東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

映画オッペンハイマー

2024-05-04 | 安全保障

映画 オッペンハイマー
監督 クリストファー・ノーラン
主演 キリアン・マーフィー
アカデミー賞7部門を獲得したそうだ

日本で公開されたのは今年2024年3月29日

当時は鹿児島にいた
バイクで走っていた
一日ぐらいは雨でつぶれるだろうと思った
停滞の日に映画に行ってみよう
近くでは鹿児島の天文館シネマパラダイス
シネマサンシャイン姶良
宮崎キネマ館などがある

停滞に合わせて「オッペンハイマー」を見ようと思った

残念ながらというか運良く好天に恵まれた
鹿児島宮崎の映画館には行かなかった

つい最近地元の映画館で見た

3時間近くの長編だった
オッペンハイマーは理論物理学者
ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所 ニールス・ボーア  
およびゲッティンゲン大学マックス・ボルンに師事
昔懐かしい人が実像に近い形で映画に出てくる

映画の中ではハイゼンベルク、ディラックなどの懐かしい名前が出てくる
1939年ドイツのオットー・ハーンらが核分裂実験を成功
1942年10月 マンハッタン計画承認 核兵器開発開始
1942年12月2日 シカゴ大学フットボール場観覧席下の倉庫 フェルミの臨界実験
 
ボクが大学教養部にいたころは原子核物理、同位体元素などに興味津々となった。中学生のころから考えていた商船大学、航空大学校などはいつの間にか置き換ってしまった。

核分裂の発見
どうも分裂片の質量が合わない
膨大なエネルギーが出ているようだ
中性子の役割
連鎖反応の発見
臨界の概念
爆薬を使った起爆装置
ロスアラモスのトリニティ実験

たったひと言、一片の情報から着想を得る
物理学者は次のステップへ進む
スパイの共産主義者も同様だ
陰謀が渦巻く

3時間の映画は圧巻だった


ボクが海外の国際会議で初めて発表したのは1983年
遅いデビューだった
カリフォルニアのサンタバーバラだった
会議が終了後、いくつかの原子力関連施設を見学した
アルバカーキに宿泊し、ロスアラモスにも行った
そこで広島原爆リトルボーイの実物大模型を見た


避難の丘 仙台
東日本大震災 津波から13年


大阪南港より遠くに明石海峡大橋

淡路島と神戸須磨の鉢伏山の間に橋梁の2本の主塔が見える

阪神淡路大震災から29年
大東亜戦争敗戦から79年


中共、ロシア、北朝鮮は日本の首都や大都市などに照準を合わせている
弾道ミサイルの先端には水爆がある
水爆は核融合を併用する
破壊力が格段に大きくなっている
一発で首都圏では400万人が死亡する
弾道ミサイルを甘く見てはいけない
自分の国と家族は自分で守る

微量の放射線では人は死なない
日本のエネルギーの自給率は7%
核エネルギーは否応なく人類に拓かれた
核エネルギーを利用する原子炉しか道がない
経済力を維持するには安定した安価なエネルギーが必要

エネルギーを甘く考えてはいけない
定量的に見なくてはいけない
国防を人任せにしてはいけない




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 佐渡 草木もなびくよ | トップ | 斎藤茂吉と蔵王 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

安全保障」カテゴリの最新記事