友人の旦那様は自衛隊に勤めていらした 今は定年退官されて故郷で暮らしている
その彼女から「自衛隊の音楽まつりのチケットが抽選で手に入るんだけれど、行く?」
最初は同じ友人と行くつもりで二人で「行く行く」といっていたが、
彼女の都合がつかなくなり、旦那を誘った
申込に際して身元確認で、細かにお知らせした
そして当日も、
送られてきたQRコードと身分証明書
持ち物検査、身体検査があり、ようやく中へ
あちこちにきらびやかな正装をした自衛官がいまして、
映画やテレビで観ることはあっても、生でこんなにたくさん…わあと思いました
いただいたチケットはなかなか良い席で、とても見やすかった
友人曰く「時間通りに進むから、それも楽しんで」
なるほど13時半開演でぴったり始まった
最初に国旗入場 国歌演奏
日の丸には喪章がありました
百合子様が亡くなられたからだ…時代が違えば歌舞音曲は遠慮するだったのかなと思った
先日のパリオリンピックでメダルを取った自衛隊所属の選手が3人
近代5種、柔道、レスリングだそうだ
いくつか演目を観て、日大の“集団行動”とは本質的に違うと思った
ここにあるのは“規律”
この人たちは軍隊ではないが、国防のためには前線に立つ人たちなんだ
危険の前に身をさらす訓練を受けている…そんな実感を持った
この人たちが戦うことがないように、人を傷つけることがないように、
しっかりと政治を考えないといけない
生真面目な自衛隊の合間にヨルダンの軍楽隊
バグパイプの音色が心地よかった
防衛大の儀仗隊によるドリル
米海兵隊の音楽隊 陽気な音がした
時折とてもうまい女性の歌い手が出てきて、私はてっきり一人かと思ったら…
とんでもないそれぞれ別の方で…え?いやいや、歌は皆さんとてもお上手でびっくりしましたが、
こんなに同じタイプ…3人て、どうなの?
旦那曰く「こういうタイプじゃないとこの組織はいかんのだろうなあ…」なるほど
そして和太鼓 これがすごく迫力があった
これだけの数 足元から響いてきた
北海太鼓 札幌で何度か聴いている 夏祭りや、そうだ雪まつりでも演じてくれる
ああ、あれだと思った
最後はすべての演者がそろって、
オーケストラだともっと構えてしまうが、気楽に、楽しく過ごした
珍しく旦那も面白かったようだ「〇〇さんによおくお礼を伝えてね」
終了は定時の3分前 さっすが!
ふと思い出した 亡くなってしまったがアメリカ人の友人
彼はベトナム戦争に行ったことがある、その時身についたことでベッドメイクがとても上手
奥さんが「なんでだろう、私がやるのと違うのよ、ピッとしているの」
軍隊における“規律” 感じることも多かった