2月6日は、母方の祖母の誕生日
2月7日は、父の誕生日
2月9日は、姉の誕生日
その昔、古い家に住んでいたころ、2月の頭は毎日が「お誕生祝」だった。
その誰もがあちらの世界の新しい誕生日を祝っているのかと、
そんなこんなを思いながら、ここ数日、窓の外を眺める時間が多くなっていた。
時は流れ、風景は変わり、人は移ろいやすいものだが、
しばらく連絡がどれなかった長男とやっと連絡がとれた。
強迫神経症?のようなものが強くなり、電話やメールに過剰に反応してしまうらしい。
頑張りすぎているんだな…
今はそちらに行けないから、骨休みしに帰ってこないかと言ってみた。
家を新しくすると、家族に何かあることが多いから気をつけるようにといわれていた。
長女との争いや、次女の職場での苦労・発熱、そして長男、
もしかしてこんな形で「禍福は…」が整えられているとしたら、少々というか全く神様は痛いところをついてきた。
末っ子に支払わせることがないようにお願いしたい……なあ、
そんなこんなを願い、あれやこれやを悔い改めねばといらいらと堂々巡りをし、
私が子どものころきちんと年の順に並んでいた2月の頭の誕生日に、
祖母が父にいつも謝っていた「年寄りが一番最初にお祝いされて、申し訳ない」というようなことだった。
ケーキを食べる習慣はなかったと思うが、それでも、この近い間にご馳走が続くことはまれで、
どうしても父の誕生日がおざなりになっていたように思う。
現場監督さんから連絡があった。
添付された写真にはとても素敵に仕上がった室内の様子があった。
家族には少々荒波の時間が来てしまっているが、
この素敵な家で笑って過ごせるようにと思う。
今日、末っ子と一緒に上京する。
そうよ、
末っ子の挑戦も、
新しい家も、
上の子たちの頑張りも、
家族が笑って暮らすことがゴール、というか目的なのだから、
何かがすこうし掛け違ったような今の我が家、
かけ違いが大きくならないうちに、一度立ち止まって見ようと思う。
とにもかくにも、
さあ、まずは末っ子だ!
寒いらしい東京に行くのに何を着ていったらいいのか、
親子で真剣に悩んでいる。
寒いのかなあ?暖かいんだよなあ…て!