こんにちは、駿台ミシガンです。
日本に一時帰国している生徒とオンラインで授業をしていると、画面から「しゃわしゃわしゃわしゃわ」という音が聞こえてきます。セミが鳴いているのです。ああ、画面の向こうは日本の夏なんだなあ、と思います。
音がイメージを想起させるというのは、たしかにありますね。夜に「ワォーン」と犬の遠吠えが聞こえるのは昼の繁華街ではなく、人通りの絶えた夜が似つかわしいです。
ですから、音のイメージは、音のないイメージもはらんでいて、たとえばマンガでも「シーン」という無音の書き文字が表現されますし、「・・・・・・」は、そこに音や声がないことをあえて書くことで、間や心の中の様子を読み手に類推させるという働きを持っています。音がないことは、音があることの印象を強めているわけです。
学習することも同様で、目指すものをつかみとるために学習することはとても大事なことなんですが、それと同時に、学習していない時間、すなわち休むことも同じように大事なことだといえます。
じょうずに休憩を取ること。
しっかりと体と心を休めること。
こうしたことが、一所懸命に学んだことを強固にしていく、そのことにつながっていくはずです。
もうじき帰国大学受験が始まりますね。みなさんのすばらしい未来が拓けることを、駿台のみんなで応援しています。
駿台ミシガン国際学院 S.T