soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「ゴースト・ライター」東京国際映画祭/WORLD CINEMA・部門)

2010-11-02 20:09:10 | ミニシアター系映画
「ゴースト・ライター」★★★☆
ユアン・マクレガー 、 ピアース・ブロスナン、キム・キャトラル 、オリヴィア・ウィリアムズ出演
ロマン・ポランスキー監督、128分 、2010年 フランス=ドイツ=イギリス |
(原題:The Ghost Writer [ The Ghost ])




                    →  ★映画のブログ★
                     どんなブログが人気なのか知りたい




東京国際映画祭・ワールドシネマ部門作品
映画祭の2本目は、ユアン・マクレガーの新作

「英国元首相の自伝のゴーストライターが溺死し、
その代わりに主人公が仕事を引き継ぐことになる、
前任者の死に疑問を抱き、
彼の残した僅かな記録から
大きな陰謀が浮かび上がってくる」



のんびりした海辺の田舎の別荘で
断片的な証拠から
何かおかしなことが起こっていると
主人公と一緒に自分たちも
その疑問を解明すべく
事のなりゆきを見守る。



大袈裟な驚きがあるわけではなく、
もしかしたらこれは
考えすぎじゃないかと感じながらも
そういうこともあるのかなとも思う、
事実は結局自分たち庶民には分からないが
それでも想像することだけは可能だ。

その範囲内で起こっていたことが
だんだん常識の枠をこえていく、
この積み重ねとそこから引き起こされる
一連の出来事の見せ方が巧妙で
話に引き込まれていく。



ユアン・マクレガーの普通っぽさが
この作品の重要な部分だろう、
ラストのもうひとひねりも
映画を盛り上げる、
派手な作品じゃないけど
かなり好きな作品だ。



映画の内容とは関係ないところで
何度か笑ったというか、ニンマリしたのは
「セックス&シティ」のキム・キャトラルが
英国元首相の秘書として登場していたこと、
どうしてもドラマの印象が強くて
かなりしっかり演じてくれていたのに
何かするんじゃないかと変な期待で見ていた。
もちろんかっちりと秘書を演じただけでしたが。

★100点満点で75点

soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン
ロマン・ポランスキー監督というと
何かスキャンダラスなイメージが強いが
見応えのあるしっかりした映画だった。
★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか