以下の本は日本国民全員のみならず世界中の人たちが読まなければならない本である。
序章 なぜ、世界史対談か-高山正之
「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」
1992年にロス支局長で渡米し、米国の新聞各紙を毎朝読むようになって一番驚いたのは、日本の悪口が必ず出てくることだった。
40行ほどの短い社説でも、コリアと出てくれば、カンマして必ず「かつて日本に植民地化されたKorea,once Japan colonized」という説明がつく。
94年の米朝交渉で核開発の凍結が取りざたされて以降、北では繰り返し飢餓が起きていたが、「かつて日本が植民地支配した北朝鮮で、飢餓が起きている」という報道が増えただけだった。
あんまり頭にきたので、米紙論説委員室に電話して、フィリピンに触れたときは必ず「かつて米国が占領し、40万人殺した」と書けよと抗議した。
もう一つ頭にきたのは、米紙が東南アジアに触れると、これも必ずといっていいほど、「かつて日本が占領して残虐行為をしたSouth East Asia, once Japan occupied and conducted atrocities]と挿入されることだ。
いちいち日本を引き合いに出す。
90年代まではこの書き方が恒常化していた。
最近では手口が変わり、現地発のニュースとして、「日本の残虐行為」を思い出させるのが年中行事となった。
北京発の南京大虐殺、マニラ発のバターン死の行進とマニラ大虐殺と、シーズンになると毎年必ず現地記者に書かせる。
最近のお気に入りは七三一部隊で、例えばニューヨーク・タイムズは、フォーリン・アフェアーズの編集者、ジョナサン・テパーマンに「日本は朝鮮とシナ北部を残忍に搾取して己の足場を固めた。その象徴がし七三一部隊で、近隣諸国はことあるごとに、この残忍さの記憶が蘇る」と書かせた。
きっかけは、安倍が操縦席に試乗したブルーインパルスの機体番が「731」だったのだ。
ただそれだけのことに無理やりこじつけて空騒ぎしただけだった。オバマが広島を訪問する前にも、念入りにシリーズで日本の残虐行為を報じていた。
要は、原爆投下や東京大空襲が米国による残虐行為atrocitiesと指弾されないよう、先回りして「日本もこれだけ酷いことをやった」と潰しておく作業を、米国のマスコミは戦後70年経ってもまだ続けているのだ。
一方、歴史認識で日本人を叩きのめして、意気消沈させ、二度と立ち上がれないようにする。
そういう戦後洗脳のお先棒を日本国内で担いでいたのが、左巻きインテリと朝日新聞だった。
彼らの大罪を糺し、正しい歴史観に引き戻す戦いを、1970年代前半から40年以上も、屈することなく続けてきた第一人者が、渡部昇一先生だ。
渡部先生と私との対談を公刊するのはこれが初となる。
ご逝去の5か月ほど前、世界史の中での日本の正しい評価をテーマに、じっくりお話しする機会を得た。
トランプ時代という歴史の転換点で“日本ファースト”の世界史の見方について論じたのだ。
先の大戦を侵略戦争と断ずる自虐を、渡部先生は「東京裁判史観」と名付けて、誰よりも早く警鐘を鵈らした。
その危機感が正しかったことは、江沢民が「日本に対しては歴史問題を繰り返せ」と訓示したことで証明された。
南京で30万人が殺されたと東京裁判で言ったベイツのホラ話を朝日と本多勝一が生き返らせ、さらに吉田清治の虚言を真実のように取り上げた結果、中国と韓国が外交戦略に利用するようになった。
慰安婦や徴用工で中韓が共同戦線をとる悪影響は、国内での自虐論争とは次元が異なる。
渡部先生が第三章で若狭和朋を引用したように、スペインが歴史戦で敗者となった教訓は大きい。
かつて英国もフランスもオランダもポルトガルも、スペインと同様、巨大な植民地帝国を築いた。
中米、南米、カリブ海諸国、太平洋、アフリカに至る広大な植民地を有したスペインが歴史戦に敗れたのは、たった一冊の、『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫)という薄いパンフレットによってである。
1542年、インディオを奴隷として自分の農園で酷使していた聖職者のはしくれラス・カサスは、自らの罪滅ぼしの意味もあり、いかに他のスペイン人入植者が残虐か、フィクションも交えた報告書を国王に上奏した。
これが1552年に印刷され、欧米各国に広まることで、スペインは袋叩きにされた。
喜んだのは他の植民地帝国だ。
悪いのはすべてスペイン人となって、植民地がどんどん減っていく。米国は、スペインの勢力衰退につけ込んで、中南米やカリブ海地域を自分の「裏庭」に囲い込んだ。
これで分かるように、米英が世界支配に乗り出せたのはラス・カサスの本を巧みに使い回して、スペインの国家意識とプライドをズタズタに粉砕した結果だった。
第二次大戦の前、アメリカ嫌いのフランコ将軍はヒトラーに、ドイツの核計画について助言をしようとしたが、ヒトラーは「スペイン人が何を言うか」と、まったく相手にしなかった。
かつての帝国の面影すらなく、他国から相手にされない。
国としての発言権を失ったスペイン人は内向きで無気力になり、国内の犯罪率も高く、1ブロック歩くごとに2回スリに遭うと言われるほどすさんだ国になった。
国の威信を失う怖さである。
いずれ米中韓の悪だくみで、「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」が書かれるはずだ。
そのように世界史を見れば、朝日の犯した罪は日本人が想像しているよりもずっと大きいことがわかる。
それにいち早く気づいて、日本のためになる日本史を編んできた渡部先生は、不朽の仕事をされたと思う。
この稿続く。
以下の本は日本国民全員のみならず世界中の人たちが読まなければならない本である。
序章 なぜ、世界史対談か-高山正之
「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」
1992年にロス支局長で渡米し、米国の新聞各紙を毎朝読むようになって一番驚いたのは、日本の悪口が必ず出てくることだった。
40行ほどの短い社説でも、コリアと出てくれば、カンマして必ず「かつて日本に植民地化されたKorea,once Japan colonized」という説明がつく。
94年の米朝交渉で核開発の凍結が取りざたされて以降、北では繰り返し飢餓が起きていたが、「かつて日本が植民地支配した北朝鮮で、飢餓が起きている」という報道が増えただけだった。
あんまり頭にきたので、米紙論説委員室に電話して、フィリピンに触れたときは必ず「かつて米国が占領し、40万人殺した」と書けよと抗議した。
もう一つ頭にきたのは、米紙が東南アジアに触れると、これも必ずといっていいほど、「かつて日本が占領して残虐行為をしたSouth East Asia, once Japan occupied and conducted atrocities]と挿入されることだ。
いちいち日本を引き合いに出す。
90年代まではこの書き方が恒常化していた。
最近では手口が変わり、現地発のニュースとして、「日本の残虐行為」を思い出させるのが年中行事となった。
北京発の南京大虐殺、マニラ発のバターン死の行進とマニラ大虐殺と、シーズンになると毎年必ず現地記者に書かせる。
最近のお気に入りは七三一部隊で、例えばニューヨーク・タイムズは、フォーリン・アフェアーズの編集者、ジョナサン・テパーマンに「日本は朝鮮とシナ北部を残忍に搾取して己の足場を固めた。その象徴がし七三一部隊で、近隣諸国はことあるごとに、この残忍さの記憶が蘇る」と書かせた。
きっかけは、安倍が操縦席に試乗したブルーインパルスの機体番「「731」だったのだ。
ただそれだけのことに無理やりこじつけて空騒ぎしただけだった。オバマが広島を訪問する前にも、念入りにシリーズで日本の残虐行為を報じていた。
要は、原爆投下や東京大空襲が米国による残虐行為atrocitiesと指弾されないよう、先回りして「日本もこれだけ酷いことをやった」と潰しておく作業を、米国のマスコミは戦後70年経ってもまだ続けているのだ。
一方、歴史認識で日本人を叩きのめして、意気消沈させ、二度と立ち上がれないようにする。
そういう戦後洗脳のお先棒を日本国内で担いでいたのが、左巻きインテリと朝日新聞だった。
彼らの大罪を糺し、正しい歴史観に引き戻す戦いを、1970年代前半から40年以上も、屈することなく続けてきた第一人者が、渡部昇一先生だ。
渡部先生と私との対談を公刊するのはこれが初となる。
ご逝去の5か月ほど前、世界史の中での日本の正しい評価をテーマに、じっくりお話しする機会を得た。
トランプ時代という歴史の転換点で“日本ファースト”の世界史の見方について論じたのだ。
先の大戦を侵略戦争と断ずる自虐を、渡部先生は「東京裁判史観」と名付けて、誰よりも早く警鐘を鵈らした。
その危機感が正しかったことは、江沢民が「日本に対しては歴史問題を繰り返せ」と訓示したことで証明された。
南京で30万人が殺されたと東京裁判で言ったベイツのホラ話を朝日と本多勝一が生き返らせ、さらに吉田清治の虚言を真実のように取り上げた結果、中国と韓国が外交戦略に利用するようになった。
慰安婦や徴用工で中韓が共同戦線をとる悪影響は、国内での自虐論争とは次元が異なる。
渡部先生が第三章で若狭和朋を引用したように、スペインが歴史戦で敗者となった教訓は大きい。
かつて英国もフランスもオランダもポルトガルも、スペインと同様、巨大な植民地帝国を築いた。
中米、南米、カリブ海諸国、太平洋、アフリカに至る広大な植民地を有したスペインが歴史戦に敗れたのは、たった一冊の、『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫)という薄いパンフレットによってである。
1542年、インディオを奴隷として自分の農園で酷使していた聖職者のはしくれラス・カサスは、自らの罪滅ぼしの意味もあり、いかに他のスペイン人入植者が残虐か、フィクションも交えた報告書を国王に上奏した。
これが1552年に印刷され、欧米各国に広まることで、スペインは袋叩きにされた。
喜んだのは他の植民地帝国だ。
悪いのはすべてスペイン人となって、植民地がどんどん減っていく。米国は、スペインの勢力衰退につけ込んで、中南米やカリブ海地域を自分の「裏庭」に囲い込んだ。
これで分かるように、米英が世界支配に乗り出せたのはラス・カサスの本を巧みに使い回して、スペインの国家意識とプライドをズタズタに粉砕した結果だった。
第二次大戦の前、アメリカ嫌いのフランコ将軍はヒトラーに、ドイツの核計画について助言をしようとしたが、ヒトラーは「スペイン人が何を言うか」と、まったく相手にしなかった。
かつての帝国の面影すらなく、他国から相手にされない。
国としての発言権を失ったスペイン人は内向きで無気力になり、国内の犯罪率も高く、1ブロック歩くごとに2回スリに遭うと言われるほどすさんだ国になった。
国の威信を失う怖さである。
いずれ米中韓の悪だくみで、「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」が書かれるはずだ。
そのように世界史を見れば、朝日の犯した罪は日本人が想像しているよりもずっと大きいことがわかる。
それにいち早く気づいて、日本のためになる日本史を編んできた渡部先生は、不朽の仕事をされたと思う。
この稿続く。
以下の本は日本国民全員のみならず世界中の人たちが読まなければならない本である。
序章 なぜ、世界史対談か-高山正之
「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」
1992年にロス支局長で渡米し、米国の新聞各紙を毎朝読むようになって一番驚いたのは、日本の悪口が必ず出てくることだった。
40行ほどの短い社説でも、コリアと出てくれば、カンマして必ず「かつて日本に植民地化されたKorea,once Japan colonized」という説明がつく。
94年の米朝交渉で核開発の凍結が取りざたされて以降、北では繰り返し飢餓が起きていたが、「かつて日本が植民地支配した北朝鮮で、飢餓が起きている」という報道が増えただけだった。
あんまり頭にきたので、米紙論説委員室に電話して、フィリピンに触れたときは必ず「かつて米国が占領し、40万人殺した」と書けよと抗議した。
もう一つ頭にきたのは、米紙が東南アジアに触れると、これも必ずといっていいほど、「かつて日本が占領して残虐行為をしたSouth East Asia, once Japan occupied and conducted atrocities]と挿入されることだ。
いちいち日本を引き合いに出す。
90年代まではこの書き方が恒常化していた。
最近では手口が変わり、現地発のニュースとして、「日本の残虐行為」を思い出させるのが年中行事となった。
北京発の南京大虐殺、マニラ発のバターン死の行進とマニラ大虐殺と、シーズンになると毎年必ず現地記者に書かせる。
最近のお気に入りは七三一部隊で、例えばニューヨーク・タイムズは、フォーリン・アフェアーズの編集者、ジョナサン・テパーマンに「日本は朝鮮とシナ北部を残忍に搾取して己の足場を固めた。その象徴がし七三一部隊で、近隣諸国はことあるごとに、この残忍さの記憶が蘇る」と書かせた。
きっかけは、安倍が操縦席に試乗したブルーインパルスの機体番「「731」だったのだ。
ただそれだけのことに無理やりこじつけて空騒ぎしただけだった。オバマが広島を訪問する前にも、念入りにシリーズで日本の残虐行為を報じていた。
要は、原爆投下や東京大空襲が米国による残虐行為atrocitiesと指弾されないよう、先回りして「日本もこれだけ酷いことをやった」と潰しておく作業を、米国のマスコミは戦後70年経ってもまだ続けているのだ。
一方、歴史認識で日本人を叩きのめして、意気消沈させ、二度と立ち上がれないようにする。
そういう戦後洗脳のお先棒を日本国内で担いでいたのが、左巻きインテリと朝日新聞だった。
彼らの大罪を糺し、正しい歴史観に引き戻す戦いを、1970年代前半から40年以上も、屈することなく続けてきた第一人者が、渡部昇一先生だ。
渡部先生と私との対談を公刊するのはこれが初となる。
ご逝去の5か月ほど前、世界史の中での日本の正しい評価をテーマに、じっくりお話しする機会を得た。
トランプ時代という歴史の転換点で“日本ファースト”の世界史の見方について論じたのだ。
先の大戦を侵略戦争と断ずる自虐を、渡部先生は「東京裁判史観」と名付けて、誰よりも早く警鐘を鵈らした。
その危機感が正しかったことは、江沢民が「日本に対しては歴史問題を繰り返せ」と訓示したことで証明された。
南京で30万人が殺されたと東京裁判で言ったベイツのホラ話を朝日と本多勝一が生き返らせ、さらに吉田清治の虚言を真実のように取り上げた結果、中国と韓国が外交戦略に利用するようになった。
慰安婦や徴用工で中韓が共同戦線をとる悪影響は、国内での自虐論争とは次元が異なる。
渡部先生が第三章で若狭和朋を引用したように、スペインが歴史戦で敗者となった教訓は大きい。
かつて英国もフランスもオランダもポルトガルも、スペインと同様、巨大な植民地帝国を築いた。
中米、南米、カリブ海諸国、太平洋、アフリカに至る広大な植民地を有したスペインが歴史戦に敗れたのは、たった一冊の、『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫)という薄いパンフレットによってである。
1542年、インディオを奴隷として自分の農園で酷使していた聖職者のはしくれラス・カサスは、自らの罪滅ぼしの意味もあり、いかに他のスペイン人入植者が残虐か、フィクションも交えた報告書を国王に上奏した。
これが1552年に印刷され、欧米各国に広まることで、スペインは袋叩きにされた。
喜んだのは他の植民地帝国だ。
悪いのはすべてスペイン人となって、植民地がどんどん減っていく。米国は、スペインの勢力衰退につけ込んで、中南米やカリブ海地域を自分の「裏庭」に囲い込んだ。
これで分かるように、米英が世界支配に乗り出せたのはラス・カサスの本を巧みに使い回して、スペインの国家意識とプライドをズタズタに粉砕した結果だった。
第二次大戦の前、アメリカ嫌いのフランコ将軍はヒトラーに、ドイツの核計画について助言をしようとしたが、ヒトラーは「スペイン人が何を言うか」と、まったく相手にしなかった。
かつての帝国の面影すらなく、他国から相手にされない。
国としての発言権を失ったスペイン人は内向きで無気力になり、国内の犯罪率も高く、1ブロック歩くごとに2回スリに遭うと言われるほどすさんだ国になった。
国の威信を失う怖さである。
いずれ米中韓の悪だくみで、「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」が書かれるはずだ。
そのように世界史を見れば、朝日の犯した罪は日本人が想像しているよりもずっと大きいことがわかる。
それにいち早く気づいて、日本のためになる日本史を編んできた渡部先生は、不朽の仕事をされたと思う。
この稿続く。
以下の本は日本国民全員のみならず世界中の人たちが読まなければならない本である。
序章 なぜ、世界史対談か-高山正之
「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」
1992年にロス支局長で渡米し、米国の新聞各紙を毎朝読むようになって一番驚いたのは、日本の悪口が必ず出てくることだった。
40行ほどの短い社説でも、コリアと出てくれば、カンマして必ず「かつて日本に植民地化されたKorea,once Japan colonized」という説明がつく。
94年の米朝交渉で核開発の凍結が取りざたされて以降、北では繰り返し飢餓が起きていたが、「かつて日本が植民地支配した北朝鮮で、飢餓が起きている」という報道が増えただけだった。
あんまり頭にきたので、米紙論説委員室に電話して、フィリピンに触れたときは必ず「かつて米国が占領し、40万人殺した」と書けよと抗議した。
もう一つ頭にきたのは、米紙が東南アジアに触れると、これも必ずといっていいほど、「かつて日本が占領して残虐行為をしたSouth East Asia, once Japan occupied and conducted atrocities]と挿入されることだ。
いちいち日本を引き合いに出す。
90年代まではこの書き方が恒常化していた。
最近では手口が変わり、現地発のニュースとして、「日本の残虐行為」を思い出させるのが年中行事となった。
北京発の南京大虐殺、マニラ発のバターン死の行進とマニラ大虐殺と、シーズンになると毎年必ず現地記者に書かせる。
最近のお気に入りは七三一部隊で、例えばニューヨーク・タイムズは、フオーリン・アフェアーズの編集者、ジョナサン・テパーマンに「日本は朝鮮とシナ北部を残忍に搾取して己の足場を固めた。その象徴がし七三一部隊で、近隣諸国はことあるごとに、この残忍さの記憶が蘇る」と書かせた。
きっかけは、安倍が操縦席に試乗したブルーインパルスの機体番「「731」だったのだ。
ただそれだけのことに無理やりこじつけて空騒ぎしただけだった。オバマが広島を訪問する前にも、念入りにシリーズで日本の残虐行為を報じていた。
要は、原爆投下や東京大空襲が米国による残虐行為atrocitiesと指弾されないよう、先回りして「日本もこれだけ酷いことをやった」と潰しておく作業を、米国のマスコミは戦後70年経ってもまだ続けているのだ。
一方、歴史認識で日本人を叩きのめして、意気消沈させ、二度と立ち上がれないようにする。
そういう戦後洗脳のお先棒を日本国内で担いでいたのが、左巻きインテリと朝日新聞だった。
彼らの大罪を糺し、正しい歴史観に引き戻す戦いを、1970年代前半から40年以上も、屈することなく続けてきた第一人者が、渡部昇一先生だ。
渡部先生と私との対談を公刊するのはこれが初となる。
ご逝去の5か月ほど前、世界史の中での日本の正しい評価をテーマに、じっくりお話しする機会を得た。
トランプ時代という歴史の転換点で“日本ファースト”の世界史の見方について論じたのだ。
先の大戦を侵略戦争と断ずる自虐を、渡部先生は「東京裁判史観」と名付けて、誰よりも早く警鐘を鵈らした。
その危機感が正しかったことは、江沢民が「日本に対しては歴史問題を繰り返せ」と訓示したことで証明された。
南京で30万人が殺されたと東京裁判で言ったベイツのホラ話を朝日と本多勝一が生き返らせ、さらに吉田清治の虚言を真実のように取り上げた結果、中国と韓国が外交戦略に利用するようになった。
慰安婦や徴用工で中韓が共同戦線をとる悪影響は、国内での自虐論争とは次元が異なる。
渡部先生が第三章で若狭和朋を引用したように、スペインが歴史戦で敗者となった教訓は大きい。
かつて英国もフランスもオランダもポルトガルも、スペインと同様、巨大な植民地帝国を築いた。
中米、南米、カリブ海諸国、太平洋、アフリカに至る広大な植民地を有したスペインが歴史戦に敗れたのは、たった一冊の、『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫)という薄いパンフレットによってである。
1542年、インディオを奴隷として自分の農園で酷使していた聖職者のはしくれラス・カサスは、自らの罪滅ぼしの意味もあり、いかに他のスペイン人入植者が残虐か、フィクションも交えた報告書を国王に上奏した。
これが1552年に印刷され、欧米各国に広まることで、スペインは袋叩きにされた。
喜んだのは他の植民地帝国だ。
悪いのはすべてスペイン人となって、植民地がどんどん減っていく。米国は、スペインの勢力衰退につけ込んで、中南米やカリブ海地域を自分の「裏庭」に囲い込んだ。
これで分かるように、米英が世界支配に乗り出せたのはラス・カサスの本を巧みに使い回して、スペインの国家意識とプライドをズタズタに粉砕した結果だった。
第二次大戦の前、アメリカ嫌いのフランコ将軍はヒトラーに、ドイツの核計画について助言をしようとしたが、ヒトラーは「スペイン人が何を言うか」と、まったく相手にしなかった。
かつての帝国の面影すらなく、他国から相手にされない。
国としての発言権を失ったスペイン人は内向きで無気力になり、国内の犯罪率も高く、1ブロック歩くごとに2回スリに遭うと言われるほどすさんだ国になった。
国の威信を失う怖さである。
いずれ米中韓の悪だくみで、「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」が書かれるはずだ。
そのように世界史を見れば、朝日の犯した罪は日本人が想像しているよりもずっと大きいことがわかる。
それにいち早く気づいて、日本のためになる日本史を編んできた渡部先生は、不朽の仕事をされたと思う。
この稿続く。
以下の本は日本国民全員のみならず世界中の人たちが読まなければならない本である。
序章 なぜ、世界史対談か-高山正之
「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」
1992年にロス支局長で渡米し、米国の新聞各紙を毎朝読むようになって一番驚いたのは、日本の悪口が必ず出てくることだった。
40行ほどの短い社説でも、コリアと出てくれば、カンマして必ず「かつて日本に植民地化されたKorea,once Japan colonized」という説明がつく。
94年の米朝交渉で核開発の凍結が取りざたされて以降、北では繰り返し飢餓が起きていたが、「かつて日本が植民地支配した北朝鮮で、飢餓が起きている」という報道が増えただけだった。
あんまり頭にきたので、米紙論説委員室に電話して、フィリピンに触れたときは必ず「かつて米国が占領し、40万人殺した」と書けよと抗議した。
もう一つ頭にきたのは、米紙が東南アジアに触れると、これも必ずといっていいほど、「かつて日本が占領して残虐行為をしたSouth East Asia, once Japan occupied and conducted atrocities]と挿入されることだ。
いちいち日本を引き合いに出す。
90年代まではこの書き方が恒常化していた。
最近では手口が変わり、現地発のニュースとして、「日本の残虐行為」を思い出させるのが年中行事となった。
北京発の南京大虐殺、マニラ発のバターン死の行進とマニラ大虐殺と、シーズンになると毎年必ず現地記者に書かせる。
最近のお気に入りは七三一部隊で、例えばニューヨーク・タイムズは、フオーリン・アフェアーズの編集者、ジョナサン・テパーマンに「日本は朝鮮とシナ北部を残忍に搾取して己の足場を固めた。その象徴がし七三一部隊で、近隣諸国はことあるごとに、この残忍さの記憶が蘇る」と書かせた。
きっかけは、安倍が操縦席に試乗したブルーインパルスの機体番「「731」だったのだ。
ただそれだけのことに無理やりこじつけて空騒ぎしただけだった。オバマが広島を訪問する前にも、念入りにシリーズで日本の残虐行為を報じていた。
要は、原爆投下や東京大空襲が米国による残虐行為atrocitiesと指弾されないよう、先回りして「日本もこれだけ酷いことをやった」と潰しておく作業を、米国のマスコミは戦後70年経ってもまだ続けているのだ。
一方、歴史認識で日本人を叩きのめして、意気消沈させ、二度と立ち上がれないようにする。
そういう戦後洗脳のお先棒を日本国内で担いでいたのが、左巻きインテリと朝日新聞だった。
彼らの大罪を糺し、正しい歴史観に引き戻す戦いを、1970年代前半から40年以上も、屈することなく続けてきた第一人者が、渡部昇一先生だ。
渡部先生と私との対談を公刊するのはこれが初となる。
ご逝去の5か月ほど前、世界史の中での日本の正しい評価をテーマに、じっくりお話しする機会を得た。
トランプ時代という歴史の転換点で“日本ファースト”の世界史の見方について論じたのだ。
先の大戦を侵略戦争と断ずる自虐を、渡部先生は「東京裁判史観」と名付けて、誰よりも早く警鐘を鵈らした。
その危機感が正しかったことは、江沢民が「日本に対しては歴史問題を繰り返せ」と訓示したことで証明された。
南京で30万人が殺されたと東京裁判で言ったベイツのホラ話を朝日と本多勝一が生き返らせ、さらに吉田清治の虚言を真実のように取り上げた結果、中国と韓国が外交戦略に利用するようになった。
慰安婦や徴用工で中韓が共同戦線をとる悪影響は、国内での自虐論争とは次元が異なる。
渡部先生が第三章で若狭和朋を引用したように、スペインが歴史戦で敗者となった教訓は大きい。
かつて英国もフランスもオランダもポルトガルも、スペインと同様、巨大な植民地帝国を築いた。
中米、南米、カリブ海諸国、太平洋、アフリカに至る広大な植民地を有したスペインが歴史戦に敗れたのは、たった一冊の、『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫)という薄いパンフレットによってである。
1542年、インディオを奴隷として自分の農園で酷使していた聖職者のはしくれラス・カサスは、自らの罪滅ぼしの意味もあり、いかに他のスペイン人入植者が残虐か、フィクションも交えた報告書を国王に上奏した。
これが1552年に印刷され、欧米各国に広まることで、スペインは袋叩きにされた。
喜んだのは他の植民地帝国だ。
悪いのはすべてスペイン人となって、植民地がどんどん減っていく。米国は、スペインの勢力衰退につけ込んで、中南米やカリブ海地域を自分の「裏庭」に囲い込んだ。
これで分かるように、米英が世界支配に乗り出せたのはラス・カサスの本を巧みに使い回して、スペインの国家意識とプライドをズタズタに粉砕した結果だった。
第二次大戦の前、アメリカ嫌いのフランコ将軍はヒトラーに、ドイツの核計画について助言をしようとしたが、ヒトラーは「スペイン人が何を言うか」と、まったく相手にしなかった。
かつての帝国の面影すらなく、他国から相手にされない。
国としての発言権を失ったスペイン人は内向きで無気力になり、国内の犯罪率も高く、1ブロック歩くごとに2回スリに遭うと言われるほどすさんだ国になった。
国の威信を失う怖さである。
いずれ米中韓の悪だくみで、「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」が書かれるはずだ。
そのように世界史を見れば、朝日の犯した罪は日本人が想像しているよりもずっと大きいことがわかる。
それにいち早く気づいて、日本のためになる日本史を編んできた渡部先生は、不朽の仕事をされたと思う。
この稿続く。
以下の本は日本国民全員のみならず世界中の人たちが読まなければならない本である。
序章 なぜ、世界史対談か-高山正之
「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」
1992年にロス支局長で渡米し、米国の新聞各紙を毎朝読むようになって一番驚いたのは、日本の悪口が必ず出てくることだった。
40行ほどの短い社説でも、コリアと出てくれば、カンマして必ず「かつて日本に植民地化されたKorea,once Japan colonized」という説明がつく。
94年の米朝交渉で核開発の凍結が取りざたされて以降、北では繰り返し飢餓が起きていたが、「かつて日本が植民地支配した北朝鮮で、飢餓が起きている」という報道が増えただけだった。
あんまり頭にきたので、米紙論説委員室に電話して、フィリピンに触れたときは必ず「かつて米国が占領し、40万人殺した」と書けよと抗議した。
もう一つ頭にきたのは、米紙が東南アジアに触れると、これも必ずといっていいほど、「かつて日本が占領して残虐行為をしたSouth East Asia,once Japan occupied and conducted atrocities]と挿入されることだ。
いちいち日本を引き合いに出す。
90年代まではこの書き方が恒常化していた。
最近では手口が変わり、現地発のニュースとして、「日本の残虐行為」を思い出させるのが年中行事となった。
北京発の南京大虐殺、マニラ発のバターン死の行進とマニラ大虐殺と、シーズンになると毎年必ず現地記者に書かせる。
最近のお気に入りは七三一部隊で、例えばニューヨーク・タイムズは、フオーリン・アフェアーズの編集者、ジョナサン・テパーマンに「日本は朝鮮とシナ北部を残忍に搾取して己の足場を固めた。その象徴がし七三一部隊で、近隣諸国はことあるごとに、この残忍さの記憶が蘇る」と書かせた。
きっかけは、安倍が操縦席に試乗したブルーインパルスの機体番「「731」だったのだ。
ただそれだけのことに無理やりこじつけて空騒ぎしただけだった。オバマが広島を訪問する前にも、念入りにシリーズで日本の残虐行為を報じていた。
要は、原爆投下や東京大空襲が米国による残虐行為atrocitiesと指弾されないよう、先回りして「日本もこれだけ酷いことをやった」と潰しておく作業を、米国のマスコミは戦後70年経ってもまだ続けているのだ。
一方、歴史認識で日本人を叩きのめして、意気消沈させ、二度と立ち上がれないようにする。
そういう戦後洗脳のお先棒を日本国内で担いでいたのが、左巻きインテリと朝日新聞だった。
彼らの大罪を糺し、正しい歴史観に引き戻す戦いを、1970年代前半から40年以上も、屈することなく続けてきた第一人者が、渡部昇一先生だ。
渡部先生と私との対談を公刊するのはこれが初となる。
ご逝去の5か月ほど前、世界史の中での日本の正しい評価をテーマに、じっくりお話しする機会を得た。
トランプ時代という歴史の転換点で“日本ファースト”の世界史の見方について論じたのだ。
先の大戦を侵略戦争と断ずる自虐を、渡部先生は「東京裁判史観」と名付けて、誰よりも早く警鐘を鵈らした。
その危機感が正しかったことは、江沢民が「日本に対しては歴史問題を繰り返せ」と訓示したことで証明された。
南京で30万人が殺されたと東京裁判で言ったベイツのホラ話を朝日と本多勝一が生き返らせ、さらに吉田清治の虚言を真実のように取り上げた結果、中国と韓国が外交戦略に利用するようになった。
慰安婦や徴用工で中韓が共同戦線をとる悪影響は、国内での自虐論争とは次元が異なる。
渡部先生が第三章で若狭和朋を引用したように、スペインが歴史戦で敗者となった教訓は大きい。
かつて英国もフランスもオランダもポルトガルも、スペインと同様、巨大な植民地帝国を築いた。
中米、南米、カリブ海諸国、太平洋、アフリカに至る広大な植民地を有したスペインが歴史戦に敗れたのは、たった一冊の、『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫)という薄いパンフレットによってである。
1542年、インディオを奴隷として自分の農園で酷使していた聖職者のはしくれラス・カサスは、自らの罪滅ぼしの意味もあり、いかに他のスペイン人入植者が残虐か、フィクションも交えた報告書を国王に上奏した。
これが1552年に印刷され、欧米各国に広まることで、スペインは袋叩きにされた。
喜んだのは他の植民地帝国だ。
悪いのはすべてスペイン人となって、植民地がどんどん減っていく。米国は、スペインの勢力衰退につけ込んで、中南米やカリブ海地域を自分の「裏庭」に囲い込んだ。
これで分かるように、米英が世界支配に乗り出せたのはラス・カサスの本を巧みに使い回して、スペインの国家意識とプライドをズタズタに粉砕した結果だった。
第二次大戦の前、アメリカ嫌いのフランコ将軍はヒトラーに、ドイツの核計画について助言をしようとしたが、ヒトラーは「スペイン人が何を言うか」と、まったく相手にしなかった。
かつての帝国の面影すらなく、他国から相手にされない。
国としての発言権を失ったスペイン人は内向きで無気力になり、国内の犯罪率も高く、1ブロック歩くごとに2回スリに遭うと言われるほどすさんだ国になった。
国の威信を失う怖さである。
いずれ米中韓の悪だくみで、「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」が書かれるはずだ。
そのように世界史を見れば、朝日の犯した罪は日本人が想像しているよりもずっと大きいことがわかる。
それにいち早く気づいて、日本のためになる日本史を編んできた渡部先生は、不朽の仕事をされたと思う。
この稿続く。
以下の本は日本国民全員のみならず世界中の人たちが読まなければならない本である。
序章 なぜ、世界史対談か-高山正之
「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」
1992年にロス支局長で渡米し、米国の新聞各紙を毎朝読むようになって一番驚いたのは、日本の悪口が必ず出てくることだった。
40行ほどの短い社説でも、コリアと出てくれば、カンマして必ず「かつて日本に植民地化されたKorea,once Japan colonized」という説明がつく。
94年の米朝交渉で核開発の凍結が取りざたされて以降、北では繰り返し飢餓が起きていたが、「かつて日本が植民地支配した北朝鮮で、飢餓が起きている」という報道が増えただけだった。
あんまり頭にきたので、米紙論説委員室に電話して、フィリピンに触れたときは必ず「かつて米国が占領し、40万人殺した」と書けよと抗議した。
もう一つ頭にきたのは、米紙が東南アジアに触れると、これも必ずといっていいほど、「かつて日本が占領して残虐行為をしたSouth East Asia,once Japan occupied and conducted atrocities]と挿入されることだ。
いちいち日本を引き合いに出す。
90年代まではこの書き方が恒常化していた。
最近では手口が変わり、現地発のニュースとして、「日本の残虐行為」を思い出させるのが年中行事となった。
北京発の南京大虐殺、マニラ発のバターン死の行進とマニラ大虐殺と、シーズンになると毎年必ず現地記者に書かせる。
最近のお気に入りは七三一部隊で、例えばニューヨーク・タイムズは、フオーリン・アフェアーズの編集者、ジョナサン・テパーマンに「日本は朝鮮とシナ北部を残忍に搾取して己の足場を固めた。その象徴がし七三一部隊で、近隣諸国はことあるごとに、この残忍さの記憶が蘇る」と書かせた。
きっかけは、安倍が操縦席に試乗したブルーインパルスの機体番「「731」だったのだ。
ただそれだけのことに無理やりこじつけて空騒ぎしただけだった。オバマが広島を訪問する前にも、念入りにシリーズで日本の残虐行為を報じていた。
要は、原爆投下や東京大空襲が米国による残虐行為atrocitiesと指弾されないよう、先回りして「日本もこれだけ酷いことをやった」と潰しておく作業を、米国のマスコミは戦後70年経ってもまだ続けているのだ。
一方、歴史認識で日本人を叩きのめして、意気消沈させ、二度と立ち上がれないようにする。
そういう戦後洗脳のお先棒を日本国内で担いでいたのが、左巻きインテリと朝日新聞だった。
彼らの大罪を糺し、正しい歴史観に引き戻す戦いを、1970年代前半から40年以上も、屈することなく続けてきた第一人者が、渡部昇一先生だ。
渡部先生と私との対談を公刊するのはこれが初となる。
ご逝去の5か月ほど前、世界史の中での日本の正しい評価をテーマに、じっくりお話しする機会を得た。
トランプ時代という歴史の転換点で“日本ファースト”の世界史の見方について論じたのだ。
先の大戦を侵略戦争と断ずる自虐を、渡部先生は「東京裁判史観」と名付けて、誰よりも早く警鐘を鵈らした。
その危機感が正しかったことは、江沢民が「日本に対しては歴史問題を繰り返せ」と訓示したことで証明された。
南京で30万人が殺されたと東京裁判で言ったベイツのホラ話を朝日と本多勝一が生き返らせ、さらに吉田清治の虚言を真実のように取り上げた結果、中国と韓国が外交戦略に利用するようになった。
慰安婦や徴用工で中韓が共同戦線をとる悪影響は、国内での自虐論争とは次元が異なる。
渡部先生が第三章で若狭和朋を引用したように、スペインが歴史戦で敗者となった教訓は大きい。
かつて英国もフランスもオランダもポルトガルも、スペインと同様、巨大な植民地帝国を築いた。
中米、南米、カリブ海諸国、太平洋、アフリカに至る広大な植民地を有したスペインが歴史戦に敗れたのは、たった一冊の、『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫)という薄いパンフレットによってである。
1542年、インディオを奴隷として自分の農園で酷使していた聖職者のはしくれラス・カサスは、自らの罪滅ぼしの意味もあり、いかに他のスペイン人入植者が残虐か、フィクションも交えた報告書を国王に上奏した。
これが1552年に印刷され、欧米各国に広まることで、スペインは袋叩きにされた。
喜んだのは他の植民地帝国だ。
悪いのはすべてスペイン人となって、植民地がどんどん減っていく。米国は、スペインの勢力衰退につけ込んで、中南米やカリブ海地域を自分の「裏庭」に囲い込んだ。
これで分かるように、米英が世界支配に乗り出せたのはラス・カサスの本を巧みに使い回して、スペインの国家意識とプライドをズタズタに粉砕した結果だった。
第二次大戦の前、アメリカ嫌いのフランコ将軍はヒトラーに、ドイツの核計画について助言をしようとしたが、ヒトラーは「スペイン人が何を言うか」と、まったく相手にしなかった。
かつての帝国の面影すらなく、他国から相手にされない。
国としての発言権を失ったスペイン人は内向きで無気力になり、国内の犯罪率も高く、1ブロック歩くごとに2回スリに遭うと言われるほどすさんだ国になった。
国の威信を失う怖さである。
いずれ米中韓の悪だくみで、「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」が書かれるはずだ。
そのように世界史を見れば、朝日の犯した罪は日本人が想像しているよりもずっと大きいことがわかる。
それにいち早く気づいて、日本のためになる日本史を編んできた渡部先生は、不朽の仕事をされたと思う。
この稿続く。
以下の本は日本国民全員のみならず世界中の人たちが読まなければならない本である。
序章 なぜ、世界史対談か-高山正之
「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」
1992年にロス支局長で渡米し、米国の新聞各紙を毎朝読むようになって一番驚いたのは、日本の悪口が必ず出てくることだった。
40行ほどの短い社説でも、コリアと出てくれば、カンマして必ず「かつて日本に植民地化されたKorea,once Japan colonized」という説明がつく。
94年の米朝交渉で核開発の凍結が取りざたされて以降、北では繰り返し飢餓が起きていたが、「かつて日本が植民地支配した北朝鮮で、飢餓が起きている」という報道が増えただけだった。
あんまり頭にきたので、米紙論説委員室に電話して、フィリピンに触れたときは必ず「かつて米国が占領し、40万人殺した」と書けよと抗議した。
もう一つ頭にきたのは、米紙が東南アジアに触れると、これも必ずといっていいほど、「かつて日本が占領して残虐行為をしたSouth East Asia,once Japan occupied and conducted atrocities]と挿入されることだ。
いちいち日本を引き合いに出す。
90年代まではこの書き方が恒常化していた。
最近では手口が変わり、現地発のニュースとして、「日本の残虐行為」を思い出させるのが年中行事となった。
北京発の南京大虐殺、マニラ発のバターン死の行進とマニラ大虐殺と、シーズンになると毎年必ず現地記者に書かせる。
最近のお気に入りは七三一部隊で、例えばニューヨーク・タイムズは、フオーリン・アフェアーズの編集者、ジョナサン・テパーマンに「日本は朝鮮とシナ北部を残忍に搾取して己の足場を固めた。その象徴がし七三一部隊で、近隣諸国はことあるごとに、この残忍さの記憶が蘇る」と書かせた。
きっかけは、安倍が操縦席に試乗したブルーインパルスの機体番「「731」だったのだ。
ただそれだけのことに無理やりこじつけて空騒ぎしただけだった。オバマが広島を訪問する前にも、念入りにシリーズで日本の残虐行為を報じていた。
要は、原爆投下や東京大空襲が米国による残虐行為atrocitiesと指弾されないよう、先回りして「日本もこれだけ酷いことをやった」と潰しておく作業を、米国のマスコミは戦後70年経ってもまだ続けているのだ。
一方、歴史認識で日本人を叩きのめして、意気消沈させ、二度と立ち上がれないようにする。
そういう戦後洗脳のお先棒を日本国内で担いでいたのが、左巻きインテリと朝日新聞だった。
彼らの大罪を糺し、正しい歴史観に引き戻す戦いを、1970年代前半から40年以上も、屈することなく続けてきた第一人者が、渡部昇一先生だ。
渡部先生と私との対談を公刊するのはこれが初となる。
ご逝去の5か月ほど前、世界史の中での日本の正しい評価をテーマに、じっくりお話しする機会を得た。
トランプ時代という歴史の転換点で“日本ファースト”の世界史の見方について論じたのだ。
先の大戦を侵略戦争と断ずる自虐を、渡部先生は「東京裁判史観」と名付けて、誰よりも早く警鐘を鵈らした。
その危機感が正しかったことは、江沢民が「日本に対しては歴史問題を繰り返せ」と訓示したことで証明された。
南京で30万人が殺されたと東京裁判で言ったベイツのホラ話を朝日と本多勝一が生き返らせ、さらに吉田清治の虚言を真実のように取り上げた結果、中国と韓国が外交戦略に利用するようになった。
慰安婦や徴用工で中韓が共同戦線をとる悪影響は、国内での自虐論争とは次元が異なる。
渡部先生が第三章で若狭和朋を引用したように、スペインが歴史戦で敗者となった教訓は大きい。
かつて英国もフランスもオランダもポルトガルも、スペインと同様、巨大な植民地帝国を築いた。
中米、南米、カリブ海諸国、太平洋、アフリカに至る広大な植民地を有したスペインが歴史戦に敗れたのは、たった一冊の、『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫)という薄いパンフレットによってである。
1542年、インディオを奴隷として自分の農園で酷使していた聖職者のはしくれラス・カサスは、自らの罪滅ぼしの意味もあり、いかに他のスペイン人入植者が残虐か、フィクションも交えた報告書を国王に上奏した。
これが1552年に印刷され、欧米各国に広まることで、スペインは袋叩きにされた。
喜んだのは他の植民地帝国だ。
悪いのはすべてスペイン人となって、植民地がどんどん減っていく。米国は、スペインの勢力衰退につけ込んで、中南米やカリブ海地域を自分の「裏庭」に囲い込んだ。
これで分かるように、米英が世界支配に乗り出せたのはラス・カサスの本を巧みに使い回して、スペインの国家意識とプライドをズタズタに粉砕した結果だった。
第二次大戦の前、アメリカ嫌いのフランコ将軍はヒトラーに、ドイツの核計画について助言をしようとしたが、ヒトラーは「スペイン人が何を言うか」と、まったく相手にしなかった。
かつての帝国の面影すらなく、他国から相手にされない。
国としての発言権を失ったスペイン人は内向きで無気力になり、国内の犯罪率も高く、1ブロック歩くごとに2回スリに遭うと言われるほどすさんだ国になった。
国の威信を失う怖さである。
いずれ米中韓の悪だくみで、「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」が書かれるはずだ。
そのように世界史を見れば、朝日の犯した罪は日本人が想像しているよりもずっと大きいことがわかる。
それにいち早く気づいて、日本のためになる日本史を編んできた渡部先生は、不朽の仕事をされたと思う。
この稿続く。
以下の本は日本国民全員のみならず世界中の人たちが読まなければならない本である。
序章 なぜ、世界史対談か-高山正之
「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」
1992年にロス支局長で渡米し、米国の新聞各紙を毎朝読むようになって一番驚いたのは、日本の悪口が必ず出てくることだった。
40行ほどの短い社説でも、コリアと出てくれば、カンマして必ず「かつて日本に植民地化されたKorea,once Japan colonized」という説明がつく。
94年の米朝交渉で核開発の凍結が取りざたされて以降、北では繰り返し飢餓が起きていたが、「かつて日本が植民地支配した北朝鮮で、飢餓が起きている」という報道が増えただけだった。
あんまり頭にきたので、米紙論説委員室に電話して、フィリピンに触れたときは必ず「かつて米国が占領し、40万人殺した」と書けよと抗議した。
もう一つ頭にきたのは、米紙が東南アジアに触れると、これも必ずといっていいほど、「かつて日本が占領して残虐行為をしたSouth East Asia,once Japan occupied and conducted atrocities]と挿入されることだ。
いちいち日本を引き合いに出す。
90年代まではこの書き方が恒常化していた。
最近では手口が変わり、現地発のニュースとして、「日本の残虐行為」を思い出させるのが年中行事となった。
北京発の南京大虐殺、マニラ発のバターン死の行進とマニラ大虐殺と、シーズンになると毎年必ず現地記者に書かせる。
最近のお気に入りは七三一部隊で、例えばニューヨーク・タイムズは、フオーリン・アフェアーズの編集者、ジョナサン・テパーマンに「日本は朝鮮とシナ北部を残忍に搾取して己の足場を固めた。その象徴がし七三一部隊で、近隣諸国はことあるごとに、この残忍さの記憶が蘇る」と書かせた。
きっかけは、安倍が操縦席に試乗したブルーインパルスの機体番「「731」だったのだ。
ただそれだけのことに無理やりこじつけて空騒ぎしただけだった。オバマが広島を訪問する前にも、念入りにシリーズで日本の残虐行為を報じていた。
要は、原爆投下や東京大空襲が米国による残虐行為atrocitiesと指弾されないよう、先回りして「日本もこれだけ酷いことをやった」と潰しておく作業を、米国のマスコミは戦後70年経ってもまだ続けているのだ。
一方、歴史認識で日本人を叩きのめして、意気消沈させ、二度と立ち上がれないようにする。
そういう戦後洗脳のお先棒を日本国内で担いでいたのが、左巻きインテリと朝日新聞だった。
彼らの大罪を糺し、正しい歴史観に引き戻す戦いを、1970年代前半から40年以上も、屈することなく続けてきた第一人者が、渡部昇一先生だ。
渡部先生と私との対談を公刊するのはこれが初となる。
ご逝去の5か月ほど前、世界史の中での日本の正しい評価をテーマに、じっくりお話しする機会を得た。
トランプ時代という歴史の転換点で“日本ファースト”の世界史の見方について論じたのだ。
先の大戦を侵略戦争と断ずる自虐を、渡部先生は「東京裁判史観」と名付けて、誰よりも早く警鐘を鵈らした。
その危機感が正しかったことは、江沢民が「日本に対しては歴史問題を繰り返せ」と訓示したことで証明された。
南京で30万人が殺されたと東京裁判で言ったベイツのホラ話を朝日と本多勝一が生き返らせ、さらに吉田清治の虚言を真実のように取り上げた結果、中国と韓国が外交戦略に利用するようになった。
慰安婦や徴用工で中韓が共同戦線をとる悪影響は、国内での自虐論争とは次元が異なる。
渡部先生が第三章で若狭和朋を引用したように、スペインが歴史戦で敗者となった教訓は大きい。
かつて英国もフランスもオランダもポルトガルも、スペインと同様、巨大な植民地帝国を築いた。
中米、南米、カリブ海諸国、太平洋、アフリカに至る広大な植民地を有したスペインが歴史戦に敗れたのは、たった一冊の、『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫)という薄いパンフレットによってである。
1542年、インディオを奴隷として自分の農園で酷使していた聖職者のはしくれラス・カサスは、自らの罪滅ぼしの意味もあり、いかに他のスペイン人入植者が残虐か、フィクションも交えた報告書を国王に上奏した。
これが1552年に印刷され、欧米各国に広まることで、スペインは袋叩きにされた。
喜んだのは他の植民地帝国だ。
悪いのはすべてスペイン人となって、植民地がどんどん減っていく。米国は、スペインの勢力衰退につけ込んで、中南米やカリブ海地域を自分の「裏庭」に囲い込んだ。
これで分かるように、米英が世界支配に乗り出せたのはラス・カサスの本を巧みに使い回して、スペインの国家意識とプライドをズタズタに粉砕した結果だった。
第二次大戦の前、アメリカ嫌いのフランコ将軍はヒトラーに、ドイツの核計画について助言をしようとしたが、ヒトラーは「スペイン人が何を言うか」と、まったく相手にしなかった。
かつての帝国の面影すらなく、他国から相手にされない。
国としての発言権を失ったスペイン人は内向きで無気力になり、国内の犯罪率も高く、1ブロック歩くごとに2回スリに遭うと言われるほどすさんだ国になった。
国の威信を失う怖さである。
いずれ米中韓の悪だくみで、「日本によるアジア破壊についての簡潔な報告」が書かれるはずだ。
そのように世界史を見れば、朝日の犯した罪は日本人が想像しているよりもずっと大きいことがわかる。
それにいち早く気づいて、日本のためになる日本史を編んできた渡部先生は、不朽の仕事をされたと思う。
この稿続く。
なぜなら日本国民になったからである…彼女達は…もう二度と名前も持たない…奴隷に等しい身分制度の朝鮮になど戻りたくなかったからである
結果、いくつかの国で革命がおき、社会主義体制になり、専制支配と身分制で多くの人々が不幸になった。第一、専制支配と身分制は古代の特徴ではないか。
辻元清美の両親の国籍は韓国なんでしょうか? 国籍が韓国である噂は多かったので、 帰化の噂の真相を調べてみますと、
共産国家がいかに碌でもないかはキムや岡田嘉子が人生をかけて証明した。それも学ばず、まだ支那に夢を託す企業がある。
もし日本にCIAやFBIが在り…私が長官ならば…間違いなく、この人物の朝鮮半島や中国の工作員との接触の有無を調査している。
Bob Dylan - Mr. Tambourine Man (Audio)
辻元清美の両親の国籍は韓国なんでしょうか? 国籍が韓国である噂は多かったので、 帰化の噂の真相を調べてみますと、
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豊中市議である木村真は、あの悪名高い連帯ユニオン、関西地区生コン支部と地方議員ネットワークの副代表であり、
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有名なのは、橋本龍太郎元首相を籠絡した中国人女性通訳のケースだ。
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この小泉が、松沢病院に入院歴があるということについては、小泉家の極秘事項になっている。
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おもしろいですね、消えないコブの研究なんて(笑)…天然記念物です。世界遺産になりますよ(笑)。
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5年前の8月まで朝日新聞に日本を支配させていた態様、今、沖縄タイムズと琉球新報に沖縄県を支配させている態様…
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it is a popular page best 10 in yesterday on ameba
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State at now that the Okinawa times and Ryukyu Shimpo are dominating Okinawa Prefecture
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自由や民主主義を価値観の基礎に置く米軍が沖縄にいることが、中共政権の進出を抑えているのが実情ではないのか。
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「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」。周辺国を見渡して、そんな諸国民がどこにいるのかという当然の疑問はさておく。
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それには新聞、メディアが本当のことを、例えば米国の素性がどういうものだったか書くことだ。
15
Bob Dylan - Sad-Eyed Lady of the Lowlands (Audio)
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以下はアメーバにおける今日の公式ハッシュタグランクイン記事一覧である。
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this book is the book that the Japanese people and also people all over the world must read
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外国人による土地取引もザル状態で、中国、韓国資本がやりたい放題だ。まず、人口流出と過疎に悩む対馬が、韓国資本のターゲットになっている
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新聞記者なら、毒ガスが地を這うことくらいは知っているべきで、空を舞いよってはいけない、カラスを殺しても意味がないと気づかないのかと、担当の佐竹部長に言った
22
何故か?本当の大馬鹿者達だからである。日本の知性と自由を汚す者達だからである。日本人の風上にもおけない連中だからである。中国や朝鮮半島に阿る...最低の下種野郎、女郎達なのである
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24
Bob Dylan - Idiot Wind (Audio)
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In order to say that the Japanese army was cruel, it posts an absurd article that
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This is the true identity of what they called 'Yellow Peril'.
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新聞社なら、これは大間違いで、おしぼりが分からないような日本人はいない、と書くのが常識的な反応だろう。そうまでして日本人を醜く書きたいか。これも朝日の病理だ
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Japan Teachers' Union has also taught children that 'Japan is bad completely.'
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以前に書いたカナダのモントリオールのライブの時と同じように…大オーディエンスの中の多数の女性達…彼女達が彼等の音楽の響きを聴いている時の…一緒に歌っている時の表情の美しさは
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中国政府のご理解をいただきたい」と述べて、沖縄県が中国の版図に入っているかのような雰囲気を匂わせた。
31
Bob Dylan - Mr. Tambourine Man (Audio)
32
朝日が戦後路線を固守することで、「国際社会から孤立」してしまったのである。
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Bob Dylan - Lily, Rosemary and the Jack of Hearts (Audio)
34
The largest postwar regime-Media despotism of Asahi Shimbun
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Coldplay - Every Teardrop Is A Waterfall (Official)
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では、中共政権は沖縄県に何を求めているのだろう。注目すべきなのは中共政権支配海域ではメタンハイドレートの存在が確認されていないことだ。
38
朝日新聞は、もはや、完全に売国新聞であり、国賊新聞であると言っても全く過言ではないのである。
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Bob Dylan - Changing of the Guards (Audio)
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Bob Dylan - Hurricane (Desire Outtake 1975)
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「これのとおり、世界は日本を蔑視している」、と喜々として記事を書き続けて来た彼らの親玉である朝日新聞の、これ以上ない愚者としての態様は5年前の8月までは世界には隠され続けて
42
It is a strange newspaper that exists only to advocate anti-Japanese acquittal.
43
I think that propaganda color is too strong rather than coverage.
44
it is a popular page yesterday on ameba
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翁長雄志知事は2年前「思いがけず、李克強総理とお会いできたことを嬉しく思う」と述べたが、それは思いも掛けずではなく、工作し、包摂する為に会ったのだ。
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そして、辻元清美の選挙区である、大阪10区、高槻市は日本赤軍の関係者・支援者の多い土地で知られているそうですよ
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彼らが如何に朝鮮半島に鴨られて来たのか…彼らの自虐史観…そこから生じている反日思想が如何に朝鮮半島に利用されて来たのかが馬鹿馬鹿し過ぎて涙が出るほどの…
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日本周辺の資源を求めての行為であり、それらは歴史的に中原に政権が成立してからの漢族が取ってきた行為の継承そのものである。
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それは汪洋副首相に対し、あたかも沖縄は独立した存在であるかのように響かせる発言であり沖縄が日本の一地方に過ぎないことを失念した発言でもあった。
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以下はアメーバにおける今日の公式ハッシュタグランクイン記事一覧である。
この反原発報道そのものが日本の原子力技術を抹殺したい中国や朝鮮半島の意向通りの報道でないと誰が言えようか。と題して2018-05-02 に発信した章が昨夜リアルタイムベスト10に入っていた。
以下は昨日発売された月刊誌正論の「安倍“悪玉”論のいかがわしさ」と題した特集からである。
読者はご存知のとおり私は朝日新聞の購読を止めたから朝日新聞が以下の様な記事を連発している事は全く知らなかった。
読者は私の…顔相や言動等から直感し言及して来た人物評が…
直近の例では新潟県知事の米山に代表されるように…
ほぼ100%当たっていた事はご存知のとおりである。
この記事で初めて知った特別報道部で次長を務める鮫島浩の顔相について言えば…
もし日本にCIAやFBIが在り…私が長官ならば…間違いなく、この人物の朝鮮半島や中国の工作員との接触の有無を調査している。
私には、かつてテレビ朝日の報道ステーション視聴していた頃、古館が喜々として「外報部次長のリ・チソンさん…」と呼んで登場させた時、以来の衝撃を感じた記事である。
同時に、中国や朝鮮半島の全体主義国家が崩壊し彼らの工作記録が明らかになったならば…
朝日新聞等には無数の、彼らのエージェントが存在している事が明らかになる事も確信した記事である。
見出し以外の文中強調は私。
朝日新聞“倒閣”記者ツイッターを告発する
産経新聞客員論説委員 石川水穂
呪詛するような言葉の数々
正論編集部から送られてきた朝日新聞記者のツイッターを見て、唖然とした。
*初めて見た私も唖然とした…初めて見る読者も唖然とするはずである*
そこには安倍政権を呪詛するような内容が激しい言葉で書き連ねられていた。
筆者は、原発事故をめぐる手抜き除染などの問題を発掘し、連載「プロメテウスの罠」で新聞協会賞を受賞した特別報道部で次長を務める鮫島浩氏である。
*この反原発報道そのものが日本の原子力技術を抹殺したい中国や朝鮮半島の意向通りの報道でないと誰が言えようか。
そもそもこの連載の中で吉田調書についての捏造報道もあったのである。
新聞協会賞等も朝日新聞が大きな影響力を持っているお手盛りの賞である事もいまや周知の事実である*
ツイッターは紙面で活字化された記事ではないが、朝日新聞社で責任ある立場に身を置く編集幹部が発信したものとして、見過ごすことはできない。
鮫島氏のツイッターには、安倍叩きを“社是”とする朝日新聞の体質が如実に表れていた。
朝日が3月2日付で財務省による森友問題をめぐる文書改竄を最初に報じ、国会で大問題になったことは周知の事実だ。
その直後のツイッターで鮫島氏はこう書いている。
「もはや安倍政権が公表するのは全て改竄文書と疑うしかない」(3月2日)
「内閣総辞職の理由を数えればきりがない。友達優遇、虚偽答弁、レイプ隠蔽、ヘイト扇動、データ偽装…今日まで数多の疑惑が蓋をされてきた。これほど権力を私物化し政治が守るべき原則を逸脱した政権はない。その成れの果てが財務省の公文書改竄疑惑である」(3月4日)
「レイプ隠蔽」「ヘイト扇動」は何のことか分からないが、早くも内閣総辞職をにおわせ、倒閣を期待していることが読み取れる。
3月7日のツイッターでは「安倍政権下で出世した人を良い人とは思わない。権力に媚び嘘をついただけだろう。安倍政権下で検察に逮捕された人を悪い人とは思わない。権力の横暴に抗議し睨まれただけだろう。今後、公職の経歴と犯罪歴には(安倍政権で)の注釈が必須だ」と書いている。
「検察に逮捕された人」は詐欺罪などで起訴され拘留中の森友学園前理事長、龍池泰典被告のことか。
改竄前の文書の中身が明らかになってからのツイッターは、首相夫人の昭恵氏を証人喚問に呼ぶべきだと執拗に訴えている。
「与党が安倍首相に引導を渡す時は『昭恵夫人の証人喚問やむなし』と言い出す。首相はそこで初めて観念するだろう。安倍退陣に追い込む最善手は昭恵夫人の証人喚問世論を高めることだ。海外メディアも『安倍夫妻の疑惑』と報じている。昭恵夫人こそアベ縁故政治の象徴なのだ」(3月12日)
「どんなに役人を責めても、安倍首相は下に責任を押し付け、尻尾を切って逃げる。しかし、安倍首相が他人のせいにはできない人物がひとりだけいる。それは昭恵夫人だ。内閣総辞職に追い込むにはそこを責めるしかない。証人喚問だ」(3月14日)
昨年来、昭恵氏の国会招致を繰り返し求めている朝日社説と軌を一にしている。
3月16日のツイッターは「週末の世論調査で外せない質問項目は『あなたは“妻は関与していない”という安倍首相の言葉を信じますか』だ。『信じない』が過半数なら即刻辞任だろう。国民の過半数に嘘つきと思われている総理なんてありえない」と書いた。
実際、朝日は3月17、18両日に実施した世論調査で、これと同じ質問を行い、首相答弁に「納得できない」は72%、「昭恵氏が国会で説明する必要がある」は65%だった。
鮫島氏のツイッターは朝日の手の内を明かしている。
この稿続く。
韓国よ、君たちの品性が世界最低の下劣さであることに気づく事は、反日教育を続けている限り永遠にないのだろうが、と題して2018-12-30に発信した章が昨夜リアルタイムベスト10に入っていた。
友人がたまたま毎日新聞を購入したのだけれど、と言って、以下の記事を送ってくれた。
「毎日新聞というのも不思議な新聞だなぁ、ずいぶん前には、いつも経営危機が報道されていたにも拘わらず潰れていない…どこから資金を得ているのか?」
「公明新聞の印刷に依ってでしょう」
「あ、そうか、その他にも何か確実なチラシの類を印刷したりして…」
そんな会話があった。
*中国から多額の宣伝広告を受注している事が、後日、報道された。*
さて、今日の毎日新聞が伝えている以下の韓国紙の報道も、彼らが底知れぬ悪とまことしやかな嘘の国の国民である事を実証していたのだが。
同時に、彼らの特徴として、自分達と同じ事を相手も考えるはずだという決めつけの頭脳構造である事も実証している記事である。
選挙という形態があるから民主主義国家だとは言えない事を彼らは実証してもいるのである。
この国は民主主義国家などではなく、全体主義国家である事の証明が横溢している。
否、世界最高の朝鮮半島通にして当代最高の学者の一人である古田博司教授の結論である「古代の専制国家」である事を証明している新聞記事である。
この記事を読んだ日本人の大半は、韓国はあきれ果てて物も言えない国だ、と思うだろう。
同時に、彼らの安倍政権を攻撃する論調と…
朝日新聞などや辻本清美などの野党の政治屋達が安倍政権を攻撃する論調が…
全く一緒である事にも気がつく。
照射動画韓国紙「泥沼化」
「安倍政権が利用」分析も
「ソウル共同」韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊のPI哨戒機に火器管制レーダーを照射した問題で、29日の韓国紙は、防衛省の動画公開に対する韓国国防省の反発を伝えながら「日韓関係泥沼化」「感情的対立に拡大」と報じた。
日本の対応については「安倍政権が支持率回復のため問題を利用しているのでは」との分析も出ている。
*韓国よ、日本人は戦後70年も李承晩が自分の政権の正当化を図って始めた反日教育という名のナチズムで育った全体主義者などでは全くないだけではなく…
日本が併合した36年間に、初めて…名字すら持てず、殆どが両班の所有物だった女性を…日本が解放し…
世界最悪の身分差別制度の中で…ずっと世界最貧国の一つだった君達の国中に学校を建てて、君達の国に初めて義務教育制度を確立し…
君達の国中に…
鉄道、港湾、ダム等のインフラを一気に整備して…
君達を近代国家にしたのが日本国民である。
日本は君達を…
日本と同等の国家としていた36年間に…
日本の国家予算の20%超を…毎年、君達の為に投下して…
君達を一気に近代国家にし…豊かにしたのである…
その証拠が、この36年間に君達の国の人口が爆発的に増加した事…
身分差別制度がない自由な近代国家となり豊かになったからである。
その事は君達のお爺ちゃんやお祖母ちゃん達が知っている歴史の真実である。
その歴史の真実を替え…国民に嘘を強要し続ける国…
これが悪の帝国であり…韓国よ…君たちの国の事だ。
だから日本が併合した途端、君達は…特に女性は、こぞって日本名を名乗ったのである…
なぜなら日本国民になったからである…
彼女達は…
もう二度と名前も持たない…奴隷に等しい身分制度の朝鮮になど戻りたくなかったからである。
有史以来、彼女達が置かれて来た宿痾の境遇から突然、一気に解放された彼女達が…こぞって日本名を名乗ろうとしたのは当然だろう。
今でも海外で日本人を名乗る韓国人が後を絶たないのは…
そういう歴史を本能的に知っているからだと私は確信している。
合邦前の君達は…世界から二等国、三等国の扱いしか受ける事は出来ず先進諸国の列車に乗車する際には一等席は決して与えられかったのである。
当時のアジアで…先進諸国において…一等国民として一等席に乗車できたのは日本人だけだった。
だから、こぞって日本名を名乗ろうしたのは当然だった…
というよりも君達は1910年、突然、破格の待遇の日本国民になったのだから…日本名を名乗るのは当然でもあった。
それを…
これだけは治らなかった…日本が併合した36年間を除いて…
有史以来…底知れぬ悪とまことしやかな嘘の国の属国だったからとは言え…
僕の数少ない実際の交友経験で言えば…
韓国人よ…
中国人は君達の様に異常なほどの反日感情に囚われた人達ではないぞ…
彼らはむしろ国を否定している…
為政者とは嘘つきだ、信じられるのは同郷人だけ一族だけだ、と、心底では考えている国民である。
彼らの多くは…
反日教育を受けて育ち…作り上げられた…21世紀に生きているナチストである君達韓国人とは違う…
中高生の女子を日本大使館の前に集めて反日を叫ばせている光景は…君達の考えとは正反対に…
世界に君達の国の異常性、君達の国がナチズムの国である事を伝えている事にも気が着かないほどに…
君達は、正に、盲目的なナチストなのである。
共産主義というシャッポを被っているだけ…これが中国人の殆ど全ての考えである。
朝鮮半島が、有史以来、中国の属国であった事は歴然たる事実である。
「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」は、戦後70年、今も続く反日教育の結果…
本家の中国よりも君達の頭脳を支配している事に気がつく日は…
このままでは決して来ないだろう。
韓国の新聞記事の箇所を翻訳するのは、それだけでも手が腐るような気がするから翻訳は読者にお任せする。
google翻訳で日本語→英語→韓国語の順番にすれば、そのままでも大意は通る(ただ韓国語で注意しなければいけないのは、彼らに不都合な事実が、正反対に替わって翻訳されることがあること)*
韓国は火器管制レーダーの照射を否定している。
東亜日報は、從軍慰安婦問題や元徴用工訴訟での韓国最高裁判決に続く対立激化で「日韓関係が泥沼にはまったとの懸念が出ている」と指摘。
動画公開という強硬措置の背景には、慰安婦問題などによって「累積された不満が反映された」と分析した。
中央日報は、駆逐艦がPI哨戒機の無線での呼び掛けに応じなかったのは「通信状態が良くなかった上、日本側の英語の発音が悪かったため」との軍関係者の話を伝えた。
*この箇所では怒りを通り越してこれ以上ない軽蔑を感じるのみだろう…あの見事な発音の英語に対して、こんな事を新聞報道するのが韓国である事を…
朝日新聞、NHK等はこれまで一切、知らせて来なかった…
彼らに対しても同等の怒りを日本国民全員が持つだろう。
韓国よ、君達の品性が世界最低の下劣さであることに気づく事は…
反日教育を続けている限り永遠にないのだろうが*
ただ、対立をあおる報道は一部で、他主要紙では事実関係のみを報じる抑制的論調が目立った。
一方、聯合ニュースは29日、日本メディアが「動画公開は安倍晋三首相の指示だった」と報じたことを引用し「保守層を結集させようという狙いとみられ、外交を内政に利用する安倍政権特有の小細工だ」と批判した。
公式ハッシュタグランクイン記事一覧
今朝の産経新聞13ページに掲載された筑波大学大学院教授古田博司氏の歴史には「進歩」も「必然」もないと題して掲載された論文からである、と題して2018-09-04に発信した章が、今、リアルタイムベスト10に入っている。
以下は今朝の産経新聞13ページに掲載された筑波大学大学院教授古田博司氏の歴史には「進歩」も「必然」もないと題して掲載された論文からである。
日本国民のみならず世界中の人たちが読むべき論文であろう。
私が…この…正に異能の学者にして世界有数の朝鮮通の学者の存在を初めて知ったのも4年前の8月以降の事だった。
それまで長い間、朝日新聞を購読・精読していたから彼の事は全く知らなかったのである。
これほどの異能にして博学な学者を意図的に除外していた朝日新聞の偏向報道も極まっていたわけである。
彼や高山正之のような本物の学者やジャーナリストについては全く知らせず…
朝日は金太郎飴のように…
自虐史観と、そこから生じている反日思想(日本を上から目線で見て蔑視する)を…
似非モラリズムとポリティカル・コレクトネスで語る、学者や、いわゆる文化人達だけの論説を読まされ続けて来たのである。
或いは「岩波楼で反日の春をひさぐ」者達の「まことしやかな嘘」を読まされ続けて来たのである。
その結果の一つとして…
朝日新聞の購読者は…全員…例えば、韓国を悪く言ってはいけないなどと言う…何の根拠もないナンセンスの極みを無意識の領域にまで植え付けられて来たのである。
相手が「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」の国だったから、日本国と日本国民が今に至るも莫大な大損害を被っている事は歴然たる事実である。
朝日新聞が世界に対して慰安婦報道や南京大虐殺報道などなどは自分達が間違えた報道(反日プロパガンダの捏造報道だが)である事を…
世界の主要各紙に謝罪広告を掲載する等の解決策を今に至るも実行していない事も歴然たる事実である。
見出し以外の文中強調は私。
1970年代、フランス人が「大きな物語」が終わった、近代が終わったと騒ぎだした。
イギリス人は91年にソ連が崩壊したとき、近代が終わったとしらっと言った。
ドイツ人は90年代に終わったのは小さな近代だ、これからが本格的な近代なのだ、もう一回やるから「再帰的近代化」だと強気だったが、やがてうやむやになった。
アメリカ人は特別で、古代も中世もないから、近代という時代区分に関心がない。
彼らにとってはいつも現代だ。
ドイツ哲学にだまされた
日本人はどうかといえば、長く続いたドイツ哲学の教育体系のせいで、どっぷりと「近代」につかっていた。
「歴史は進歩する」と信じていた。
冷静に考えれば、そんなことはあり得ないことだ。
15世紀に古代帝国として出現したインカは、16世紀に中世スペインからやってきたピサロに滅ぼされてしまったではないか。
古代と中世が同時期に共存しているし、一方は古代で終わっている。
「ありゃ。だまされた」と思った人が「歴史はギザギザしている」と言い出した。
そう、だまされていたのだ、ヘーゲルとマルクスに。
哲学者の廣松渉さんが「ヘーゲル本人としては、父なる神の時代、子なる神の時代、それにつづく聖霊なる神の時代という具合に歴史が展開すると考えているわけでして、彼の考えでは、自分は聖霊なる神の時代の予言者のつもりだったのではないか」(五木寛之・廣松渉『哲学に何かできるか』)と言っている。
マルクスの場合はもっと巧妙で、歴史は段階を踏んで進歩する、最終的には社会主義、共産主義が来るので安心して頑張ろうと革命家たちを励ました。
結果、いくつかの国で革命がおき、社会主義体制になり、専制支配と身分制で多くの人々が不幸になった。
第一、専制支配と身分制は古代の特徴ではないか。
そこに国家が農民を直接搾取する「農業の集団化」がなされたから大変なことになった。
これぞ、古代経済への回帰ではなかったか。
この稿続く。