札幌は一日一日寒さが深くなってきた。
暖房の準備や冬支度が急がれるこの頃、学校からこんなお知らせが届いた。
道立高校はとても貧乏なんです。
古い校舎はそれでなくても暖房の効きが悪い。
暖房機のそばは熱いくらいなのだが、少し離れると外と変わりないくらい教室内の温度に差が出てしまうようだ。
その上に、・・・・・・・まあ、死ぬことはないだろうが、大学受験を控えた3年生の親は心臓が痛いだろうなあ・・・。
次女の時もそんなことをブチぶち言って、ひざ掛けとカイロが必需品だったし、水筒には温かいお茶を入れて持たせた。
札幌市はお金持ちだから、市立の学校は次々と設備がよくなっていく。
でも、北海道自体は広いから貧乏で、だから道立高校は夏暑く冬寒くもろもろの設備も、
市立の小中学校の設備を見慣れた目にはびっくりするような状況だ。
・・・鳥さんの目で世の中を観ると、なんかちょっと不思議な「平等」や「不平等」を感じることが平然とあると気づかされる。
だからこそ、貧乏な北海道が必死にわが子にかけてくれる教育に感謝の心を失くしてはいけないと感じている。
上の子どもたちは北海道から出てしまったが、どの子もみんなこの北の大地のことが大好きだ!
頑張れ!末っ子!!寒さなんかに負けるな!!