2週間ほど前のこととなりますが、タイ国の教育関係者が駿台国際教育センターを視察されました。その際にいただいた記念の額が駿台国際の柱に掲げられています。
「あの柱に掲げるとよいでしょう。」
指さしながら、そのように指定していただいた場所に早速とりつけられた友好の額。
「あれ?タイですね。どうしたのですか。」
それまでのイラスト額がタイらしい装飾の額と差し替えられていたことに一番最初に反応したのは、やはりタイ出身の学生でした。
どちらかというと「国際」という名称の場でありながら、外国風のものが何一つないともいえる駿台国際でしたが、ほんの少し、異国に心を馳せることのできる存在となりました。
ただ、今は、タイでの大洪水のニュースを思い起こさせる存在にもなっていて、何度も訪れたタイ国の状況がとても気になります。タイの方は、そしてそこに住まう日本の方はどうしているだろうか。
小さな額縁の窓を通して、彼の地を思う。それは、友好の証として贈られた品のなす業なのかもしれません。(Nas)