駿台海外校・駿台国際教育センター【公式ブログ】

海外教育、帰国生入試、留学・英語資格対策のトップブランドが皆様に役立つ情報をご提供します!

燕子花図屏風 

2014年05月05日 | 全般・イベント

表参道にある都会のオアシス根津美術館を知っていますか?
美術館の収集品は日本・東洋の古美術で、敷地内の日本庭園には茶室や薬師堂、石仏・石塔・石灯籠が点在しています。
毎年4月下旬から5月中旬にかけて庭園の燕子花の開花にあわせて尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」が公開されこの時期大勢の人が訪れます。
毎年の公開ではありますが、毎回少し趣向を変えた展示をしてあります。
2年前には「燕子花図屏風」の10年後に光琳が同じテーマで描いた「八橋図屏風」がメトロポリタン美術館から里帰りし、二つの金屏風が100年ぶりに並べて展示されていました。
今年は光琳の「燕子花図」から70年後に描かれた円山応挙の「藤花図屏風」が並べて展示してあり光琳と応挙が美を競っています。庭園では燕子花はもちろん藤の花も満開で、茶室では茶会が開催されています。
若い人はあまり見かけない美術館ですが、和テイストを堪能できるので外国人観光客に人気があるようですよ。 

(wty)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする