関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

「あなたが何らかの措置を講ずる必要はありません。あなたの動画は、まだ全世界で見ることができます」 ── YouTube の著作権管理に微妙な変化。

2010年07月24日 | 日記
ちょっと意外?なのですが ・・・ ここんとこ、《YouTube》さんの著作権侵害対応に「甘さ」が垣間見られるよーになりました。

違法コンテンツの削除とか無効化とか、ひいてはアップローダーへの(アカデリ等の)懲罰が厳しくなる一方だったのに、最近、よく目にするアップロード時の「警告区分」に、タイトルに掲げたような新手の文面が登場したのです。この文面をつきつけられても、自アカウントの管理画面>「著作権」の項には「あなたのアカウントの状態は良好です。」 と示されたまま。つまり、オドロいたことに「お咎めなし」?なのです。

これは、昔のヒット歌曲のPVクリップを(VHS品質以下の非高画質で)アップした場合などに出てきます。現にDVDやBDが(世界のどこかで)発売中のときにDVD品質以上でアップすることは「違法行為」ですが、現状、DVDやBDが発売されてない(つまり比較的、購買ニーズ薄と思われる)動画の(VHSやLDからの)アップは「暫定的に黙認する」という方針変更に映ります。

で、この場合、アップされたPVコンテンツには通例「ふたつのこと」が起こります^^;

ひとつは、動画にポップスライド広告が強制挿入されます。一種の「ペナルティ(袖の下)」ですね。

もうひとつは、動画ナンバーへの 『この曲をダウンロード: iTunes 』 という直リンク。 はっはあ。・・・ こりゃすなわち、《iTunes》経由の “販促” 行為として、アップローダーの著作権違反を見逃してやろう、って「魂胆」なのですな。著作権者の売上に多少なりとも寄与するなら、相応の権利侵害は大目に見てやるわ ・・・ ってな筋書きです。

なるほど。なかなか知恵を絞りましたねぃ、《YouTube》さん! ─── これなら互いが過度にギスギスせず、「加害者(=違法アップローダー)」、「YouTube」、「被害者(=著作権者)」の『三方一両得』って寸法です(笑)

「あなたが何らかの措置を講ずる必要はありません。あなたの動画は、まだ全世界で見ることができます」 ── YouTube の著作権管理に微妙な変化。の画像


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