昨日は、仏壇をお炊き上げ協会にお願いしに行った
旦那、過去帳だけでいいといってくれ、
私の実家の仏壇に宗派は違うが並べてお守りすることにしたのです
家を建て直すときにもこれは困っていて、
本来なら仏壇仕舞いをするべきなのだが、
墓がそのまままだ残してあって、
東京の家は私の血縁に繋がる場所だということを旦那は重くみてくれたのです
それでも悩んでいたのだが、
前にも書いたかな?
よくしていただいている向かいのご姉妹は敬虔なクリスチャン
姉の少し前に亡くなった妹さんの旦那様は仏教で、お宅にお邪魔したときに十字架と旦那様の位牌が並んで祀られているのを見たのです
本当の信仰は、他者の信仰を犯さないのだそうだ
それを見て、聞いたときに異教ですら互いを認め合うのに、宗派の違いぐらいでとやかく考えていた自分が馬鹿馬鹿しくなった
我が子たちからみたら、どちらも大事なご先祖さまだ
仲良く、我が家を見守ってもらうことにした
お炊き上げ協会 ありがたい
こういうことをしてくれるところがあったから、ただ捨てなくて済みました
そこから、私の初めてできたママ友さんに旦那と挨拶に行った
一昨年パパさんが亡くなってしまい、旦那は一度お参りさせてもらっただけだったので、改めて手を合わせた
銭湯で出会った人だった
本当に家族ぐるみで仲良くしていただいた
会えなくなるのはとても寂しい
その友人宅に向かうよく馴染んだ風景を見ながら旦那が一言「もう来ることないよなあ」
そんなことないよとは言ったが旦那も70だ
来れなくても不思議はない
30年 悪戦苦闘した土地
楽しいこともたくさんあった
感謝の気持ちしかない
名残は惜しかったが、いつまでも手をふってくれる友人にふり返しながら別れ
感傷に耽っているのかと思ったら、
旦那が一言「腹へった」
尾を引かないこの感じはいつも羨ましい
車を幸にお蕎麦屋さんを探した
旦那が以前仕事先の人と行ったという店は着いたら休業の札が出ていて、
定休日ではないはずだがコロナでやすんでしまっているのかもしれない
次に向かったのは私がヘルパーで伺っていたお宅の近く、買い物に行くのに毎回前を通っていた
ランチ営業、ギリギリで滑り込んだ
鴨せいろ しっかりとした蕎麦だった
最初一口はつゆにつけたのだが、
その存在感に次の一口は何もつけずに味わった
腹っぺらしの旦那には少し物足りなかったようだが、私は腹一杯!
美味しくいただきました