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映画「100歳の少年と12通の手紙」クリスマスのほろ苦いおとぎ話

2010-11-26 21:05:50 | ミニシアター系映画
「100歳の少年と12通の手紙」★★★☆
ミシェル・ラロック、アミール、マックス・フォン・シドー、アミラ・カサール 出演
エリック=エマニュエル・シュミット 監督、105分 、2010年11月6日公開、
2008,フランス,クロックワークス、アルバトロス・フィルム
(原題・作:OSCAR AND THE LADY IN PINK)





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「主人公の10歳の少年オスカーは
偶然自分の余命を知る、
壊れ物に触るように接する周囲に戸惑い、
そんな時に出会った、あけすけにものを言う
ピンクのスーツの女性に惹かれ
院長にただ一つの願いとして
そのピンクスーツの宅配ピザ屋の女主人ローズに
毎日会いにきてもらうようにしてもらう」



クリスマスも近い頃といえば
クリスチャンでも無い日本でも
街は華やかになり気分が高揚するが
映画の舞台は病院の小児病棟、
主人公の余命はごくわずか、
湿っぽくなりがちなテーマだけれど
オスカーのくるくる変わる表情と
全てを楽しもうとする前向きな姿勢に
笑ってしまうシーンも多い。



彼とローズは1日を10年間と考え
日々を過ごすことにし、
毎日神様に宛て手紙を書くことを約束した。
ローズは一日の終わりにその手紙を
風船に付けて空に放つ、
神様に届くように。


オスカーの持つスノーボールの中には
プロレスのリングがあり
ローズがレスラーとして
これまでの対戦相手や試合内容を
大袈裟に作り話を語るのを
オスカーは楽しみにしていた。

それがあまりにバカバカしい作り話で
それ程楽しめないが
近くに座っていた子供がゲラゲラ笑っていたので
これは子供としては楽しいんだろうな。

荒涼とした風景と
一本のまっすぐな道を走るピンクの車、
降りてくるのはピザをかかえたピンクスーツの女

映画を見てるうちにそれが普通に思えてくる
この映画の素敵なマジックを楽しむ、
自分たちはとかく現実的な手触りを追い求める
けれどこんな映像の魔法も
心地良いことも知っている。


★100点満点で75点


soramove
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この作品はオスカー役の少年の配役に尽きる、
彼のキラキラと輝く瞳に誰もが希望を見るはず。

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