昨日打ち上げに成功した国産ロケット・イプシロン。
それまでのM-V(ミューファイブ)と比べると準備スタッフ100名→2名、準備期間45日→7日、準備費用約100億円→38億円と大幅な経費削減を実現しました。
日本のロケットはN型→H型のシリーズの他に東大宇宙研の流れを組むペンシルロケット→ベビーロケット系があります。こちらの系統はギリシャ文字をロケット名に使ってきました。
アルファ(Α、α)→ベータ(Β、β)
は、計画、実験段階で終わったのですが、このあとは、スキップして、カッパ(Κ、κ)となり、多くの実績を残しました。
そして、ラムダ(Λ、λ)→ミュー(Μ、μ)と続き、
今回のイプシロン(Ε、ε)の登場です。
先人のたくさんの努力の積み重ねとともに、開発にかける思いが、ロケット名にも受け継がれているのですね。
(nag)