すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

昭和歌謡で一家団欒

2016-09-29 21:51:23 | うちのキヨちゃん
 キヨちゃんのストライキ宣言が、どこまで本気か分からなかったが、私は月末で残業必須は間違いない。なので、昨夜は圧力鍋を使ってビーフシチューを作っておいた。
 朝、キヨちゃんにその事を伝えると、
 「良かった~。ほんなら、何もせんでええんか?」
と言うので、
 「出来たらサラダ水菜があるけん、それだけ切っておいて。」
と伝えて出た。
 仕事は月末なので、当然忙しい。それでも会議もあったにしては、19時までには仕事を終えた。作ってあるので、私を待たなくてもキヨちゃんは食事を済ませていると思った。
 家に帰ると、確かにキヨちゃんは食事を済ませていたが、
 「おでんの残りがジャガイモばっかりじゃけん。じゃがいも2個でご飯食べた。何にも欲しくない。」
と嵐を見ている割には不機嫌。確かにジャガイモは残りがちだが、他の食材に比べてちょっと多いし、みんなコンニャクや大根や練り物が好きなのだから仕方ない。それに、おかず作っておいたのに・・・。
 それを言うと、
 「ふたも開けて見てない。」
とはお言葉じゃないか。
 それでも、温めて皿に注いだら、ちゃんと食べられるから困ったもんだ。ストは良いが、作っても注ぐまでしなくちゃならないなら、そもそも残業出来ない。
 食卓に付いた頃、屋上がひどく汚れていたので掃除に困ったと言う話を始めた。なるほど、それで機嫌悪かったのだ。本当にキヨちゃんはよく家を掃除する。私は日々の事も十分出来ないので、私の代になったら家がボロ屋になるんじゃないかと言うキヨちゃんの心配も否めない。
 しかし、休みに出来る事はボツボツしているつもりだが、今日だってほとんど雨である。その雨の合間に掃除をするキヨちゃん。仕事している者には無理な相談だ。
 まあ、黙って聞いていたので、今日は喧嘩にならずに済んだ。私もくりりんも、多分、自分たちの代になったら、ボツボツでも家に事をするだろうとは思うが、キヨちゃんの代にキヨちゃんの思う通りには出来そうにない。
 言うだけ言ったら気が済んだのか、それからは嵐に夢中だった。VS嵐は3人とも楽しめるので団欒にもってこいだ。しかも、今夜は松潤大活躍で、キヨちゃんご満悦だった。
 その後私は台所に。片づけが済んでから、一緒に昭和歌謡を観た。若い頃はそれほど思わなかったが、今聞くとやはり美空ひばりなどは心に響く。おかげで22時近くまで3人でテレビを見てしまった。
 同時進行で、明日の夕飯のおかずを1品だけ作った。明日も月末なので早く帰れるか分からないからだ。
 さて、明日は食べてくれるだろうか???

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コメント (2)
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