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「サガン ―悲しみよこんにちは―」破天荒な生き方とは彼女の一生をいうのか

2009-07-13 00:09:46 | ミニシアター系映画
「サガン ―悲しみよこんにちは―」★★☆
シルヴィー・テステュー 、ジャンヌ・バリバール 主演
ディアーヌ・キュリス 監督、2008年、122分 、フランス



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「デビュー作「悲しみよこんにちは」が
世界的な成功を修めたサガン、
彼女の生涯を描いた映画、
彼女の作品に興味がないからか、
スキャンダラスな生活も知らなかった、
若くして富と名誉を獲得する意味に
考えさせられた」



破天荒と言う言葉がピッタリな
サガンの生涯は、常人では考えられない
数々の奇行を繰り返すが
成功したものの悲劇か、誰も彼女を
止めることが出来なかったようだ。


彼女の作品はいくつかを実際に購入して
読み始めたが全部、途中で断念している、
どうにも読みにくくて
まだどこかに共感でもできたら
また違ったと思うが、あまりに別世界の小説で
結局読破できていない。

そのことと映画とは別のハズだけれど、
同じように映画にも入り込むことは出来なかった、

その書き手の人格がどうだろうと
作品を好きになれることはあるだろうし、
出来上がったものは、それ自体で評価すべきだ、
でも映画を見始めて感じたのは
彼女の本を読んだときと同じような
居心地の悪さだった、
そうか自分は彼女と彼女の書くものまでも
好きじゃないんだなと。

でも、映画が素晴らしいのは
とりあえず座っていれば物語の最後まで
連れて行ってくれることだ。

映画自体はフランス映画っぽいというか、
皮肉や残酷な視点に満ちていて
この出来上がりで、

彼女の残された家族は納得したのかと
心配したくなるような
意地悪な描き方で、これをよしとする
国民性なのか、なかなかそのあたりは
出来上がりを含めて
彼女らしいともいえるのかもしれない。


$10代のサガンが処女作「悲しみよこんにちは」で得た印税は、
約5億フラン(360億円)、これじゃあ
普通に生きろと言ってもムリだよな。


★100点満点で60点


soramove
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若くして富を手に入れ、そんな彼女を止めることもしない両親の
ありようには疑問も。

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