帰国生がいた国と言えば、アメリカやヨーロッパなどの北半球の国々を連想される方も多いと思いますが、季節が逆の南半球の国々に滞在している帰国生も多くいるものです。例年オーストラリア、ニュージーランドを始め、日本から見て、地球の反対側の南米大陸からも、駿台の「南半球特別課程」にやってきます。
今、申し上げた「南半球特別課程」という講座。なぜ南半球の方々を別にして行うのか・・・というと、南半球の教育制度は、アメリカやヨーロッパの教育制度とは進級や卒業の時期が異なるからなのです。
6月に卒業後、帰国をして駿台で学び、9月から始まる入試に備える北半球の学生に対し、年末卒業の南半球生は、以下のようなスケジュールで対策を進めているのです。
1月:長期休暇を利用して駿台の「南半球特別課程1st」を受講
2月:滞在国での最終学年スタート
7月:ホリデーを利用し一時帰国し、「南半球特別課程2nd」を受講
9月:高校在学のまま受験スタート
12月:高校卒業
どうでしょう?北半球生に比べてハードに見えますよね!でも、「ハードに見えるスケジュールだからこそ、モチベーションを保って頑張れる」。
南半球のおおらかな環境を経験している彼らだからこその前向きな意見のようです。
でも、このスケジュールにも利点はいっぱい。 1月から駿台の受験サポートを得るのは、同年度の受験生の中でも南半球課程の生徒が一番最初。滞在国にいる2~7月の間も主にメールを活用した担任のサポートは続きます。(もちろん北半球の方々へのサポートも万全ですよ!)
小論文の提出も盛ん。1月の授業でやった書き直し答案や、自習提出など、駿台にはいつもかわいい羊やカンガルーの絵柄の切手が貼られた封筒とともに届きます。
このように早めに受験対策を始めることができるため、書類の用意も試験対策も、毎年余裕を持って臨んでいるように見えるのは担任の私だけでしょうか?
1月に南半球特別課程を受講した皆さん、7月に会えるのを楽しみにしていますね。駿台も皆さんの「第一志望はゆずらせない」ように頑張っていきますよ。
そして、来年秋以降に受験を控えた南半球滞在の皆さん、来年1月の講座でお待ちしていますね。早め早めの対策スタートで「第一志望はゆずらない」を実現させましょう。
(南半球プロジェクトリーダー KAB)