駿台国際では合格実績について、公表する際は必ず人数を明記することとしています。それはまた、当然のことですが、駿台国際は合格者のいない大学を含む合算表示をすることはしない証明でもあります。しかも、3年分の結果も大学別数を掲載して、たとえ合格者が減少していても隠さずに表記している、恐らく唯一の帰国生予備校です。
なぜ、そのようにしているかというと、良い結果も悪い結果にもしっかりと向き合ってこそ、正々堂々と学生の皆さんを指導できると考えているからです。
もちろん、入試日変動や帰国入試の適用学部の増減、受験生の志向、全体的または受験単位での帰国生受験者数の変化、などの要素によっても合否は大きく変化するのですが、塾・予備校として、いわば指導経験と、その結果を提示することは私たちの義務であると考えています。
特に、「小論文」の指導が絡むと、なおさら、はっきりと指導成果をお見せする必要があると考えています。それは、「小論文」という試験スタイルの特性にあります。今までにも何度か触れているかと思いますが、明確な「正解」がないということです。
(中には、理系の小論文の一部に見られるように、小論文といっても、出題内容を見てみると、学科試験の記述式解答を求められていて、一般的にいうところの小論文とは異なり、正解を求める場合もあります。)
あくまでも、ある程度の予備知識を前提として、分析力や、考え方を問うというスタイルの小論文の場合には「正解」を求めているわけではないのです。それゆえに、「正解」がはっきりしている他の学科試験と比べると、「正しい指導であるか」が分かりにくいところがあります。そのため、「自称・小論文の指導者」も多いのが事実です。
「いったい何を教えてきたのか?」あるいは学生に対しては「何を教わってきたの?」
駿台国際の小論文科の講師陣から思わず、そんなセリフが飛び出してしまうような、驚きのレベル、いえ、方向性に疑問を強く持つ「小論文」に出会うこともあるのです。その結果、受験を迎えて、やはり高度な大学教授陣の目には、学生の書く小論文の質の差が歴然としてしまい、はっきりと合否に出てしまいます。
その点、高い指導力を持つ駿台国際の講師陣のチカラは、豊富な経験とあいまって、まさに抜群の実績に結びついているという結果が出ているのです。
(Nas)