すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

罰があたったのかな?父ちゃんの涙雨?

2016-09-25 22:15:32 | ひとりごと
 忙しさにかまけて、お彼岸の入りを失念していた。会社の福祉祭りやキヨちゃんの敬老会などが続いていて、中日はキヨちゃんのデイサービス。その日に気付けばデイの後買い物にも行っていたのに、夕方になってキヨちゃんも気が付いた。
 キヨちゃんは神仏の事は欠かさない。父が死んでからは、まだ足もしっかりしていたので、キヨちゃんの足で片道30分かけて毎日墓参りに行っていた。
 お墓に付いては、お盆や彼岸だけでなく、定期的に行っていたので、それほどハナシバが枯れるなんてことはなかった。
 歩いて行く事が難しくなっても、私の休みなどに一緒に車で行っていたが、私もすっかり失念していた。仕事の前や終わってからでは、ちょっと無理なので、お彼岸の終わりの今日になってようやく墓参りが出来た。そう、昨日の花屋さんには今日のお花を買いに行っていたのだ。
 曇り空だったが、降る気配は無く、よほど洗濯物も出して行こうかと思ったが、
 「ぱらっと来たらいかんけん、入れておいたら。」
とキヨちゃんが言うのでそうした。そのくせキヨちゃんはリュウの布団は干している。濡れて困るのは洗濯ものより布団だと思うが、まあ突っ込みもせず出掛けた。
 お墓に着くと、さすがにお盆以来だったので数本草も生えていたり、花が枯れたり、水入れが汚れていたりで、
 「ほんまに父ちゃんごめんよ。」
とキヨちゃんは泣きそうに謝っていた。
 いや、謝るのは私の方で、実際自分のことばかりで全くぬかっていたのだから。
 掃除をして、花を供えていると雨が降り出した。線香も上手く点かないかな・・・と心配したほどだ。
 「父ちゃん、何しよったんぞ、待っちょったんぞ!って言いよるなあ。」
と私が言うと、キヨちゃんも、
 「ほうじゃなあ。」
と頷いた。
 雨にぬれるリュウとリュウの布団。戻ると急いで中に入れた。
 休みにしたい事は山ほどあったが、身体もだるく、朝の墓参りの雨で、何だかモチベーションが下がってしまった。
 なので、昼からはだらだらと横になったりして過ごしたが、雨が上がってからキヨちゃんが榊をとりに行くと言うので同行した。
 夕飯を作る頃には元気を取り戻していたが、明日からの月末、大丈夫かな?実はあんまり良い睡眠が取れていない。良く寝ていると思うのだが、日中眠かったり、朝起きた時に動悸がすることがある。
 今月は忙しい月と比べたら、かなり楽な月だと思うのだが、それでもストレスあるのだろうか?
 毎日父に見守ってとお願いするのに、お彼岸も忘れるような娘ではダメだな・・・。


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コメント (2)
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