すずりんの日記

動物好き&読書好き集まれ~!

恐い人

2005年09月18日 | ちょっとしたこと
先日、同僚と話していて、こう言われました。
「おれ、ほんっと、すずりんさんのこと、恐いんっすよ。」

普通なら、ここで、へこんだり、反論したりしますが、
私にとっては、「褒め言葉」だ、と、
勝手に、良いように解釈しました

以前、読んだ、ある人の伝記に書いてあったんです。
その人は、小学生の頃、1人のいじめっ子からいじめられていました。
ある日、そのいじめっ子に、
なぜ自分をいじめるのか問いただしたところ、
そのいじめっ子は、
実は、本当に憎くていじめをしていたのではなく、
学校を卒業して、みんながバラバラになったら、
自分なんか覚えてくれるクラスメートはいない、
忘れられてしまうくらいなら、
たとえ嫌われてもいいから、みんなの記憶に残りたい。
だからいじめた。

そう、言ったんです。
それがとても印象に残ったのを、今でも覚えています。

また、私の尊敬する、人生の先輩の1人は、
こう言っていました。
「人と出会っても、何も相手に影響を与えられず、
“誰だっけ、あの人?あんな人、いた?”なんて言われるより、
自分が主張したことで、結果嫌われたりしたとしても、
それは、そういう影響を相手に与え、
相手の気持ちを揺り動かせたのだから、
私は後悔しない。
でも、当たり障りのない会話を繰り返すだけを何年も続けて、
嫌われないかもしれないかわりに、
その相手と、本当にわかり合えることもないなんて
そんな、人との付き合い方はしたくない。」

そういう意味では、
私は、少なくとも、その同僚に、
何か、影響を与えている。
それは確かなようです

今度は、
なんで私が恐いのかを、
同僚に、じっくり聞き出したいと思います



コメント (4)
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