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アライアンス

2014年05月01日 | 全般・イベント

このブログを開始した2009年10月に、「航空アライアンス」というタイトルで書込みをしたことがありました。当時は、JALの経営再建問題が航空アライアンスというテーマを通して、他の航空会社にも影響している状況を例にして、社会時事に関心を持つことを推奨させていただきました。

再び、この「アライアンス」という言葉が頭を巡るようになりました。
それは、日本のビジネス、マーケティングに関わる「アライアンス」問題です。ただ、アライアンス(=同盟・連携・提携・連合)という言葉は、日本では、「航空アライアンス」という航空連合(マイレージの共通化等、ワンワールド、スターアライアンス、スカイチーム)で使用される例が多いくらいで、一般的ではないかもしれません。

今回の例は、いわば「ポイントサービス・アライアンス」とも言うべき連携が拡大していることです。気が付いたら、1年以内に3大「ポイントサービス・アライアンス」がしっかりと形成されて、どの陣営につくかということが、お店側も、顧客側も急速にその話題に包まれているかもしれません。これまで、最大手のポイントサービスT にポータルサイトのポイントシステムY を統合した話がありましたが、その後、今秋にはネット通販大手のR が新規に参加することを表明、そして、今度はT を追いかける大手のP が拡大を図って、グループ内のポイントサービスを統合したばかりのRT と統合するとの話も。参加企業をよく見ると、各業界の有力3社がまるで振るいかけられたように分散しています。なんだか、財閥のような系列化です。

今後の動きに注目していますが、次はどことどこがアライアンスを組むだろうかというのが、というようなことを想像するのも、ビジネスやマーケティングに関心を持つことにつながるかもしれません。

上記のT&Y、R、P&RT が何であるかすぐにわかる方は、日頃からニュースを見ている人かもしれませんね。但し、日本にいないと難しいかな。
※本日も、SB のポイントがY と同様にT に統合されるとの発表がありました。
(Nas)


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