイミーアンが頑張った理由になった本 実際に貸し出し禁止のなったことがあるという どんな本だろうと図書館の棚を探した 子どもらしい自由奔放で自己中心的な発想で、メトロポリタン美術館で暮らしちゃうのだが、確かにまねされちゃ厄介だと思うが、自分の嫌だと思うことから逃げ出す実行力は何とも言えず楽しかった エイミーアンはクローディアにあこがれたんだ クローディアが戻る前提に家出したように、エイミーアンも家に戻ることが最大の望みで、過剰反応しちゃったんだろうと想像した
読了日:02月24日 著者:E.L.カニグズバーグせんそうの感想
実際に戦っている人たちは仲良くしたいと思っているのに…終わらない戦争にウクライナの人たちを思った かの地は現実としてこの絵本の最後のようにどちらの国の人も一緒に暮らしてきた土地だと思う それでもやまない争いに やはり「王様」なんだと思った
読了日:02月23日 著者:エリック・バトゥー本売る日々の感想
楚々としたたたずまいのある文章に吸い寄せられるように読了 良い作家と出合った 物語の流れでぎくしゃくする部分もあるように感じたが、流れる空気にすべてがよしです この続きがあれば、どのようなと思う それを想像するのも楽しい
読了日:02月23日 著者:青山 文平書店ガール (PHP文芸文庫)の感想
楽しかった!一気読みでした‼物語前半の女同士のやりあいに笑ってしまった が、共通の敵が現れて共闘始めたら爽快でした 取り換えようと買ったバカラはどうなったのかな?シリーズを順に楽しもうと思う
読了日:02月22日 著者:碧野 圭万波を翔るの感想
読み応えのある一冊 亜墨利加艦船ミシシッピ号来航から始まる下級役人の外交努力を追った物語 当初は理解が追いつかず苦戦 だがウクライナの頭越しで平和交渉される現状や、日本の外交姿勢など、現代につながるものを感じ出し読む手が止まらなくなった P79 これまで日本は、異国から品物や食糧を仕入れて賄うことをせずとも、自国の産物だけで十分豊かに暮らしてきた。(中略)異国と交易をしたところで、我が国にはひとつとして利はない 今日本は食料自給率6割でしたか?いろいろなことを考えさせられた
読了日:02月21日 著者:木内 昇クリスマスの幽霊 (WESTALL COLLECTION)の感想
何気なく手に取って読み初め、読んだことあると思った でも、読む手が止まらなかった この物語は本当に重く、太い ぐるぐると物語が押し寄せてくる感じがする 次にこの本に呼ばれるのを楽しみにしている
読了日:02月19日 著者:ロバート・ウェストール「一万円選書」でつながる架け橋 北海道の小さな町の本屋・いわた書店の感想
2017年に「1万円選書」に当選し、選書をしたいただいたことがある 時間がたち、環境が変り、また機会があったら今度はどんな選書をしていただけるのかと思っている 本を売るには、どんな営業努力が必要か、人件費削減がどの業界でも言われるが、人件費をかけてでも続いてほしいものがあるように感じた いわた書店の思いがつながっていくようにと思う
読了日:02月16日 著者:岩田徹102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方の感想
103歳のご本を先に読んでしまいました 102歳のこちらはもっと新鮮な哲代さんの言葉が並んでいました 機嫌よう生きる 私もそうやって生きていきたいと思う 映画ができたそうだ ぜひ足を運びたいと思っている
読了日:02月16日 著者:石井 哲代,中国新聞社奇跡の教室 (小学館文庫)の感想
とてもすごい授業が行われていたんだ こういう授業は楽しかっただろう その授業に応えた生徒たちも立派だ その教え子たちのそうそうたる肩書が並ぶさまに驚いてしまう ただ、この頃 この延ばされた逸材たちが力があるがゆえに動かすことがかなわない事態も多く見受けられる エチ先生も生涯現役だったのだろう 「世代交代」「道を譲る」ということはどう考えていらしたんだろう いずれにせよ灘校は天下の進学校 その教育はこういう発想からだったと感慨深く読んだ
読了日:02月15日 著者:伊藤 氏貴貸出禁止の本をすくえ!の感想
「クローディアの秘密」が未読で、この本が貸し出し禁止リストに入れられたことにわたしなりの評価がないまま、物語を進んだ 自分の考えを表現することがしにくいエイミーアンが周りの助力を得て、大好きな本のために動き出す どの一人の意見も平等に扱ってほしいという教育委員会での発言は、アメリカという国を感じた 彼女の「本は、人にすばらしい影響をたくさんおよぼすけれど、たぶん、人を悪人にしたりは、できないんだと思います」に私は共感します
読了日:02月15日 著者:アラン グラッツはしもとみお 猫を彫るの感想
奈良美智さんのブログで「若いよい木彫作家がいる」と紹介されていたのはいつのことだったか 追っかけていたころもあったのだが、久しぶりに出会った あの当時と比べてどれだけの精進をされたのかと思うほど、作品がよくなっていると感じた だが、これも7年前に出された本 今はどんななんだろう…興味がわいている P34銀次の後ろ姿が好き 裏表紙チグリスの後姿も何とも言えない
読了日:02月15日 著者:はしもと みお江戸の備忘録 (文春文庫 い 87-2)の感想
「六の宮の姫君」を読んで磯田先生の本が読みたくなった 歴史の中のこぼれ話のような、磯田先生の楽しい口ぶりが浮かぶ本だった “今”と並べて語られ、書き残された“事実”に考えることが多かった 「江戸時代の出産」では“死因のわかった妊婦17人のうち7人が分娩できずに死んでいる”の記述があった 帝王切開がない時代に死を待つしかなかった母親がこれだけいたのか…言われなくなってきたが、安産型と言われる体形を“誉め言葉”として使われていた その背景はこれかと思った お産は命がけ 伝わってほしい事実です
読了日:02月15日 著者:磯田 道史六の宮の姫君 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M き 3-4)の感想
「中野のお父さん」だ! 文学部というのはこういう勉強をするのかと興味を持って読み進んだ 歴史学者が古文書を研究して探るように、文学者は書籍の海を泳ぐのだなと思った 文学に限らず、どの芸術でも先人の後に続くものだろう それを考えればどれもキャッチボールで、玉突きになる 今時の作家もこういう“つきあい”“やりとり”があるのだろうか?今ならどんな資料を探すのだろう…読み応えのある一冊でした
読了日:02月12日 著者:北村薫空の拳の感想
「拳の先」を先に読んでしまい なるほどと思った 順番に読むべきでした 面白かったのですが、ボクシングに興味がない私は、繰り返されるトレーニングや試合風景の描写に追いつくことができなかった 薄紙を積み重ねるように力や、人格が大きくなっていくということなんだろう そして「興行」というものを考えた スポーツにしろ演劇、書物にしろ、その裏にどれほどの現実があったとしてもその夢を売っているのだから、立場の違う正義の主張は正解ではないということなんだろう
読了日:02月11日 著者:角田 光代東京近郊極上蕎麦2025年の感想
毎年楽しみにしている 昨年は見逃してしまったようで、まいいかと出会いを楽しみにしていた 年齢があがり外出に若いころのような自由奔放さがなくなってきている 25年度版は、私には荷が勝ちすぎる店が並んでいた こういう紹介本の難しさを感じた それでもまた新しい年に書店の棚をみるのだろうなあ
読了日:02月10日 著者:みかんとひよどり (角川文庫)の感想
手こずっている本があり、気分転換に手にとった 読みやすく最終頁まであっという間に引っ張られた 楽しかった 少し足りないもの、突っ込み足りなさも感じたが、続編が書かれて解決するのだろうと感じている 楽しみにしている
読了日:02月10日 著者:近藤 史恵図書館司書30人が選んだ猫の本棚の感想
図書館で業務補助の仕事をしていると時に司書さんのレファレンスの様子を垣間見ることがある これは本当に「すごいな」と思う場面です 本書も読んだもの、見覚えのあるものもあるが…へええ、こんな本があるのかと思うものがいくつも! とりあえず読メの読みたい本にいくつか登録した
読了日:02月07日 著者:高野 一枝我らが少女Aの感想
起こったことの全容がわかった訳ではない、12年前と比べたら要素が増えただけ 改めてわかったことは“少女A”に矢印が向かっている 当時のあいまいな部分がかかわったそれぞれに不安定さをもだらす 一番のカギとなる“印象”を明らかにすることなく死んだ母親はともかく、浅井忍が事故で死んでしまったのがせつない ADHDのため周囲との摩擦があり、ようやく落ち着いてきたのかと変化が感じられた時だった 彼を生かしてほしかった しかしゲームにネット関連の情報がすごかった 私には知識がないのでただただ受け止めるだけになった
読了日:02月06日 著者:髙村 薫図書館に行ってくるよ: シニア世代のライフワーク探しの感想
読みだしは面白く読んだが、段々とつらくなった 昭和8年生まれという男性の持つ少しずれた感覚、意識が気になりだしてしまいマイナスに読みだしてしまったように感じる 本読みの私は、図書館とは自由に付き合いたいと思っている
読了日:02月02日 著者:近江 哲史世界を7で数えたら (SUPER!YA)の感想
生きにくいタイプのウイロー 天才型だが周りとうまくやれない 最大の理解者で協力者だった養父母の突然の死で、ウイローが周りと摩擦を起こしながらも、理解者を増やしていくさまが奇跡だ わが子に発達障害で苦しんでいる子供がいる こういう奇跡があの子にもあるといいと思った 持って生まれた力と、運と、出会い ウイローとの出会いで周りの人にも変化が現れる…そういうことなんだろうな
読了日:02月01日 著者:ホリー・ゴールドバーグ・スローン
読書メーター
先日の怪しい工事案内の人 旦那様と気をつけようなと確認!
今日、仕事から帰ったら旦那様が「留守電聞いてみて」……と、