四国 松山城
松山城
「坂の上の雲」 ロケ地
正岡子規は俳句で新しい世界を築き上げ、結核と格闘し34歳の生涯を閉じた。
今回、バイクでの四国駆け足の旅では松山城で子規を偲び、帰りの途中で奈良の法隆寺に立ち寄った。
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺 (子規)
あまりにも有名な句であるが、恐れ多いことながら素人の感想だが、子規の作でなければ駄作として埋もれていたかも知れぬ。子規は文字通り血を吐きながら古都奈良の旅を続けた。その背景と旅の重みを知ると、もの凄い生命の叫びが怒濤のように響いてくる。生の一瞬の輝きがそこにある。
奈良 法隆寺
法隆寺 五重塔
「坂の上の雲」はタイトルだけでも希望を持たせてくれる本でした。