つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

ぴょんぴょん

2013年12月24日 | 徒然に、

私の大学からの友人で、非常に元気のいい人がいる。

彼女は昔っから興味津々で、いろいろな経験をすることに意欲的な人だった。

青池保子の“エロイカより愛をこめて”に夢中で「結婚するなら制服組がいい!」と豪語。

その通り仕事に制服がつきもの人とゴールインした。

彼女は北海道出身、旦那様は九州出身。その上旦那様は転勤族で日本全国をぴょんぴょんと動き回った。

3人の子どもに恵まれ、彼女らしいおおらかな子育てがそばで見ていて楽しかった。

その子たちが高校、大学に進学する年齢に達し、一人また一人と転勤先に置いては次に移るという状況になった。

何でもないことのように「かまどがいくつもあるでしょう?たまには点検しに歩かないと」と、

月に何度か子ども達のところにぴょんぴょんと出かけていた。

今は子どもたちもそれぞれに自立を始めだし点検もそう頻繁にはいらないようだが、今度は親のために動かなければならなくなった。

これがまた、九州と北海道だから半端ない。

だがいとも簡単に手伝いに動き回る。専業主婦ならまだしも、彼女は大分前からヘルパーさんをやっている。

「この仕事ならどこに動いても働く先があるから」というのが理由だった。

 

ぴょんぴょん

 

彼女の表現のとおり、軽快に動き回る。

「私が動けばそれでことが進むし、動かない人のほうが大変なんだから」という。

でも、・・・

私も同じような状況に今ある。あっちに行っては少しやって、こっちに行っては少しやって、

ようやく落ち着いたと思うとまた振出しに戻るみたいな感じ、

ぴょんぴょんはとても落ち着かない。

手続きが終わらず先行きが不透明なのが不安を押し広げるのかもしれない。

嫌だなあと思うとき、いつも彼女を思い起こす。

ああいう気持ちの持ちようや、やりようがあるんだと自分に言い聞かせる。

そう、生き生きとした彼女の生き方はいつでも私の憧れ。

同い年なんだ、負けないで、前向いて乗り越えていくぞ!!

 

明後日東京に向かいます。飛行機が無事飛びますように!

 

 

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今季初

2013年12月23日 | 北国の生活

旦那と二人で出かけた。今日は‘歩き’

うちの旦那様という人は一緒に歩くには向かない人。

まあ、手をつなぐ、腕を組みながら、などということは、一度もしていただいたことがない。

スタートは並んで歩いているが、そのうち一人でどんどんと先に行く。

私が何かで止まっても気がつくという事がない。

で、どうなるか…今はさんざんに言われたせいでいないことに気がつくようになったようだが、

若い頃は信号で止まらない限り、連れがそばにいないことに気がつかなかった。

何が言いたいか、

朝からの雪で札幌の道路は、どこもかしこも真っ白だった。

新雪なので積もった雪自体は歩きやすいものなんだけれど、

昨日、おとといはいくらかゆるんだので、それまでに降って道に残っていた雪は当然“氷”になっている。

やわらかい新雪の下はスケートリンクのようになっているので、うっかりすると足を取られる。

はい、今季初めて転びました。

一回目はおっととなって持ち直したのだが、これがいけなかったようだ。

うまくいったと安心した二回目は、ものの見事にステンと転んだ。

ちょっと先まで行って振り返った旦那はニカニカと笑った。

「手を出すとか、大丈夫か?とか聞くものでしょう?」と膨れて見せたら、

「始めは大丈夫だったじゃない。大分に歩きなれてきたんだなあと思ったんだけれどね」

と私が立ち上がり追いつくのを待って、言い返された。

雪道に苦労して四半世紀。滑ったら抵抗せずに思いっきり転んだ方がいいというのは体が覚えた。

下手に抵抗すると足や手をひねってしまうので、おしりできれいに着地ができなくなる。

お肉がいっぱいのおしりで受け止めた方がいいに決まっている。

車の運転同様に季節はじめにこういう小さな事件があるのがいい。するするっと入ると、気が緩んで大きなしっぺ返しがくる。

雪の生活はどんなに文明の利器に支えられていようとも、緊張感が足りないとうまくいかないように思う。

まして今年の私は、往ったり来たりで慣れようもない。

いいスタートが切れているのかもしれない。

 

 

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東京で見たもの

2013年12月21日 | 徒然に、

洗濯物がちょっと恥ずかしいが、おわかりになるだろうか・・・?

東京の家はれっきとした23区内。高層ビルが立ち並ぶ風景が二階の窓から眺める事が出来る場所にある。

それが、本当にこの日はびっくりした。

狸の一家が庭を自由自在に行き来していた。

これはわかるなあ。

ハクビシンもいるそうだ。

狸はほっておいても野良猫ほどの事なんだそうだが、ハクビシンは手におえないらしい。

ダニがひどく、勝手に家に出入りされただけで人間はその被害にあうという。

しかし、どんなに人間が繁栄してみた気になっても、とどのつまり、何もかわらないのかもしれない。

野性とはいえないが、自力で暮らす彼らの姿に、いろいろ考えさせられてしまった。

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参った

2013年12月21日 | 日記

札幌に置いてあった私のPCが復活不可能となり、留守の間に修理に出されてしまった。

送られた先はそうやら遠い遠い海の先のようだ。

このたびは姉が使っていたノートパソコンを持って帰ってきている。

結構重かった。

リュックに入れて担いで運んだのだが、何ともいやあな疲れが出てしまい、復活するのにいささか時間がかかった。

のような塩梅で、使いこなせていないPCと、使いこなせていないスマホで、

何がなにやらわからん状態で、滞りながらもブログの更新をしていたはずが・・・・・・・・・?????

あれ、消えている?

なんか、どっかで、何かをやったようなのだが・・・

わからん?

 

あんまり、いろいろ、ぐずぐず言いなさんなということなんだろう。

明るく前向きにやれよと、文明の利器たちに諭されたような気分になっている。

 

少しずつ少しずつ手続きが前に進んでいる。がんばろうっと!

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さっちゃんが、

2013年12月13日 | 日記

訃報が届いた。

さっちゃん

 

さっちゃんは、癌トモ。

初めて声をかけられた時、さっちゃんは何度めかの再発と戦っているときだった。

 

さっちゃんは、決してあきらめていなかった。

「こうして我慢しているうちに、新しい薬ができるから」

 

さっちゃんは、何度も何度も化学療法に耐えていた。

やっとの思いで、一回、一回治療を受け、

やっとの思いで、命をつないで、

 

そんな中、同じような病気で苦しむ仲間をつないでいた人だった。

「マーカーの値が下がった」と話すと、自分の事のように喜んで・・・

「治療がうまくいっていると聞くと、自分だってそうなると思えるでしょう?」とにっこり笑っていた。

 

さっちゃん、12年頑張ったんだって?

頑張って、頑張って、頑張り続けたね。

さっちゃん

さっちゃん

「笑っているのはいいのよ!」と、ベッドを回って苦しむ仲間に声をかけ続けた さっちゃん。

自分だって大変だったのに・・・・・・

さっちゃん、

辛くて、辛くて、叫びだしたいときに、さっちゃん、あなたがやってきてくれたことが何度あったでしょう?

さっちゃん

 

まだまだまだまだだったよ!

まだまだまだまだ、あなたを治療できる薬ができていなかったよ!

ああ、さっちゃん・・・哀しいよ。

 

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