関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

【勝手に怪談問答】今から50年前、ありえないシチュエーションで「スズキのS字エンブレム」が撮影されてるんですが、そうなった経緯をズバリ説明できるかたはいませんか?

2016年09月03日 | 日記
映るハズのない時代に、映るハズのないモノが映っている ━━━ そんな《オーパーツ》的なミステリーが実は、ごくごく最近の、現代史上のなかにも起きているとしたら?

さて…。

ここに添付した画像は、60~70年代フランスで絶大な人気を誇ってた音楽雑誌サリュ・レ・コパン(2006年廃刊)の、その1966年3月号の表紙。

渋いレザースーツ・ファッションで身を固めた(当時バリバリの)アイドル歌手、フランソワーズ・アルディ嬢がモデル…なんですが、脇に抱えたヘルメットに? 見紛うコトなき『スズキのエンブレム』が…!!?


時代考証的に言って^^; これ、ってオカしくないですか?

いや、このS字エンブレムが1966年のパリに"存在する"のは 別にいいんです。スズキが社章にこのエンブレムを制定したのは1958年。60年代に、同社がヨーロッパに(このエンブレムを付して)オートバイを出荷していたとしても不思議はありません。

が…。
問題は、ですよ。東京オリンピックの2年後=1966年という時代に、当時のフランスの若者たちにとって、果たして日本製のバイクが「クールだったのか」です^^; たとえばスズキは、そんなに当時の欧州オートレース界を席巻するほどの"かっけー名車サプライヤー"だった…とでも言うのでしょうか??

そうでなくとも、21世紀の今でも「結局のところフランス庶民は、日本人を陰で見下しているにちげーねえ」的な被害意識を捨てきれない自分のような者には、この、「50年前にフランスの国民的アイドルが、スズキのヘルメット抱えて雑誌の表紙に収まってる」という事象が どうしても"厳然たる事実としては"呑み込めません。

どなたか、このシチュエーションが半世紀前に存在し得たと「明快に説明できる」かたは いらっしゃいませんでしょうか? いたなら、ぜひ!そうなった根拠を拝聴したいものです。