8月1日に実施した実力テストを随時返却していますが、漢字が想像以上にできていない結果となりました。
漢字は、現代文のテストはもちろん、小論文や英文和訳、志望理由書を書くときにも必要になります。外国語能力を重視すると思われがちな帰国生入試においても、漢字学習は避けて通ることはできません。特に近年はパソコンやスマートフォンの普及により、漢字を書く力は落ちる一方なのではないでしょうか。
漢字の勉強方法としては、まず「読み」から入ることをお勧めします。「読み」であれば、電車の中や空いた時間に気軽にチェックすることが可能です。読めた後は、小論文で使いこなせるように熟語の意味や類義語・対義語も覚えておきましょう。
読めるようになったら次は「書き」です。何となく覚えていても部首が間違っていたり、線や点が欠けていたり・・・。自己採点する際には厳しい目を持ちましょう。
「読み」も「書き」も間違った漢字をそのままにせず、必ずノートに書き写し、習得できるまで練習することを繰り返すことが大切です。
入試で最も悔しいのは、「授業で習ったのに、できなかった」「この問題、出たことあるのに正答を覚えていない」という事態です。
残された時間を有効に使うためには、新しい問題集にやみくもに手を出すのではなく、一度間違えた問題の復習を丁寧におこないましょう。
頑張れ!駿台生!
(con)