普段、週刊文春を買うことはない
銀行や、美容室などの待ち時間で、あれば手に取って読むくらい
だが、この手記に関してはじっくりと読みたかった
安倍政権のうさんくさにほとほと辟易としている
そこから“正義”が感じられないのだ
政治は、清濁併せ呑むことのできる“人物”がやることだとは思うが、
この長期政権は清濁併せ呑むではなく、すべて自分の良いようにしてしまう感がひどい
やめることが責任を取るということじゃないだろうと若い頃は思っていたが、
この政権はやめることさえもしない
やめない政権の下で、価値観の違う人材が疲弊してしまっている
みんな悪貨に駆逐されてしまっているのか…理財局局長の“うそ”を言い続けて亡くなってしまった方がいる
テレビドラマじゃないんだから、こんなことが起こっていいはずがない
人が追い詰められて死んでいるんだ
日大のアメフト部で起こったハラスメントでは、
コーチや監督の指示を部員が受け取り間違えたということだったが、
まだ未熟な大学生と、公務員と同じ話にしてもいけないとは思うが、
そういう話じゃないだろうと思うんです
財務省は、あれがすべてだと己らの言い分は言い切ったということだから、
亡くなった方が何をいっているのかそれを聞くべきと思った
やっちゃいけないこと、やらせちゃいけないこと、をしたわけだから
それが理由で追い詰められた人がいるのだから、
ことの発端からすべてを今度こそ記録として残すべきだと私は思う
政治家や役人の都合の良い記録ではなく、
未来の歴史家が、その時代のために考察できる記録を残してほしいと切望する