帰国したばかりの駿台生からよく聞くのは・・・、
「日本ではお店の人が丁寧。」
「自動販売機やコンビニエンスストアがそこらじゅうにあって便利。」
と身近なところから海外との違いを感じるようです。
日本の飲食チェーン店はどこに行っても同じ味が、ほぼ同じ価格で提供され確かに便利で安心感があります。
お店の人の対応も地域が変われば変わるというようなこともありません。
毎朝寄るコーヒーチェーン店で「コーヒーのSサイズをください。」とだけ言うと、
「〇〇カードか△△カードはお持ちですか?ホットですかアイスですか?こちらでお召し上がりですか?お持ち帰りですか?」と立て続けに聞かれます。
夏ならともかく真冬でもどんなに涼しい日でも「アイスですか?」、毎日同じぐらいの時間・毎日同じお店の人でも持っていないカードの有無を聞かれます。まるで人間自動販売機。
全国同じサービス・商品を提供するための日本の「マニュアルどおり」の対応は日本で暮らしていると時々うんざりすることもあります。
もちろん、すべての店がマニュアル一辺倒なわけでなくマニュアル+臨機応変な対応をしてくれるお店の人もいます。
この全国同じ・平均的マニュアルというのができるのには日本の文化的価値観や国民性にも関係あるのではと思いますが、こんな身近な出来事にも小論文のネタになりそうなことが転がっています。
(wty)