関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

近未来展望 ── プラネタリウム機能内蔵のホームビデオカメラは、都会の夜景を“ー世紀巻き戻す”ことが可能か?

2008年10月26日 | 日記
昨夜、アメリカの天体観賞器《mySKY》のキーワード登録で書いたことですが、これ以上先は“仮想”の話なので日記に続けます。

さて。たぶん、表記のビデオカメラが5年以内に、ケータイ(かそれに代わる情報端末)への内蔵が10年後には登場するだろう、とわたしは勝手に思っています。

なぜか。

残念ながら今の日本(や多くの工業国)の都会の空が、それほど急激に浄化されて澄み渡るとは考えにくいからです。人類という種が疫病で根絶やしにでもならない限り、当面、地球の大気は汚れたままであり続けます。

しかし、ほんのつい最近までフツーに見えていた“夜空=星いっぱいの海”が眺められないこの世界は、現代人の精神に相当量の見えざる圧迫(ストレス)を加えている、とわたしは感じます。

たとえは不適切かもしれませんが、半分塀の中にいるような生涯に、われわれ(という存在)は拘束されてしまっているような気がしてなりません。昼間の空に雲が流れるように、月の出ない夜には星があふれていないと、それはもう地球とは違う「異質の世界」です。

だからこそ、星を見上げれば癒されます。月より向こうに張り付いた天井の模様、星。それを実感して人は、自分の住む世界の広大無辺さを知り、母なる世界の一部と悟り、心を静めて邪見を洗い清め、己が日常を見直せるのでしょう。

はじめて“本当の夜空”を見た幼児はケタタましい声で泣きだす、って言いますからねー。
ものすごい数の『眼』が、そりゃもうびっしり!と天界を覆いつくし、自分をまっすぐ見下ろしているような気がするとか。それが「畏れ」という、わたしの知らない感情です。たぶん、この百年で人間が腐らせてしまった「緩衝装置」のひとつです。

まあそんなワケで、実際におカネと時間があり余ってて、空気の澄んだ高原へでも定期的に往復できる大富豪なら良いですが、ほとんどの現代人は“本来アタマの上に広がっている夜空”を生涯に渡って見ることができないでいます。ならば、いっそバーチャルでも構わない。その鬱屈し沈澱したストレスを和らげる、「空の投影装置」の登場が急がれて当然だ…と思うんですね。

リアルタイムのプラネタリウム機能!!

実は小生、まだホームビデオを買ったことのない人間なのです^^;が、これが付いたら“即買い”して、しばらくは毎晩(※昼間眺めるのは摂理に反してますよぉ:笑)外に出て、ファインダーにクギ付けな日々を送ることでしょう。
 
 

近未来展望 ── プラネタリウム機能内蔵のホームビデオカメラは、都会の夜景を“ー世紀巻き戻す”ことが可能か?の画像


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