東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

殿、利息でござる! 記録は残る!

2016-08-21 | Weblog
仙台藩、吉岡宿は宮城県黒川郡大和町吉岡にある。

この映画の原作は磯田道史氏の「無私の日本人--穀田屋十三郎」。
美談にするな、控えめにしろというのが言い伝えだった。何年か前に地元の方が磯田氏に連絡したのがきっかけだ。
当時の僧侶、栄州瑞芝が國恩記を残した。克明な記録が残っていたことで実話が表に出た。

宿場の伝馬制度が物語の発端でそれを跳ね返すのが金融である。
羽生結弦さんが伊達藩領主で特別出演したのも見どころ、御愛嬌!
それにしても千両の貸付で百両の利息はいいね。仙台藩がきっちり返済するところも信頼関係があったということだ。

さて、昔は宿場の雇用維持が主題だが、現在の流通構造ではかつての宿場町は維持できない。懐古に徹するか、情報社会に合わせるか? これは全国各地の経済と生活基盤の維持の問題に帰着する。
アイディアを出して前進するしかないでしょう。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おがち 雄勝 小野小町 | トップ | マレーシア北部高原 避暑地と... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事