12月の本

月の前半を遊んですごしたら、本を読む手がなかなか進まなかった

でも、なかなか面白い本に出合ったと思っている

12月の読書メーター
読んだ本の数：9
読んだページ数：1964
ナイス数：160

中野のお父さんの快刀乱麻の感想
中野のお父さん　３作目４作目があると知り慌てて図書館に走った　このシリーズいつも己の知識の足りなさに愕然とするのだが、磯田道史先生が古文書でやっていることをもっと近い年代でやっているミステリーのように感じ、わからないなりに食らいつく　「古今亭志ん朝の一期一会」ぐっと来た　聴衆も一緒にその空間を作っている…それは奇跡なことで、身が震える　そして自分もそういう空間を体験したことがあると思っている　あの震える思い出をしっかり受け止める人がいる　やっぱり本は読まれて本になる　これに尽きるように思った　
読了日：12月24日 著者：北村 薫
宙わたる教室の感想
NHKドラマが面白くて原作を読みたいと図書館で予約しようとしたら１００人待ち　待ちきれずに購入　実話をもとにしているという　科学の未来は明るいと思った　ドラマには、ドラマティックな場面や、人物の強調があったようだが、ほぼ原作通りだった　面白かった
読了日：12月19日 著者：伊与原 新
そういうゲームの感想
「そういうゲーム」と言い切ってしまうことの危うさを感じるが、１ページ１ページしっかりと読む手が止まらなかった　 ほっとする部分も多々あったので、なんとなくの気持ちが押しやられている　ヨシタケシンスケらしい一冊と思います
読了日：12月18日 著者：ヨシタケシンスケ
平蔵の首の感想
「逢坂剛に鬼平があるよ」図書館の職員の方におしえていただき探しに行った　読んで、あれ、私は本家の鬼平を読んでいたかな？とふわっとしたものを感じた　もう一度読み返してと思うが、やはり池波鬼平のすごさを感じた　それでも改めて鬼平の世界を楽しんだ
読了日：12月18日 著者：逢坂　剛
積ん読の本の感想
面白かった　ひとの本棚は面白い　その方のすべてが見えるように思う　積読…私もベッドまわりに…ああ、本すきはこうなんだなあとほっとした部分も多くありました
読了日：12月16日 著者：石井千湖
ハヤブサ消防団の感想
ドラマをかつて見た　その時も池井戸作品にしては茫洋としているように感じた　先日久しぶりに読んでこの機に乗じてと手に取った　いろいろな要素が限りなく広がってしまい、とりとめなくなったように感じた　ミステリー作家として壁に当たっていた主人公が田舎生活になじんでいく間に、本業のほうもうまくいきだすのだが、そこをもっときちんと話に加えてほしかったと思う　ドラマのほうがそこは描いていたかな？？もううる覚えになっています　もっと面白いはずという思い込みも強いのかもしれません
読了日：12月14日 著者：池井戸 潤
さっぽろ探見　ちょっとディープなまち歩きの感想
札幌のこの手の本は札幌のほうが書店に並んでいる　札幌に行ったついでに三省堂で「やっぱり」と思いながら購入　観光とは少し違うが、その土地の歴史を踏まえた１時間程度の探訪　次回札幌に行ったら、歩いてみたいと思う
読了日：12月07日 著者：杉浦 正人
([と]1-2)あん (ポプラ文庫 と 1-2)の感想
昔昔この映画を観た　テレビでもなんどか…原作を読んでいなかった　書店で見かけて手が伸びた　樹木希林　永瀬正敏の姿や言葉が印象的で頁を捲りながら頭の中に浮かんでいた　本当のこの本の良さに近づいてないようにも思うが、また時間をおいて読んでみようと思う　“らい病”私の子どもの頃まだ恐れらていたように思う　あのなんともいえない恐怖が背景にある　そのうえでの物語ということを映像よりも本のほうが感じ取れたように思う
読了日：12月06日 著者：ドリアン助川
大ピンチずかん２の感想
ぐふ、え、おほ…あるなあ…ピンチはチャンスにかわるもの　改めてピンチがどれほどのものか図れる　そうだよなあと笑い飛ばせる　楽しい本です
読了日：12月04日 著者：鈴木　のりたけ

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謹賀新年

 

巳年がはじまりました

 

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