つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

引き継ぎ

2013年09月09日 | 

先月末に所属している事業所に話をしに行った。

当然続けることはムリだと考えたので、やめさせてほしいとお願いをした。

あれやこれや姉の状況を話し、いずれは、近いうちに東京に行きっぱなしになるだろうことも説明した。

「ご主人とお子さんはどうするの?」

高校受験でもうまもなく学力テストが始まる末っ子を連れていく歩くわけにはいかないので、

(札幌の中学3年生は学力テストを3回受けるんです!1回目が今週です)

父子家庭で頑張ってもらうことになりますとこたえた。

それを聞いて主任が私に言った言葉は、

「辞めることはないんじゃない? 休めばいいじゃない」

びっくりした。

1カ月で終わるものか3ヶ月か、半年、1年かもしれない。

それでも休んでいいというのだ。

私の上京を固辞する姉の気持ちを考えると、こんなにありがたい申し出はない。

 

それから次のヘルパーさんへの交代の作業が始まった。

私が訪問していた利用者さんは、10軒あまり。

お一人お一人、引き継ぎを重ねて、あと4軒のところまできた。

今はちょうど健康診断の時期にあたっていて、主任は 「受けてから行きなさい」 と言ってくださった。

「仕事と家族は雲泥の差だから、体に十分に注意するように」

こんなにヘルパーを大事にする事業所に入れたという自分の運の強さに

これから先歩む道も何とかなりそうな気持が湧いてきている。

なんとかなる!

さあ、今度は、東京に向かう準備も始めなければ!

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次女の涙

2013年09月08日 | 子育て

次女が帰省した。

予定の飛行機の出発が2時間遅れ、家に着いたのは日付が変わりそうな時間だった。

たどり着いた娘は疲れたのかなあ~と、いささか表情の暗いことが気にかかった。

「夕飯は?」 と尋ねたら食べていないというので、急いで用意をした。

ほんの少しつけた刺身を喜んでくれて、親バカはうれしくなった。

「おすし食べに行こうね!あなたの予定は?」

などと浮かれて話をしていたら、曇空からいきなり雨雲が広がり嵐が巻き起こった。

体を丸めて小さくして、涙があふれて止まらなかった。

隣にぴったりと膝を寄せた。旦那も傍で寝ころんでいたが、黙って娘の様子を見つめていた。

 

「ねえちゃんに何か言われたの?」

「違う・・・・・・・」

「少し話してごらん」

 

嗚咽の合間にぼつらぼつらと話したのは、今回の大げんかの火種を作ったのがこの娘だということだった。

だがその時の状況を聞くと、彼女は一生懸命頑張って手に余るほどのものを抱えて

兄も姉も助けてくれず、孤軍奮闘していたようだ。

寝坊でバイトに続けて2回遅刻したのがこたえて、寝るのをあきらめた日もあったようだ。

そんなぎりぎりのことをやっていては暮らしがおろそかになるのは、当たり前のことだ。

 

「朝、心配だったら、モーニングコールをしてあげるから、

出るまでならしてあげるから、メールをよこしなさい」

「お姉ちゃんには謝ったのね?」

 

「大人」がいないと、あの古い家はとても大きいものなんだと実感した。

学生では手に負えないのだ。

暮らすにちょうど良い大きさ・・・それは経済力もそうだが、気持ちの器も無ければ

こういうことが起こるんだと、今更ながら勉強させてもらった。

さああ、問題がまた増えてしまった。頑張ろう!!

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

兄妹喧嘩

2013年09月07日 | 日記

まあまああ…参った…>_<…

東京の実家に寄宿させている上の子ども達三人。

子どもって言ったって、もう三人とも二十歳を超えた大人のはずが、…
それが叔母という『大人』が側にいなくなったためだろう、喧嘩を始めた。
大人だから自分たちで解決して欲しいのだが、ソウハイカノシオカラで、
メールの応酬のやり取りの中に親を巻き込み、挙げ句の果てに入院中の叔母にも流れ…参った。
電話で注意すれば、切ってしまうし…
こいつらこんなに子どもなんだと呆れるばかり…

今仕事の引き継ぎで私は動くことができない。

あと少し待てやと言っているのだが、爆発した彼らは頃合いを見失ってしまったようだ。

全くため息しか出ない。ふううううう
顔から火が出るようなメールを病人に送らないでくれと、ひたすら懇願している。

ほんと、バカだあいつら!

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月の本

2013年09月02日 | 本・・・

2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2784ページ
ナイス数:36ナイス

御書物同心日記 (講談社文庫)御書物同心日記 (講談社文庫)
読了日:8月28日 著者:出久根達郎
御書物同心日記 虫姫 (講談社文庫)御書物同心日記 虫姫 (講談社文庫)
読了日:8月27日 著者:出久根達郎
わくらば日記わくらば日記感想
いつものゾクゾクっとするものとは、趣を異にしている。ズシンと来ないから楽に読めたが、朱川湊人ワールドとしては食い足りない。どちらかというと、ウルトラマン…寄りの作品なのかなあ?
読了日:8月22日 著者:朱川湊人
白銀ジャック (実業之日本社文庫)白銀ジャック (実業之日本社文庫)
読了日:8月16日 著者:東野圭吾
しゃばけしゃばけ
読了日:8月15日 著者:畠中恵
菜の花畑のむこうとこちら (ソノラマコミック文庫)菜の花畑のむこうとこちら (ソノラマコミック文庫)感想
再読 懐かしい大事な思い出の一冊。不器用と言ったら作者に失礼かしら?でも、器用でない描き方がずっとずっと好きでいた。何年か前に再会した時、不器用でもいいじゃないって、背中を押されたように思ったものだ。以来、手放せない一冊。こんな時代があったと、この本もいわゆる“三丁目の夕日”ですね。
読了日:8月13日 著者:樹村みのり
ボクの、こだわり。ボクの、こだわり。
読了日:8月8日 著者:矢崎滋
世界がもし100人の村だったら 総集編 POCKET EDI (マガジンハウス文庫 い 1-1)世界がもし100人の村だったら 総集編 POCKET EDI (マガジンハウス文庫 い 1-1)感想
再読  原発再稼働のニュースを観ていて、ふとこの本を思い出した。・・・・・すべてのエネルギーのうち19人が54パーセントを使い 81人が46パーセントを分け合っています・・・・・多数決というのは、最大公約数の幸せを得る術ではないのかもしれないと、この本を読み返すたびに思います。
読了日:8月7日 著者:池田香代子
図書館の神様図書館の神様感想
すべてに投げやりの態を示す主人公“清”の講師生活の一年間。これだけいい加減な態度で、これだけことがうまく進むはずがないじゃないか・・・と、心の中でいささかの抵抗を持ちながらも、読む手を止めることができなかった。なんとも言えず読後感のよい一冊だ。
読了日:8月4日 著者:瀬尾まいこ
神様のカルテ 2神様のカルテ 2感想
イチさんの漱石なまりが大分にこなれたように感じた。この本に登場するお医者様はいわゆる“赤ひげ”タイプ。仕事に夢中になると家庭がおざなりになって、でも、振り返ると仕事って医療現場だけでなく、そういう働き方を求められるものが多いように思う。日本の社会全体がそういうものなのかもしれません。
読了日:8月3日 著者:夏川草介

読書メーター

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行ってきました

2013年09月01日 | 徒然に、

面白かった!

台風って、積乱雲がたくさん集まってそれが渦と結びついてできるんですって!

でも、台風の卵が全部が全部台風になれるかと言うと、

その確立は、100分の一。

言ってみれば、甲子園目指して頑張る高校野球部の勝ち上がる確立と同じくらいだそうです。

台風に育つことができた“卵”は、エリートなそうです。

ふーむむむむ!

 

で、なぜ、こんな講演会に、しかも実は夫婦そろって出かけたかと言うと、

この先生、長男が今お世話になっている方なんです。

本を出されて

その関係で、札幌紀伊国屋で行われるイベントに参加されるため来札されると聞き、

こんな機会はないと飛んで行きました。

おっと北大の学会にも出席されているんだった。

台風の研究では第一人者と聞いています。その若さにも驚きました。

息子のおかげで、思ってもいないいいお話をきけました。

 

ちなみにその手伝いで息子もちょろっといます!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする