文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

温首相、福島の少女に毛筆で返事…朝日新聞6月21日11面より

2011年06月21日 11時26分15秒 | 日記
中国の主要各紙は19日、温家宝首相が5月の訪日時に会った福島県郡山市立金透小学校6年生の「福島佳代」さんから手紙をもらい、これに返事を書いたことを伝えた。

中国共産党機関紙、人民日報が工面で報じるなど、破格の扱いで、対日関係の改善姿勢も示した形だ。新華社電などによると、福島さんは両親や妹とともにJR福島駅で、温首相と握手をした。

手紙にはその時の「感動」のほか、漢字やパンダが大好きなこと、中国語を勉強して、将来は北京大学に留学したいこと、などが書かれていた。

また、写真や妹が描いた温首相の似顔絵も添えられていたといい、首相は「お手紙と絵、写真はみな受け取りました。とてもうれしかったです。

私は被災地の子供たちが中国で休みを過ごすよう招待しています。中国がとても好きなようだから、あなたもいらっしゃい。あなたと家族が健康で楽しくいられるよう祈ります」と毛筆で返事を書いたという。(北京=古谷浩一)
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中国「密告の賞金は戸籍」…朝日新聞6月21日11面より

2011年06月21日 11時20分00秒 | 日記
広州・公安当局 暴動捜査で誘導作戦

中国広東省広州市増城で起きた出稼ぎ労働者による暴動で、増城の公安当局は19日、捜査に協力した労働者に現地の戸籍を与えるとの通達を出した。

都市の戸籍は農村出身者には羨望の的だが、彼らの足元を見透かすような誘導作戦に批判の声が出ている。
通達は19日付の増城日報に掲載された。公安当局は市民に「企てを持つ者の扇動」に乗らないよう呼びかけ、容疑者摘発への積極的な協力を求めた。

その上で、協力者には5千~1万元 (1元は約12円)の報奨のほか、通報者が出稼ぎ労働者の場合、「『優秀出稼ぎ者』の称号を与え、増城の戸籍を与える」と明記した。

中国の教育や社会保障制度は「戸口」と呼ばれる戸籍を基にしているが、地方から都市に移す方法は、大学進学や都市住民との結婚などに限られている。出稼ぎ労働者の大半は農村に戸籍を残したままで、多くの公共サービスから排除されている。

都市と農村の埋めがたい格差の原因とも言われる戸籍をエサにした密告要請に、ネット上では「都市住民が一段上という現実を証明し、矛盾と対立を深めるだけだ」などの批判がある。(広州=林望)
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「節電 経済に大打撃」…朝日新聞6月21日7面より

2011年06月21日 10時58分22秒 | 日記
関経連・森詳介会長に聞く

…前文略。

状況の変化に敏感な人は、脱原発や電カバッシングの雰囲気を感じ取ったら、すぐそっちに走る。仮に三木谷氏が財界トップになったら、どうなるだろう。何をやるかわからないじゃないですか」

…以下後略。
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やっと朝日からまともな声が 身を引いて信の回復を…朝日新聞6月21日2面より

2011年06月21日 10時32分10秒 | 日記

編集委員 曽我 豪  *文中黒字化、私。

もはや限界を超えた。
自分の顔を見たくないなら早く通せ。再生エネルギー促進という脱原発の明日に直結する法案について、最高権力者がこんな脅しめいたことを言い放つ国に住む不幸を私たちに甘受せよというのか。


やっと東日本大震災の復興基本法は20日成立したが、政治の次の動きは鈍い。それもこれも、辞任の見返りにこの法案も成立させろ、あの予算もだ、と菅直人首相が条件闘争に走るためだ。

それは、熟議を旨とする議会制民主主義の根幹を踏みにじるものであり、出処進退をここまで軽く扱う首相もかつてない。協調を損ねる乱雑な政治作法と自己の責任に無頓着な言葉の軽さ。それが菅政治の本質だ。

思い出そう。この1年、いかに首相が次々と乗る馬を換えたかを。消費増税、TPP(環太平洋経済連携協定)、税と社会保障の一体改革、大連立構想……。だが考えてほしい、どの課題も2大政党間で決定的な対立案件ではなかったではないか。

つまり、この国の首相がもっと謙虚で、冷静に丁寧に正確に手順を踏んで与野党の合意形成を育てていれば、幾多の課題処理が進んだ別の幸せな日本になっていたはずだ。
それを全面協力か、さもなければ「歴史に対する反逆行為」かといった対立図式でしか政治を動かそうとせず、結果、合意の芽を摘んだのが菅首相である。今また会期延長で同じ手口を使い、
その先に「脱原発解散」まで想定しようというのだろうか。

脱原発を同じ運命に陥らせてはならない。今最も肝要なのは、電力不足はじめ多くの負担や不便を強いられる国民からいかに信を取り付け続けるか、その地道で真面目な政治の作法である。それは菅政治とは逆の道だ。

震災復興へ、貴重な今この時が刻一刻と無為に消費されていく。一日も早く、首相退陣を契機に、信なくは立たずの政治へ局面をはっきりと転換することが、与野党に課せられた共通の責務である。

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汚染スパイラル止まらない…AERA6月27日号より

2011年06月21日 10時12分39秒 | 日記
汚染水の処理で、梅雨の長雨で、新たな「汚染源」が生まれる

*文中黒字化、芥川

…前文略。

実は、人工ゼオライトをつくる最大のプラントは、石炭火力としては世界最大級の中部電力碧南火力発電所(愛知県碧南市)にあり、同社は原発事故の後、東電に10トンの人工ゼオライトを提供したそうだ。

ともすれば、CO2。を排出し環境負荷が大きいとされる火力発電所だが、脱硫、脱硝の技術はほぼ完成し、CO2の処理技術も完成間近とされる。

思わぬところからもたらされた環境技術は心強い限りだが、つまるところ最終処理場の問題に行きつく。もはや時間かせぎは許されない。
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